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2014年4月23日 (水)

リニア新幹線の大深度地下説明会

PhotoJR東海が開いたリニア新幹線計画の大深度地下利用に関する事業者説明会(4月22日午後2時から3時過ぎ、名古屋市芸術創造センターのホール にて)に参加しました。

事前に事業概要書を手に入れていましたので、JR東海がリニア新幹線計画についてどのように住民の質問に答えるのか、たった1時間でアリバイ的に答えるのだろうなと思いながら参加してきました。

大深度地下というのは、誰も使うことのない深い地下を、公共的に使用できるという法律が作られて、地下40m以下の場所は、地権者に補償はいらずに、使用できる。リニア新幹線も地下40mのところにトンネルをほって走らせる計画です。

愛知県は春日井市、守山区瀬古(瀬古三丁目、瀬古東三丁目、瀬古1丁目)、北区、東区、中区まで20km、地下40mから100mの平面図、縦断図をもとに説明。非常口を掘って、横にトンネルの穴を掘っていくなどと説明。環境影響評価書を完成させて、国土交通省に工事着工の申請をし認可が下りれば、住民への説明会を開くという話が20分ほど。

参加者は、背広姿のビジネスマンが多数しめていて、JR東海が動員をかけているのかと思うような雰囲気でした。市民はその中にちらほらというところ。守山区の知り合いは数名。

質問は、もっぱら沿線の住民が7名だったと思います。西区のあたりは工事の影響はあるのかどうか、中村区は引き込み線が作られるというが、本当なのかどうか、環境破壊、新幹線の3倍も電力消費になると聞くがどうか、トンネル掘って出てくる残土はどこに持っていくのか、どんな処理をするのか、守山区瀬古は沿線地域であり、不安を感じている住民がいるので、丁寧な説明会を開いてほしい、などと時間が足らなくなるほど、住民の質問が続きました。

JR東海は、事業の必要性については、新幹線が経年劣化していくので、二重系列化が必要だと説明した、電力消費については、航空機と比較して電力消費は少ないといい、あきれる説明をしていた。

磁界は、イクニルプの基準が国際基準であるとし、その基準値以下にしていると返答。

残土は、愛知県と調整中であるので、今の段階では説明できないということでした。

質問者が、まだ聞きたいことがあるのに、終了時間を過ぎているとして、質問を打ち切ってしまいました。

今回は、大深度地下の工事に限った説明でしたが、そもそも、9兆円にも及ぶリニア新幹線計画の必要なのか、採算性もない事業で、工事も本当に予定通り進むのか、こんな事業なぜやるのか、JR東海がやることだからと国民の疑問に答えずに勝手にすすめていいのか、と、ますますこの計画は凍結すべき事業であると思えてなりません。

今回の説明会で、JR東海は、環境保全事務所(名駅桜通り口交通ビル8F)で回答をするからご意見のある方は、どうぞ来てくださいと言っていました。さっそくそこにできるだけ市内でいろんな団体が出かけていき、細かく沿線住民への説明会をやらせていき、工事申請を遅らせていかねばならないと思いました。今回は、名東区、守山区、西区、中村区の住民、岐阜県の住民が質問をしました。

沿線でない市民のみなさんにも、関心をもってもらえるようにする工夫が必要です。

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2014年4月22日 (火)

さよなら原発 飯田エコツアー

女性後援会で「くれまつ順子さんと行く飯田エコツアー」に参加してきました。

後援会のバス旅行は、自然を楽しみ、交流を深める、そして脱原発、太陽光発電などの自然エネルギーについて勉強する、新鮮な野菜果物などのお買いものができるという楽しさ満点です。

天気予報が傘マークがついていましたが、雨はあがって、暑くもなく、寒くもなくよい天気に恵まれました。

長野県飯田市に向かう途中には、ピンクや赤、白のコケモモの木々、紫のつつじ、山桜を楽しみ、最初についたのが、「風の学舎」。化石燃料を使わず風変わりな手作りの家。屋根には太陽光パネルが22枚。4人家族で1年分の電気をまかなえるという。雨水をためて、ろ過をして、トイレの流し水につかっているという。太陽熱温水器も設置。家の中は、料理用ストーブやいろりがありました。施設を見学して家の中では、スローライフの勉強です。001blgPhoto

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原発事故以後、自然エネルギーの道に踏み出したドイツの話、高層ビルが林立する日本との対比で環境にやさしいヨーロッパの国々の写真を見て、うらやましく思いました。

住宅には自然エネルギーの熱利用をもっとすべきだということとか、自然エネルギーで自給自足すべきとかという話でした。このような家に、みんながくらせるには、どうしたらいいのか。

