安全・安心の給食を守りたい!
名古屋市は、4月から名東区の西山小、緑区の大清水小、中川区の荒子小の3校で給食調理業務の民間委託の実施することを11月に決めました。
市の退職者不補充という方針により、給食調理員を減らし、限られた人員で安定的に給食を提供するためというものです。
1月23日西山小で給食民間委託の説明会が行われました。説明会では「給食の材料は変わりません。調理・洗浄・清掃の業務を委託するだけです。人員を柔軟に配置していくことできめ細やかな対応が可能」と市は説明。保護者から「業者は大量調理の経験のある人が選ばれるのか」「経費少ないところが選ばれると業者が衛生検査など業者の負担となって安全面で不安」「4月まできちんと引き継ぎできるのか」「安全面でどうやって評価するのか」と、安全面での不安の声が出されました。「給食が今よりもよくなるといういいところが全く伝わらない」という意見に同感です。
1月28日大清水小でも保護者への説明会が行われました。「民間の人で質の低下が心配。」「アレルギーがあるので、全スタッフにアレルギーについて高い意識をもってもらいたい」「4月までのひきつぎまにあうのか」「コスト削減を食にもってきてほしくない。」
教育委員会は、こうした保護者の不安の声に対して、きちんと説明をすべきではないでしょうか。
安全・安心の学校給食は直営でこそ守られるのではないでしょうか。
調理員のみなさんは、調理を通して、こどもに食の大切さをつたえる重要なしごとをしておられると思います。
調理員が変わるだけだと教育委員会は説明します。一番大切な部分を民間委託して安全・安心な給食はできるとは思えません。衛生管理や味付けなどの点検は栄養士(または栄養教諭)さんが行っても、指示・命令は行えません。
なごやの学校給食をよりよくする会のみなさんたちにより、民間委託撤回を求める請願署名運動が始まりました。署名にご協力ください。
みんなで直営の給食を守りましょう。(写真は、西山小の給食調理室)
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