人件費を削って、市民サービスがよくなるはずがない
志段味図書館に指定管理者制度を試験的に導入する地域説明会が開かれました。
1月30日と2月1日の説明会に参加しました。パワーポイントで説明をして質疑が行われました。なぜ、指定管理者制度を導入するのか理由は、名古屋市の財政がきびしいために、このままの運営を続けることは困難であるから。市民サービスの向上と効率的な運営を行うのだという。職員はこれは、相反する矛盾することのようですが、といいながらの説明。
人件費を年間1000万円も安くさせて、そのお金を図書の充実に使うという。新たなサービスをたくさん説明提案があったけれど、職員を多く配置するわけでもないし、よく聞いているとボランテイアさんで新たなサービスを充実するように思いました。
図書館の職員の資格や人数について、質問をしましたが、司書資格のスタッフは少しはふえるかもしれないですが、人件費が1000万も削って、図書館の仕事がその目的にふさわしく行えるのかと、疑問に思いました。なぜ、民間にまかせるのか?
どうしても、最初の説明が納得がいかない。安価な職員ばかりで、図書館を運営しようということが、理解できません。指定管理者制度は、4年間の契約で、不安定雇用労働者を増やすものです。司書の方も図書館の仕事を続けてこそ、それが、図書館の充実につながっていくのじゃないかと、私は思います。
おもしろい名古屋とか、SLを走らせるとか、天守閣とか、そんなことより、図書館を充実させることが大事じゃないかと思います。
指定管理者制度について、どのように4年間試行運営されて、検証を行うのか、検証基準を明確にさせていく必要があると思います。
明日、2月3日は午後1時30分から2時30分まで志段味地区会館集会室で指定管理者制度導入の3回目の地域説明会が開かれます。みなさん、参加しませんか。
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