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2014年1月19日 (日)

リニア新幹線の環境影響評価公聴会

P1000641本日は名古屋市主催のリニア新幹線の環境影響評価準備書に対する意見の概要及び当該意見についての事業者の見解(愛知県)について、名古屋市が意見書を出すために、市民の陳述をもとめる公聴会が開かれました。

陳述人は7名、公聴会の参加者は60名ぐらい?でしょうか。

7名の陳述人は全員が、リニア新幹線計画の問題点を指摘し、白紙にもどせと陳述しました。

JR東海が参加しない中で行われた公聴会。事業者は市民の生の声を聴こうとしないのは、許しがたいことです。

最初に陳述された中川たけお先生は、環境影響評価の部分が、予測条件がでたらめであるなどと、160ページの事業者の見解文を子細に指摘されていました。新幹線公害の訴訟をされてきただけに、9兆円ものお金を使う前に、現在の新幹線の環境悪化対策をすべきだと言われたのに、納得しました。

私は、名古屋市のめざす”低炭素都市”、”生物多様性”、”水の輪復活”という環境都市像に照らして、リニア新幹線計画によって、環境破壊、環境にやさしくないと指摘しました。

在来新幹線の3倍以上の電力を消費するリニア新幹線。私たちは、3.11以後原発ゼロへ、自然エネルギーに転換する道に踏み出す決意をしたはず。エネルギーを浪費するリニア新幹線を選ぶのか? 

愛知県、長野県の山間地に生息するオオタカや湿性植物 など貴重な動植物が生息しています。貴重な生態系は地下水などの微妙なバランスの上に成り立っています。この豊かな生態系を乱しかねないリニア新幹線はCOP10の精神、生物多様性の精神と相容れません。

3点目、水環境、地下水の問題です。リニア新幹線により地下水への「影響はない」とする根拠がはっきりしていません。山梨リニアの実験線の延伸工事で地下水が枯渇した問題が起きました。この井戸枯れについて、原因も究明できていません。市内のルート上にある井戸への影響を具体的に検証すべきです。また、上流部での廃棄土砂の仮置きなども含めた環境への負荷は、下流部の都市住民として容認できません。

名古屋市はリニア新幹線開業を前提にした駅前の再開発をすすめようとしていますが、リニア新幹線が、本当に必要なのか、採算はとれない、赤字だと社長は言っています。

建設の目的に、東京・名古屋・大阪を結ぶ輸送の二重系化をあげています。大規模地震に備えて、東海道新幹線の耐震改修は必要です。さらに代替機能をもたせる新幹線を1本整備するということであれば、その必要性は理解できますが、リニア新幹線は全く技術の異なる新幹線。代替機能は果たせません。また、大規模災害発生時に必要なのは旅客機能ではなく物資の運搬機能です。リニア新幹線の必要性は疑問です。

以上、リニア新幹線計画を白紙にもどすことを陳述しました。010

リニア新幹線計画、様々な問題をかかえる事業。新幹線に乗る機会は少なくても、JR東海の電車を日々利用している私たち守山区民のくらしに大いに関係してくるのではないでしょうか。リニア新幹線のルートは下図の通り、守山区の瀬古地域の地下40mを走るそうです。非常口は庄内川を隔てた春日井市に設置予定です。トンネル工事で出る土砂をどこに置くのか明らかにされていません。

Rinia

 

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2014年1月13日 (月)

原発いらないキャンドルウオーク

003_2東日本大震災が起きたのは3月11日。福島原発が事故を起こして放射能から故郷にもどれずに避難生活をよぎなくされている方は、15万人。この事故は二度とくりかえしてはならない。原発がある限り、放射能の死の灰から私たちは逃げられない。原発を動かせばその死の灰がどんどん増えていく。だから、原発を廃炉にする決断をする。

安倍政権は、福島のみなさんの思いとは逆に原発を再稼働させ、輸出させようとしている。原発をとめるまで首相官邸前で毎週金曜日脱原発の抗議行動が始まった。名古屋では関西電力東海支社と中電本社前で金曜日に抗議をする。私も時々関電前に行ってましたが、関電に行くのは大変だから、守山でもやろうと有志で相談して、昨年11月11日から始まった、原発いらないキャンドルウオーク。12月に2回目をやり、1月に3回目が行われました。

