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2014年6月30日 (月)

閣議決定はやめよ

安倍政権は7月1日に集団的自衛権を明記した憲法解釈の変更の閣議決定を狙っています。
 集団的自衛権の行使を認めれば、戦闘地域に自衛隊が派遣され自衛隊員の血が流れる事態はまぬがれません。そんな危険な戦争する国にしてはなりません。国民多数が集団的自衛権に反対しているにも関わらず、国民と国会そっちのけで、一内閣が憲法解釈の転換をするのは許されません。
 閣議決定反対、集団的自衛権反対の声をあげましょう。
7月1日午後6時から7時 小幡駅前で 閣議決定に反対する抗議宣伝をやります!
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集団的自衛権の危険が明らか!
☑戦闘参加を想定しています
 安倍首相は「武力行使を目的とした戦闘には参加しない」と繰り返します。
ところが「武力行使はしない」とは一切いいません。戦地での自衛隊派兵を狙っ
ているからです。 閣議決定案は「我が国の存立」にかかわる機会には武力行使が認められるとして、正面から海外での戦闘参加を想定しています。
 同時に、自衛隊の活動は「非戦闘地域」「後方支援」に限られるとした歯止めを外すことで、「戦闘地域」での後方支援を可能にしようとしています。
 自衛隊の「後方支援」について、現に銃弾が飛び交う「戦闘現場」でなければ、従来の「戦闘地域」であっても派兵し、米軍などへの「後方支援」を丸ごと可能にしています。いったん戦地に足を踏み入れれば、後方支援であっても相手からの攻撃を受け、戦闘になることは明らかです。結局、米軍主導の戦闘にズルズルと引き込まれ、自衛隊員の血が流れる事態は避けられません。
☑自衛隊を中東にも出すつもりです
 安倍政権がやりたいのは、集団的自衛権の行使だけではありません。国際的な武力制裁である多国籍軍や有志連合に自衛隊が参加することです。それを「集団安全保障」という名目で正当化しようとしています。閣議決定案はこの言葉を隠しましたが、集団的自衛権行使に向けた政府の想定問答集は、集団安全保障でも「『武力の行使』は許容される」と、ちゃんと書いてあります。中東で事が起きて石油が来なくなることを「我が国の存立が脅かされる明白な危険」といって、中東に自衛隊を出すつもりです。
 多国籍軍とは例えば、米軍が中心のイラク戦争やアフガニスタン戦争に、米軍と一緒に参加した国々の軍の集まりです。イラク戦争のときは、参戦した英国軍は179人が犠牲になりました。集団的自衛権でも集団安全保障でも武力行使ができるとなれば、できないのは侵略戦争だけです。これでは、憲法9条をもっている意味はなくなります。

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2014年6月21日 (土)

リニア新幹線計画での省庁交渉

6月12日、東海4県の共産党県委員会共同のリニア新幹線問題政府交渉が行われました。交渉には県議や県議候補、市議、市議候補など愛知・静岡・岐阜から25名が参加。Photo

私は、リニア新幹線が守山区の瀬古地域の真下を通るために、住民から不安や疑問が出されており、住民に対してJRが説明をしないまま、工事着工させてはならないという思いを政府に直接言わねばという思い交渉でに参加しました。守山の瀬古地域で短期間にとりくんだリニア新幹線計画凍結の署名237筆を国土交通省の担当職員に提出しました。Facebook_1789817851
共同の要望書は29項目。JRまかせとせず、住民の疑問や不安に真摯にこたえ、国が責任をもって指導するよう求めています。
要望は残土処理計画が示されない環境影響評価は認められない、地下水脈切断の生活や農業への影響、非常口からのトラック台数の総量と時間帯の計測、大深度地下でないルートの地上権が及ぶ住民への説明責任、希少動植物の保護など工事にともなう問題や、電磁波、エネルギー浪費型の交通体系、地下駅の浸水対策、南アルプスを貫くトンネルが断層を通り、地震対策はどうかなど供用後の問題まで幅広い分野におよびました。

○亜炭廃坑問題

 工事により土地の陥没被害がおきた場合に、基金で埋め戻すと述べましたが、リニア工事が原因である場合は、JRの責任でもどすことになると、経産省はこたえた。事故が起きてからではなく、亜炭鉱を把握する。空洞調査地質調査をする。

○残土処理

 国土交通大臣の環境影響評価の意見の作成過程で詳細は答えられないとしながら、土砂の流出については周囲の環境管理計画を作成し騒音・振動・環境影響についてモニタリングを実施して保全措置が講じられるように、指導をしていく。発生土の再利用はコメントできない。

*くれまつの意見
名古屋市守山区はリニアの沿線。工事車両の通行は、1日最大256台と聞いている。

  工事車両の通行による大気汚染・騒音・振動など生活環境の悪化が心配されている。JR東海に対して、住民の不安を解消せずに、工事着工の認可をしないでもらいたい。工事着工の前に住民説明会を開くように指導をしていただきたい。