お勉強のあとは、地域のおばちゃんたちによる手創りのお弁当をみんなでいただきました。うど、せり、うこぎなどの山菜がたっぷり入っていました。

昼食後は、二つ目の見学地点、メガソーラー。中電が設置していますが、風の学舎の平澤さんが、メガソーラーまで道案内し、太陽光パネルの説明までしてくださいました。4700枚のパネルで1000kw(=1メガワット)の発電が可能。この日は、くもっていたので、半分ぐらいの発電でした。

409kwで250軒分の電力が賄えると表示されていました。Megasora_iida

Photo_6Photo_7太陽光パネルの設置をしたばかりのMさんは、熱心に質問をされていました。

中電は、世界一危険だと言われている浜岡原発は再稼働をさせず、廃炉にする道を選ぶべきです。そして風力とか太陽光発電に力を入れてもらいたいと思いました。

エコツアーの3つ目の地点は、JAのりんごの里で、飯田産の山菜などのお買いものをして、守山に帰りました。私は、山菜のうこぎとなめこ、安曇野産のわさび、信州りんごチーズタルトを買いました。

帰ってから、風の学舎でいただいた資料に「環境・自然エネルギー見所マップ」があり、それを見ると、飯田市の自然エネルギーや森林資源の活用、生ごみたい肥施設、景観などがいっぱいあるのがわかり、また、違う施設を見てみるのもいいなと思いました。

企画を立案してくださったNさん、バスを運転してくださったTさん、学舎で説明をしてくださった平澤さん、ありがとうございました。

 

 

 

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2014年4月11日 (金)

東谷山フルーツパークのしだれ桜

森林公園方面から車で東谷山フルーツパークに出かけました。14日までしだれ桜まつりが開かれています。園内1000本というしだれ桜。大勢の方がその美しさを満喫しようとカメラで撮影。

Migotonasidaresakura Ujyousidaresakura Junkoblg SakuranamikiSakuraupSakuratoPhoto青空にしだれ桜の淡いピンク色が生えて、感動。

園内は、本当によく手入れされていると思いました。

大道芸や青空市、野菜・果物市もにぎわっていました。

入場料は無料。駐車料金は500円。

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2014年4月 4日 (金)

消費税大増税やめて!

増税直前の3月31日小幡駅で消費税増税やめて!と宣伝。いつもはチラシの受け取りがまばらなのに、増税はだめというチラシだから、反応はよかった。

4月1日は、生玉稲荷朝市と大森駅で同じく増税ストップの宣伝。朝市では、こんにゃく屋のおじさんは、値上げはできないと言ってました。野菜の値段も変わらないようす。大森駅では、スーツ姿の新入社員が大勢駅から降りてきました。新しいスタートの4月。希望に胸ふくらませて、会社に向かうフレッシュマン。がんばってとエールを送る。Sakurablg

3月末までに必要なものはできるだけ買い込んで、生活防衛。4月からは、買わないようにして節約。消費の冷え込み。そうしなければ、暮らせない。物価高、消費税増税、年金は減る。給料は増えない。消費税増税がこれからくらしに覆いかぶさっていくのは間違いない。

圧倒的な国民の反対の声を押し切って増税が実施された。増税実施に黙っていると、来年10月に10%にあげられてしまう。社会保障の充実のためでもなく、財政再建のために消費税が使われるというのは、ウソ。

増税による税収は子育て・医療・介護・年金などのためにすべて使われると、政府はウソ広報を流している。増収分の1割しか社会保障の充実には使われないのは、政府も認めている。なのに、高齢化社会で社会保障の財源は、消費税しかないとNHKも公共放送でキャンペーンをしているが、それは間違いです。

十分負担能力のある大企業と富裕層から税金を集めることをし、大型公共事業の無駄遣いをやめて、軍事費を削り、共産党以外の政治家がもらっている政党助成金をやめれば、当面12兆から15兆円の社会保障の充実の財源をつくりだせると、共産党は主張しています。消費税に頼らない別の道を提案しています。

不況から抜け出すには、国民のふところをあたためる、大企業の内部留保を賃上げにまわすこと、中小企業の下請け単価を引き上げる、正規雇用をふやす労働者派遣法の改正などで経済の好循環を提案しています。

Kanaregawa 消費税増税ストップ!暮らしを守る運動をごいっしょに広げましょう。

黙っていたら、次は10%、15%へと税率が上がる。今、増税やめての声をあげて、安倍政権の暴走ストップさせよう。

増税を行った政権は退陣するのが歴史の教訓です。みんなで、増税中止せよと声をあげましょう。増税法の条文には、経済状況を総合的にみて、停止の措置を講ずることができると明記されています。消費税増税ノー、安倍政権ノーの声をあげましょう。

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