1月11日のキャンドルウオークの参加人数30名を超えました。私のfacebookを見て、中川区からはるばる来てくださったOさん、こども連れのママ、新しい顔ぶれで元気よく、手製のキャンドルをもって”原発いらない、原発なくそう、子どもを守ろう、脱原発”などとコールをして歩きました。100円均一で買った光物が夜のウオークには欠かせません。歩道を小幡ロータリーから小幡宮前まで歩き、引き返して30分少々。誰でも参加できる原発抗議行動です。さらに参加者が増えるように、声をかけていきたい。

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2014年1月10日 (金)

リニア中央新幹線は必要なのかを問うべき

036JR東海が今年10月にもリニア中央新幹線の工事を開始しようとしています。

今ごろ、必要なのかと問うべき時ではないかもしれない。しかし、巨額の投資で日本列島の中央部分にトンネルを堀り、超高速の新幹線を走らせる。この間、住民説明会では、電磁波の影響とか、自然破壊、残土をどこに置くのか、地震が起きたらどうなるのか、様々な質問に対して、JR東海が説明してきたけれど、住民は納得していないのではないか。

日本共産党は、2012年5月17日にリニア新幹線の建設に反対する声明を明らかにしている。

反対理由は①リニア建設に大義がない、国民的な要望も必要性がない

           東京、大阪間の輸送需要が大きく伸びて逼迫するという事情はない。

                 ②国民への多大な負担と犠牲の押しつけが起きる危険性

         9兆円ものプロジェクトであるが、甘い見通しで、建設費もふくれあがり、失

         敗したら、国民につけが回る危険性大。

        ③リニア建設ではなく東海道新幹線の地震・津波対策、東日本大震災からの

         鉄道網の復旧などを行うべき

        ④使用電力は新幹線の3倍以上、エネルギー浪費型社会でいいのか

        ⑤安全性への大きな不安があるー8割がトンネルで大深度地下の走行。運

         転手が乗車せず、事故や火災、地震などの災害から安全を守れるのか、電   

         磁波が人体に与える影響の不安がある。

JRは環境影響評価書を完成させて、もう工事を早くやりたいばかり。リニア新幹線計画を今の段階で止められるのか!止められなくても、見直しはできるのではないか。

現段階は、自治体が意見書を出す段階まできている。名古屋市の意見書を出す前に、市民に意見を聞く公聴会が、18日に行われる。私は、陳述人の申し込みをしました。

リニア新幹線が本当に必要なのか、今一度考えることも大事です。

 

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2014年1月 4日 (土)

100歳のおばあちゃんのむすこさんが入党

0022014年の党旗開きの視聴会は、サプライズでした。

なんと1月6日で100歳になられる長沼福江(よしえ)さんがむすこさんと視聴会にこられたのです。

長沼さんは、昨年共産党が躍進した時に、「100歳まで生きていてよかった。次は3年後の選挙まで生きていたい。共産党が前進するのが楽しみ」と喜んでおられました。その後、党大会を目指した特別期間の大運動で、むすこさんが、「ぼくも入党しようと思っている。」ということで、昨年12月に入党を決意されました。

 長沼さんは、志位委員長の話を聞きながら、うなずいたり、手をたたいたりして聞いておられました。「共産党はずっとまじめな党だ。まちがったことはしていない。もっと躍進するのを見たい。」と感想を述べておられました。

「あと2日で100歳だ。」とうれしそうにおっしゃる長沼さんに、長生きの秘訣をお聞きしました。すると「長生きの秘訣は、毎日赤旗新聞を拡大鏡で読むこと、歩くこと、よく眠ること。」とのこと。100歳まで元気で長生きされてきた長沼さんの姿が感動です。視聴会に参加したある支部長さんは、「安倍首相の暴走に危機感をもつ国民が増えているからこそ、名護市の市長選挙や東京都知事選挙で審判をくだしたい。長沼さんのように、健康で生き生きと活動したい。」と決意を語っておられました。

 私は、昨年安倍首相が国家安全保障戦略を発表した日に、初孫が誕生しておばあちゃんの仲間入りをしました。子や孫の未来を戦争できる国にさせないように、そして、来年の市議選で議席をとりもどすために、1年間元気でがんばる決意を新たにしました。

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2014年1月 1日 (水)

明けましておめでとうございます!

明けましておめでとうございます!
2014年、穏やかな新年がスタート。安倍政権の暴走をくいとめ、みんなが笑顔になるよう、力いっぱい頑張ります〓守山のまちを、元気に活動します!八剣神社の宣伝です!今年も、よろしくお願いします。Imgp0017

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