2020年10月 7日 (水)

コロナ禍で少人数学級のよさがわかり変えていくよい機会

7月から8月にかけて行った森孝中学校区の小学校統合計画アンケート。117通の返信(8月末まで)をいただきました。

ご回答いただいたみなさんに感謝申し上げます。

アンケートでは統廃合計画についてのご意見について、こちらで用意した意見例にチェックを入れる形でお聞きしました。

 (117通の内訳: 地域住民71人 保護者22人 未記入24人) 

一番の特徴は、コロナ禍で少人数学級のよさが保護者も地域の住民のみなさんも賛同者が多いということではないでしょうか。

そしてこどもの安全が第一であるということで、統合することによって通学距離が長くなることでの交通安全確保、熱中症への心配があるということではないでしょうか。そして、昨今の豪雨災害発生などから避難所としての小学校の防災拠点は必要だという意見が多数となっているのが特徴ではないでしょうか。

自由記述欄には、みなさんコロナ感染拡大の中で少人数教育が必要だという意見が多くみられました。

特徴1.「少人数学級の方がはきめ細やかな教育ができる」70人回答(60%)
                保護者22人中16人回答(73%) 

特徴2.通学路の安全性についての懸念表明が72人回答(62%)

  「通学距離が長くなるので、交通安全や熱中症などが心配である」

            保護者も懸念22人中14人回答(64%) 

特徴3.「現在の小学校は地域交流や防災拠だからなくすべきでない」62人回答(53%)

保護者も同意見22人中11人回答(50%) 

特徴4.「クラス替えができないと人間関係が固定化するから統合すべき」29人回答(25%)

    保護者は22人中8人(36%)

クラス替えができなくても実害はない  51人回答(44%)保護者は22人中10人(45%)  

 

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森孝中ブロックの3つの小学校を守れ

   2019年3月に名古屋市は小規模校の統廃合計画を策定した。

クラス替えできない小学校は統廃合をすすめるというものである。 私の住む守山区では森孝東中学校の地域にある3小学校が小規模校であるとして3小学校を一つの小学校に統合し、そして森孝中学校との小中一貫校にする計画を打ち出して、今年、1月下旬から2月はじめに地域説明会・意見交換会を開いた。

3つの小学校を統合すると様々な問題がでてくる。小規模校がなぜいけないのか、今の小学校で何か問題が起きているのかと質問がでて、参加者は納得した人は少なかったように思った。そうこうするうちに新型コロナウイルスの感染拡大で全国一斉休校。コロナ感染予防からこどもたちの学校での身体的距離を確保するには、少人数学級が良いことは誰もが納得することでしょう。

そんな中で、名古屋市は小学校統廃合の計画を粛々とすすめようとするのか、6月に1月末に行った学校統廃合の森孝地域での説明会の開催結果をホームページで好評し、地域でも地域回覧がされた。それで、これはコロナ感染拡大で統廃合計画は止まったのではなく、進めようという教育委員会の動きに対応しようと、私たちは、森孝地域に学校統廃合計画がすすめられようとしていることを知らせ、私たちの対案として少人数学級こそこどもたちが安心できる学校ではないかと、チラシを作成し、全世帯に配布をしました。そして統廃合についてのアンケート用紙も返信用封筒を添付しました。

1 2 そうしたら、8月下旬までに100通を超えてアンケートの返信が届いたのです。

 

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2013年11月 3日 (日)

敬老パスの充実を求めて力を合わせましょう

地下鉄の駅がない守山区は名鉄やJRという公共交通が大きな役割を果たしています。

忙しく活動をしている私は、守山区内は車で走り回ったり、近所は自転車。名古屋市内での行事がある時は、藤が丘まで徒歩、そして地下鉄利用。守山区から市内に出かけるときは、名鉄で栄まで行き、地下鉄にのりかえ。大曽根からJRで金山。交通費は市内の中心部に住んでいる人に比べてたくさんかかっているかと思います。その点からすると、敬老パスがもらえる年齢になれば、名鉄やJRでも使えるようになれば、嬉しい。名鉄瀬戸線沿線に住んでいる守山区民の多くの方は同じ思いではないか。

敬老パスは名古屋市民の宝。制度の見直しが社会福祉審議会で行われ、市長に、「負担金の引き上げは避けられない」とする答申が出されました。答申では、「高齢者人口の増加を踏まえ、敬老パスの持続可能性とサービスの質を担保するため、負担金の引き上げを提案する」と、新聞報道。この答申を受けて、河村市長はどう提案をするか。河村市長は先の市長選挙後に、敬老パスの継続と利用拡大を明言している。9月の定例会見で「引き上げはできるだけ避けたい」とも話している。

敬老パスは、名古屋の宝。若い人も敬老パスは評価をしています。高齢者の健康維持と生活に欠かせないもの。経済効果は316億円。負担金を引き上げたら、敬老パスをもらえなくなる人が出てくるでしょう。

