2日続けて「放射能と食の安全」というテーマで学習会の講師としてお話をしました。
福島原発事故1年7ヶ月以上経過しています。放射性物質が撒き散らされ、福島県内外の避難者は16万人。この人たちだけではなく多くのこどもたちの健康が心配です。放射能をまき散らした原発はただちにゼロにするべき。そしてそのためにも、こどもたちを放射能の被害から守るために、放射能と食品の安全ということを話をしてきました。
18日は、あいち高齢者大会(名古屋市公会堂)の午後の分科会で、原発放射能と食の安全について1時間ほど話ました。放射能の人体への影響、特に内部被曝をできるだけさけることが大切、食品の放射性物質の基準と現状の汚染傾向、学校給食の福島での独自基準などを報告しました。参加者から、「100ベクレルの基準値は高い。」「除染というが、放射能はなくならない」「今原発はどうなっとるのかわからん」「もっと脱原発について意思表示しよう」などと質問や意見が活発に出されて、答えたり、参加者同志で意見が飛びかいました。
19日は、豊田市の新日本婦人の会の豊田支部のみなさんが、はじめられた一から学びを考える勉強会の第1回目の場で「放射能と食べもの」というテーマで話をしました。最初にDVD『放射線内部被曝から子どもを守るために』を見てから私の話。豊田市の学校給食の検査が9月から始まっていたので、その結果も含めて放射能の検査体制の状況を説明しました。
そして机の並べ替えをして、コーヒーとお菓子を食べながら質疑・交流タイム。豊田市の給食の検査がキャベツやきゅうりしか検査がされていないことについて、魚も検査してもらいたいという意見が出されたり、半減期の説明がわからなかったので、もう一度説明をと言われたり、こちらも質問・意見が活発に出されていました。食育のことをとりくんでいる方も参加されました。
放射能から子どもたちを守るために、こうした学習会を行い、そして原発を廃炉にするという決断を政府にせまる署名にも大にとりくんでいきたいと思います。
原発はいらない!浜岡原発も廃炉にすべき!大飯原発再稼働反対!
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