3月20日守山区役所の会議室で、北医療生協の区役所との要求懇談会が開かれました。
医療生協の各支部から運営委員さん、職員などで10名ほどが参加し、区役所側は、各課の課長さん、保健所の課長さんなどが出席されました。私は、守山東支部の代表として参加しました。
医療生協から医療保険制度についての要望や地域要求を書面で要望し、事前に回答文書をもらった上で、医療生協側から、質問や意見を出して、担当の区役所の部署の課長さんから返事をもらうという進め方で、1時間半の懇談でした。
私は、国民健康保険料の引き下げについて、かつて名古屋市は国保料が政令市の中で安かったけれど、一般会計からの繰り入れが減らされて、高い保険料になったことを話し、市民税減税をやめれば、国保料の引き下げをできるのではないか、と意見を述べました。河村市長はぬくとい市民というけれど、国保料の引き下げで市民の負担を減らすようにと発言をしました。国民健康保険は、国が補助を50%から25%に減らし、名古屋市も減らしてきたために、保険者の保険料がどんどん上がっていくようになって、保険料が高すぎて払えない人が増えている。市民負担を減らすのが自治体の役割です。大型開発にお金を使うのを見直せば、保険料は引下げられる。
国保の資格証発行、短期証発行者が増えている問題も、どのように窓口で対応しているのかと、質問が出されました。
また、1時間1本の市バスでは、利用しづらいから、車に頼ってしまう。市民の足として、利用しやすい市バス路線の整備をという意見が出されました。翠松園の地域は、バス停まで距離があるので、小型のコミュニテイバスなどを整備してほしいという意見も出されました。
通学路になっているところで車の交通量が多いことや、通学路の標識の設置などについても要望が出されました。
医療生協の職員から、介護保険制度の変更、要支援1.2の人が市町村に移譲されることについて、名古屋市としてどのような見通しをもっているのかと、市内の要支援1.2の人の人数やサービスの利用状況はどう把握しているのかと、専門家の立場で質問が出されました。
医療生協として高齢者の交流を深めて、介護認定を受ける前の元気な人のたまり場をつくっているので、そういった場所をつくるために援助をしてほしいと、要望が出されました。
区役所の担当職員のみなさんは、区として、すぐに答えにくい質問にも、できる限りの回答はされて、なごやかな懇談でした。参加者の中から、以前は区長が参加してこともあるとの声に、私も、その通りだと思いました。
私にとって地域要求を聞く勉強の場になりました。すみよい守山のまちにするために、議席をとりもどさねばと思います。
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