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2012年12月29日 (土)

放射能測定器を貸してください

知り合いのパパさんから、今日「ガイガーカウンターを貸してほしい」と電話がありました。

事情をお聞きしたら、埼玉の奥さんの実家に帰省されるので、放射線量を測りたいということでした。小さな男の子を二人育てているご家族なので、空間放射線量が実際にどれくらいなのか、心配なのでしょう。快くパパさんに私の使っている空間放射線量の測定器(堀場製、RADI)をお貸ししました。

原発事故による放射能の放出は止まっていない。福島では16万人の方が避難生活をされている。愛知県にも避難されている方もいらっしゃる。放射能は特に子どもたちの健康被害を与えると言われている。食べものの放射能汚染に気をつけながら暮している。放射能から子どもたちを守るためには、原発をなくすことしかない。

来年2月に瑞穂区で子育てセミナーで、放射能の学習会の講師を引き受けました。セミナーを準備されている保育園のかたから、事前に知りたいことについてアンケートを取っていただいて、その結果をいただきました。次のような質問をいっぱいいただきました。

「東北の野菜や魚介類など家庭で調理したり、食べるときにきをつけることはありますか」

「福島の現状は」「福島の人たちがそこで住み続けなければいけない人たちの苦悩とその実態」「東北に行っても大丈夫」

「放射能の人への影響は」「チェルノブイリとの違いは」「名古屋は福島から離れているので、実際はどれぐらいの放射能があるのか、気をつけることはあるのか」

これらについて、2月3日には瑞穂区でセミナーを、守山区では2月8日(金)午前10時から守山生涯学習センターの第5集会室で放射能の学習会を行います。関心のある方は、是非おこしくださいね。

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2012年12月27日 (木)

自民党は国民に支持されたわけではない

総選挙の結果、民主党政権にノーと審判がくだった。昨日自民党安倍政権が再びできたけれど、国民は自民党の消費税増税、原発推進、憲法改定して国防軍にするという政策に支持をしたわけではない。このことは、自民党もわかっていると思うが、そんなことは、全く無関係で、安倍首相は悪政を増税連合(自民・公明・民主)と改憲連合(自民・維新の会・みんなの党)ですすめようとするだろう。その悪政に立ち向かうのは、国民の力と、共産党。

今回、自民党が多数の議席を獲得したのは、小選挙区制度による。小選挙区制度は、小沢一郎氏が提案して導入されたが、中小政党を排除して、「二大政党」状況をつくりだすものとして作用してきました。選挙を行うたびに過半数の「死票」をうみだす小選挙区制度は、民意の反映に最も不適切な制度。今回、自民党は、4割の得票で8割の議席を占めるという。Photo


自民党は、全有権者の比例では16%しか支持を得ていない。

16


小選挙区では過去最高の死票が3730万票。

3730


小選挙区制度の害悪がくっきりしめされました。

選挙制度は、民意が正確に反映できるかどうか、これが大事です。

日本共産党は、小選挙区制度は大政党に有利となり、5割の死票を出すために民意を正しく反映しないために、小選挙区制度をなくすことを主張しています。衆議院は、現行の全国11ブロックごとの比例代表選挙にすることを提案しています。同時に、3〜5人区の中選挙区制に改革することも、小選挙区制の害悪を取り除き、民意を保証する方向での抜本的改善につながるものとして選択肢にしています。(しんぶん赤旗12/24付けより)

○自民・民主などが主張する比例定数の削減はもってのほかです。これこそ、民意をきりすてるもの。国会議員が身を切るというなら、政党助成金320億円をただちに廃止し、そのお金は復興予算にまわすべきですね。

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2012年12月18日 (火)

ご支持いただいたみなさんにお礼申し上げます!

日本の進路をかけた総選挙が終わりました。

日本共産党は、議席倍増をめざしましたが、現有9議席から1議席へらして8議席に後退しました。今度は共産党しかないと新たにご支持しただいた方には、大変申し訳なく思います。

今度の選挙では、消費税増税をストップさせて、デフレ不況から抜け出して国民の暮らしを守るかどうか、原発の稼働をストップさせて、自然エネルギーの普及にすすむのか、憲法9条をまもるのか、それとも戦争の道にすすむのか、と政策を訴えてきました。

結果は、公約違反の民主党に対する審判はくだされた結果です。一方で自民党が得票数はへらしているけれども、小選挙区で民主より票が多くて、多数の議席を得るという結果になりました。有権者は、自民党の政策に支持をしたわけではないという結果。自民・公明の連立政権が、憲法改正に向けて動き出そうとしている中で、平和を願う国民との矛盾が出てくると思います。デフレ不況からの脱却として国民生活を守るたたかいは、消費税の増税中止であることは変わりません。

どうしたら、共産党を広げることができるのか、支持者のみなさまのご意見、支持されていない方にも、お聞きして、次の戦い、それは守山区の市議補欠選挙にむけて、頑張ってまいりたいと思います。

来年4月には名古屋は市長選挙があり、同時に守山区は市議補欠選挙です。共産党市議団の行なった市政アンケートには、くらしが苦しい、市政に対する不満、福祉・医療の充実、子育て支援の要望が多数寄せられました。その声に応える市政にしていくために、私は、がんばりたいと思っています。

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