昨日は市議会財政福祉委員会で、請願の審査が行われるというので、守山市民病院の請願や、市議補選で私が公約にかかげた「名鉄瀬戸線で敬老パスがつかえるようにする」請願の審議の行方を自分で確かめるために、委員会を傍聴しました。
敬老パスについては、敬老パスを守り充実させるという請願と、名鉄瀬戸線で敬老パスが利用できるようにするという請願の2つが、一括で審議。共産党の山口市議が、当局に対して、敬老パスの敬老パスについては、名古屋市が行ったアンケート調査及び日本能率協会総合研究所に委託した調査結果について当局に説明を求めながら「多くの市民が現行制度の維持を求めている、これが民意だ」と市議は訴えていました。また社会的効果、なかでも直接的経済効果は316億円という数値が示されたことについても、当局の受けとめをただし、「費用のことばかり言うが、環境や経済への効果も良く考えていただきたい」と市議は主張。
結果は、正副委員長としては「民間に利用拡大するのは財政的に困難であるので、不採択とする。」という提案に共産党の山口議員が反対しましたが、他の議員は全員賛成し、不採択となりました。
財政福祉委員会には、南区の市議補選で”名鉄・JRで敬老パスが使えるように”と公約にかかげて当選した橋本ひろき氏が参加していたが、橋本氏は、なぜこの請願に反対したのか?守山区の減税日本の富口市議も請願には、不採択の態度でした。
市長選挙や市議補選で敬老パスの利用拡大が民意ではなかったのか?市長も当選後に敬老パスを名鉄、JR、タクシーで使えるように検討すると言っていました。改めて、もっと敬老パスの名鉄・JRへの利用拡大について、大きな運動にしてぜひ実現させていきたい。
守山市民病院の救急医療の充実をもとめる請願については、山口市議が、病院局が民間に譲渡された守山いつき病院について、救急医療や災害時の医療など地域住民の要望を聞きいれた病院として10年間は見守っていくようにと病院局(名古屋市)へ要望する意見が出されました。請願そのものは、打ち切りとなりました。
財政福祉委員会、最初から最後まで共産党の山口市議のみが発言し、他には、民主党の市議しかほとんど発言しない状況でした。
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