敬老パスの利用拡大、名鉄やJRでも使えるようにしてほしいと願う守山区民のみなさん、敬老パスの充実をもとめて、力を合わせましょう。

10月31日に敬老パスの充実を求める守山の会(仮称)の準備会を行いました。

準備会には、年金者組合の方や、小幡学区、廿軒家学区の市民の方が参加されました。

11月市議会に向けて、名古屋の宝・敬老パスの存続を考える会のとりくんでいる『敬老パスの現行制度を守り充実を求める要望書』の署名にとりくむことを決めました。

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2012年10月26日 (金)

守山市民病院の民間譲渡募集で応募がありました。

本日、守山市民病院を守る会で名古屋市病院局に出向き、守山市民病院の民間譲渡についての再公募の結果を聞きに行きました。

担当職員からは、応募があったことは確認できましたが、応募者の数は教えていただけず。

来週29日には、応募者についての選定委員会が開かれるのは、間違いないということでした。

とりあえず、応募者があり、それはよかったということですが、どんな医療法人なのか、選定委員会に参加したいです。が、それも、事業者の情報保護のためには、非公開で選ばれるのは、悔しい限りです。

10月中には、選定結果を踏まえて、譲渡先は公表するという病院局の職員の話。決まったら、できるだけ早く、名古屋市も入って、医療法人から、どんな病院運営をしていくのか、住民説明会を開いてもらいたいものです。

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2012年9月25日 (火)

守山市民病院の民間譲渡再公募

地域に総合病院があるのは大事な住民の安心ではないでしょうか。

守山市民病院の医師不足によって、名古屋市は市民病院を運営する責任を放棄し、民間に病院を売り渡すことになってしまった。今守山市民病院を長く利用されてきた方は、本当に不安と困惑をされている。河村市長は「民間のほうがサービスがいいかもしれない」と安易に発言していた。どれだけ市民が守山市民病院の先生にお世話になって利用してきたかということを、この間の病院説明会の時にお聞きしてきたことでしょう。

現在守山市民病院の譲渡先の再公募が開始され、10月24日まで応募受付となっている。

「高齢者にやさしく、地域の方々が利用しやすい病院の運営」という譲渡の理念は、変わらない。買い手が見つからず、変更されたのは、応募者の資格を有床診療所で愛知県内から全国に広げたことそして、病院の取壊し・改修費用を建物の販売価格(4億4千万)の範囲で名古屋市が負担するという条件変更です。最初に病院を買おうという意思を表明したところに、何がネックで応募できないのかを病院局が聞き出して、市がなんとしても病院の買い手をみつけるために、名古屋市の負担を提案してきた。この条件変更はもう限界ではないかと思う。

現在、私たちは、この再公募で応募者があるのかどうか、なかったらどうなるのか?見守るしかないのであろうか。緩和ケア病棟も2009年に開設されて3年目なのに、ひきつぐ医療機関、医師がいないのであろうか?是非続けてもらいたい。

私たちの市民病院に、一人でも多くの医師が来てもらえるようにと願うばかりです。

名古屋市は住民のいのちと暮らしをまもる自治体の責任をはたすように、守山市民病院の民間譲渡について、病院局まかせにせず、健康福祉局なども地域医療を守るために力をつくしてもらいたいと思う。

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2012年5月28日 (月)

病院がなくなっては困る

Byouinmejunko守山市民病院の民間譲渡が3月下旬に議会で決まって2カ月。名古屋市が河村市政になってどんどん公的責任の放棄、市民病院の民間売却・指定管理がすすめられている。地元の市議は一人も市民病院の売却に反対せず。市議会で反対したのは共産党の市議5人。

私は守山市民病院を守る会の一人として、地域の医療を守ってきた市民病院を守るために運動してきたが、本当に悔しい思いです。

民間譲渡を撤回させることは、この時点で困難であるが、住民の要望を聞き入れた民間病院が実現できるように、あらたな段階の運動をすすめていきたい。

Dsc_0005_640x469名古屋市が民間譲渡にあたって高齢者にやさしい病院、地域の医療需要を考慮した病院をめざしていくという基本方針を明らかにした。少しでも利用者の要望・意見を反映させたいということで、市民病院守る会では5月14、15、16日と病院の前でアンケート活動を行いました。

アンケートを患者さんに呼び掛けると、「民間に何を要望してもしかたない」「病院がなくなっては困る」「先生にみてもらえなくなる」とアンケートに対する反応は様々でしたが、ほぼその日の患者さんは9割ぐらいは協力していただけました。200人の方が回答していただき、募金も12460円もありました。

Dsc_0001_640x430アンケートの第一項目は、診療科目の希望ですが、内科が最も多く、外科、整形外科、小児科、泌尿器科、眼科・・・・・と現在の診療科目の存続を望む結果でした。

アンケートでは、今かかっている医師に引き続きみてもらえなくなるということの不安が大きくあり、病院がなくなってしまうのではないかという不安もありました。

民間になると、経営優先で高額診療にならないかという不安も一部ありました。

Dsc_0017_640x416災害時に民間病院で対応できるのか、救急医療への期待もありました。

小児科の入院できる施設を望む声もあり、人口が増えている守山区では、高齢者にやさしい病院だけでは、だめで、小児科、産婦人科の医療重要にこたえる病院を求めていくことが大事だと強く思いました。

アンケートの結果を病院局に届けて、住民の声が生かされた病院づくりをもとめていきたいと思います。

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2012年2月28日 (火)

守山区制50周年の年に守山市民病院を廃止してよいのか!