*今後の工事着工までの流れ 

環境大臣意見が国土交通大臣に提出。

国土交通大臣が7月22日までにJR東海に意見書提出。

JR東海が補正して評価書を公表。

JR東海が国土交通大臣に実施計画書の申請。

国土交通大臣が建設認可

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*リニア新幹線は自然破壊・環境破壊、電力浪費、採算性の見通しもない、電磁波の影響の不安、残土処理による環境破壊への不安、住民への説明がなされず、合意もないまま、工事を着工してはならない。計画は凍結・撤回させていくとりくみが大事。

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2014年6月 7日 (土)

あいち平和行進2014

6月5日あいち平和行進2014 瀬戸・尾張旭・守山コースに参加し、みなさんから平和へのあつい心意気をもらいました。

私の役目は、守山区役所への表敬訪問。事前に守山区役所に区長さんあてで平和行進への激励・署名などの協力のお願いをしておき、当日は東京から広島まで通して行進される竹田さんとあいち平和行進の通し行進者の岡田さん、地元であいち平和行進の第1回目から参加されている大島良満さんの3人を区役所にお連れしました。区長は出かけていて都合がつかないとのことで、総務課長、庶務係長さんが対応していただき、個人的に核兵器なくす交渉開始をもとめる署名とペナントに協力していただけました。名古屋市が平和首長会議に参加表明をして初めての平和行進ということなので、市の行進への理解・協力をもとめましたが、区として判断して対応はできないという相変わらずの返答でした。被爆の実相を市民に知ってもらう被爆パネルを区で購入して市民に見てもらうことができないかと要請しました。これまで、戦争展に市民がとりくんできたが、区役所を使えないだろうかと要請をしましたところ、総務課長さんは、相談に応じてもらえそうな、感触を得たのは、よかったと思います。

あいにくの曇り空で、途中で雨が降り出し、みんな大雨にならないように祈りながら、瀬戸街道を守山自衛隊をめざして、沿道の人に声をかけて元気よく行進できました。
カンパ隊のみなさんは、街道沿いのお店や住居を1軒づつ訪ねて、署名やカンパのご協力をお願いされていました。この瀬戸・尾張旭・守山コースはカンパも署名も多く集まるコースで、この日も署名は538筆、カンパは56592円(プラスアルファ1円玉がいっぱい入った封筒)集まったとのこと。
私は、喜多山の事務所のあたりから、守山自衛隊、守山生涯学習センターまで歩きました。瀬戸街道沿いのアパートのベランダから若い女性が手を振ってくれたのは、うれしかったし、ご近所の方が今年で2回目ですと参加されていたり、コープあいちの元職場の同僚に会えたのも、うれしかったです。核兵器もない世界、原発のない世界、戦争のない世界をこどもたちにひきつぎたい。その思いで歩きました。守山区役所や水道局で働いている若いみなさんも休みをとって行進に参加されていました。若いひとにもっともっと参加してほしいなと思いました。
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守山生涯学習センターは行進の終結点として、集会が開かれました。
今回グアム島の北にあるテニアン島から参加したアーサーさん(若い男性)が、終結集会であいさつをされました。核兵器のない世界をめざして日本の皆さんと連帯してたたかいたいという思いで参加されていました。街の中に自衛隊があるのに驚いておられました。
みなさん、お疲れ様でした。一歩でも二歩でも、どこからでも出入り自由のこのコース。明日8日は名古屋市内であちこちで行進があります。是非 参加しませんか。
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2014年6月 4日 (水)

リニア新幹線計画今なら止められる

リニア新幹線計画、2027年東京名古屋間を40分で結ぶ夢の超特急ともてはやされています。何のためにつくるのか?9兆円もかけてJR東海の社長は、採算はとれないというのに、なぜやるのか?

東海道新幹線の年間輸送人員はこの20年間横ばい状態。輸送がひっぱくするわけでもない。

電力を大量に消費するリニア。従来の新幹線の3~4倍。今いかに省エネで電力消費をおさえたエコ社会をめざすべきなのに、電力浪費型リニア新幹線は、時代遅れの技術。

そもそも、名古屋東京間1時間が40分に短縮されて、何のメリットがあるのか?その20分のために莫大なコストをかけて。地下トンネルを走っていくわけだから、地下鉄新幹線が魅力はない。

地下40mの長いトンネル工事で環境破壊、地下水脈を切断する心配。大量の土砂の廃棄場所も決まっていない。

安倍政権の成長戦略に位置付けて2045年に予定していた名古屋大阪間の開業を国家プロジェクトにする話がでてきた。

JR東海は公共交通として国民の要請にこたえる自覚が欠如していると言わなければならない。9兆円もの巨額なお金をリニア新幹線につぎこんだら、東海道新幹線の耐震化工事が遅れる。沿線住民がリニア新幹線計画に疑問をもち、懸念をし、反対している。沿線自治体がJR東海に提出した環境影響評価の意見書に対して納得のいく説明がなされていない。

守山区の瀬古地域の真下を通るということで、リニア新幹線を考える守山の会でリニア新幹線計画の凍結を求める署名運動にとりくみました。私も、地域訪問をしたところ、署名に応じてくださる方は、半分ぐらいでした。100筆ぐらいの署名が集まりました。

環境破壊、採算もとれず、何の大義もないリニア新幹線計画は、今なら撤回できます。

署名にご協力ください。「001.jpg」をダウンロード

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