守山区のマスコットキャラクターのモリスが今日の新聞に載っていました。来年は守山区が誕生して50周年。そんな記念すべき年に、守山市民病院を廃止するなんて、とても区民は納得できない。

2月議会に提案された守山市民病院の廃止条例。区民全体に今の守山市民病院の医療の状況、なぜこのように医師が減ってしまったのか、市民が見捨てたわけではない。医療が提供されなければ、市民が離れていく結果となっている。今は、区民が不便に感じながら区外の病院に行っているのではないか。

これから予想される巨大地震。地震などで守山区が孤立したら、誰が私たちの命を守ってくれるのでしょうか、今でも不安な状況です。医師が半減し、手術もできない守山市民病院になっています。それを再生するには、区民の知恵と力を合わせることが大事ではないか。病院局も市民といっしょに、市民病院の医師を増やす計画を作りましょう。困難だとあきらめないでもらいたい。

3月5日には、共産党の山口清明議員が守山市民病院の再生のための提案を本会議で行うというので、みんなで傍聴に行きましょう。河村市長の南京虐殺の否定発言の撤回をもとめて、山口さんは質問する。午前10時からです。

市議会、財政福祉委員会では3月8日午後、12日午前10時、14日午前10時と病院局関係の予算と議案の審議がされます。ここで守山市民病院の廃止条例が取り上げられる。この委員会も傍聴か、ネット中継をみましょう。

地域医療を担う市民病院。中規模の急性期の総合病院が守山区には必要です。民間譲渡したら、そうした地域医療を担える保証はない。

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2012年2月22日 (水)

守山市民病院を残して!

2月20日の市議会に河村市長が守山市民病院の廃止条例を提案した。金持ち減税の財源づくりの一環としての行革で守山市民病院の民間譲渡や志段味図書館の指定管理制度導入である。市民の命と健康のための病院、それを赤字だからと民間に売り飛ばすのは、許せない。

市民3分間議会演説というのが議会改革のひとつで実施されている。是非とも守山市民病院について生の声を聞いてもらおうと、演説の申し込みをしたが、応募者多数で私は、はずれてしまった。私の知っている人は3人が演説できることになった。27日午前10時から財政福祉委員会でこの3分間演説が7名行われる。4名が守山市民病院の廃止に反対する内容。私も傍聴に行く予定です。

今日は、守山市民病院を守る会の幹事会でいろいろと、区政協力委員長さんや市議会の議員要請の打ちあわせをし、半日かけて、”順子だより”を作成、印刷しました。

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2012年1月11日 (水)

赤字でも市民が必要とすれば病院を守るべき

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市民病院の周辺地域にこのチラシを配布して、民間譲渡の説明会に皆さん是非参加してくださるように、お知らせしました。

地域には説明会の回覧が回っているようで、隣同士でご婦人2人が話をされていたので、病院がなくなったらどれだけ困るか、みなさん是非参加してくださいねと声をかけました。病院の中での昼間の説明会に参加したいと、事務所に電話がかかりました。若いママがお子さんが病気で東市民病院に入院して、車で行くことができず、タクシーを使っていったというお話を聞きました。小児科の医師が減り、小児科の入院もできない状況になっています。医師を配置して、総合病院の機能充実が大事。民間譲渡では、そういう医療は提供できる保証はないでしょう。

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2011年9月18日 (日)

災害医療の拠点として守山市民病院は充実を

名古屋市は新しい市立病院改革プランを策定し、その中で守山市民病院は、抜本的な見直しをはかるとしています。名古屋市は5つの市民病院がありましたが、医師不足の中で、病院の再編計画をすすめ、2つの医療センターに医師を集中させる一方で、城西病院の売却と緑市民病院の指定管理制度をすすめ、医療機能の低下を招いてきました。守山市民病院も現在は、病床が半減され、手術ができない、診療所になりつつあります。利用者から、守山市民病院がなくなっては困ると、病院の存続を求める声が広がってきました。河村市長は、企業を外からよびよせ、市民のための減税といいながら、金持ち減税と企業減税で福祉を削ってきました。守山市民病院を市民の命を守るための病院として充実させてほしい。市民病院の存続を求めて、守山市民病院を守る会で、あらたに病院の存続と充実をもとめる請願署名に取り組み始めました。

9月12日から3日間、病院前での署名にとりくんだところ、”病院がなくなるんですか?”と聞かれ、”市は抜本的な見直しと言っています。城西病院や緑市民のように、売却や民間委託では、本当に必要な医療がうけられません。”と対話がはずみ、”がんばってください”と署名してくださるかたもありました。3日間で約500筆の署名が集まりました。Photo Photo_2

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