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2012年9月25日 (火)

守山市民病院の民間譲渡再公募

地域に総合病院があるのは大事な住民の安心ではないでしょうか。

守山市民病院の医師不足によって、名古屋市は市民病院を運営する責任を放棄し、民間に病院を売り渡すことになってしまった。今守山市民病院を長く利用されてきた方は、本当に不安と困惑をされている。河村市長は「民間のほうがサービスがいいかもしれない」と安易に発言していた。どれだけ市民が守山市民病院の先生にお世話になって利用してきたかということを、この間の病院説明会の時にお聞きしてきたことでしょう。

現在守山市民病院の譲渡先の再公募が開始され、10月24日まで応募受付となっている。

「高齢者にやさしく、地域の方々が利用しやすい病院の運営」という譲渡の理念は、変わらない。買い手が見つからず、変更されたのは、応募者の資格を有床診療所で愛知県内から全国に広げたことそして、病院の取壊し・改修費用を建物の販売価格(4億4千万)の範囲で名古屋市が負担するという条件変更です。最初に病院を買おうという意思を表明したところに、何がネックで応募できないのかを病院局が聞き出して、市がなんとしても病院の買い手をみつけるために、名古屋市の負担を提案してきた。この条件変更はもう限界ではないかと思う。

現在、私たちは、この再公募で応募者があるのかどうか、なかったらどうなるのか?見守るしかないのであろうか。緩和ケア病棟も2009年に開設されて3年目なのに、ひきつぐ医療機関、医師がいないのであろうか?是非続けてもらいたい。

私たちの市民病院に、一人でも多くの医師が来てもらえるようにと願うばかりです。

名古屋市は住民のいのちと暮らしをまもる自治体の責任をはたすように、守山市民病院の民間譲渡について、病院局まかせにせず、健康福祉局なども地域医療を守るために力をつくしてもらいたいと思う。

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2012年9月19日 (水)

満開のシラタマホシクサ

大森金城学院に向かう道を登りきって右に曲がったところに、八竜湿地があります。

今、シタラマホシクサが満開の見頃と聞いて、出かけました。湿地は保全のために、フェンスではいれない状態でしたが、白いかわいらしい花?には感動しました。Hatiryusiti
Hatiryusiti1Sirotamahosikusa1_2

毎月第一日曜日には八竜湿地を守る会の柴田美子さん(TEL793-3209)が湿地の自然観察会を9時30分から行っておられるとのこと。その時には、フェンス内も見れるということです。こうした市民のみなさんの湿地を保全する努力に、感謝します。Hatiryujinnjya

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2012年9月14日 (金)

守山市民病院の買い手がつかない

守山市民病院の民間譲渡にむけて買い手さがしがうまくいっていません。

200床規模の病院の運営者が見つからない。名古屋市は、応募条件を愛知県内の医療機関から全国に対象をひろげ、さらに、100床規模の病院にするための取り壊し費用まで名古屋市が負担するという条件をつけて、再公募するようです。

10日に開かれた市議会財政福祉委員会で、再公募の条件について病院局が説明をしました。来週20日頃に選定委員会が開かれて、病院局の再公募条件の提案を選定委員が審議して決めて、再公募をし、10月中には買い手を見つけて引き継ぎをするという名古屋市の方針です。

応募者に話を聞いてそして条件を緩和するというのは、まるでバナナの叩き売りのようで、市民の財産を簡単に安い値段に売り飛ばすようにしか思えません。

医師の確保、これが重要な要素です。市が医師を確保できないとさじを投げて、民間で医師が確保できるのか・・・・

守山区には総合病院が必要です。医師が20名ほど確保できないか。高度医療ではなく、地域の医療を担う病院。医師を集める努力を私たちもしなくては。医学部の定員増。展望をしめそう。

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2012年9月 7日 (金)

大飯原発今すぐ止めろ!

名古屋キンカンに参加しました。今日で2回目です。高岳駅は6時過ぎに到着。まだ始まっていませんでした。光り物を持って参加。二人の小さな子どもさんとママが来て、シュプレヒコールをしていました。今回は、ハンドマイクは、シュプレヒコールに使えないようでした。ご近所から苦情があったということです。肉声だと近くで「再稼働反対、子どもを守ろう」と最初にコールする人の声に続いて、復唱できるのですが、遠いところで言われるとちょっとわからないので、盛り上がらない感じでした。でも、守山区の知り合いの方を見つけて、何回目って聞くと「6回目」という人もいました。Kinkan


Kinkannobuchanato原発は再稼働を止めるまで、できるだけ抗議行動に参加しようと思いました。


Kinkankodomotati

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2012年9月 5日 (水)

児童館は中高生の居場所なんだ

9月2日、「守山区保育・子育て・教育の会」主催の子育て学習会に参加しました。Zenntai

6月に守山区内の保育園関係者、個人が集まって、上記の会ができたところ。こどもたちの環境をよくしていくために、できました。

「会の目的」:一人ひとりが大切にされ、生き生きと輝ける地域になるよう子どもたちが置かれている環境をよくしていくことをめざします。区内の保育・子育て・教育に関わる団体、個人との交流を強めつながりを広げていきます。

今回の学習会は、上飯田児童館館長の加藤久美子さんによる児童館での活動から、青少年の居場所として児童館で子どもたちに向き合ってきた事例紹介でした。Katoukumikosan

口汚く館長に接していた少年が、だんだんと変化していく話でした。子どもたちの家族環境は様々であるけれど、子どもに体当たりしていかれたいろんな事例。児童館は、学童保育もあって、小学生までの利用かと思っていましたが、中学生や高校生も利用しているのを知りました。いじめや児童虐待、思春期の青少年と子どもが健やかに育つために、地域にある児童館も大事な役割を担っているのだと知りました。加藤さんは、30年保育園で働いてこられた、子どもへの愛情があってこそ、中高生にも、体当たりできているのじゃないかと思いました。

Blgtwishoto加藤さんは、子どもたちに接する時に大切なのは、「自己肯定感」と言っておられました。その子をまるごと認めてあげる。

中高生の居場所が少なすぎるのが問題です。児童館ではなく、青少年の家が、各行政区に一つは必要。地域と学校と専門機関がこどもを見守り育てていけるようなつながりが大事です。

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2012年9月 2日 (日)

食品中の放射性物質対策に関する説明会

8月29日、中区役所ホールで、『食品中の放射性物質対策に関する説明会』が国の主催で開かれた。消費者庁、食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省の専門担当職員がそれぞれ説明をしました。参加者はあらかじめ申し込んだ人で、保健所の職員のような人から、地域の役員のような人と様々でした。Dsc_0003

食品安全委員会の放射性物質の説明は、低線量の放射線については、しきい値があって、それ以下については健康に影響がないという立場で説明していた。

厚労省の職員は食品の放射性物質の基準値の説明と検査の状況の説明。

農水省の職員は農業生産現場において放射能を減らすための対策の報告。果樹の皮削り、茶の剪定、農地の表土の削り取りなどを行って、野菜・果実・茶などの基準超過はほとんどなくなってきたという。水産物についても魚種別の調査結果の報告があった。

3人の職員の30分づつの報告のあと、会場からの質疑の時間となった。

質問は、市民の自主検査を行っておられる大沼氏が、年間被曝限度値についてICRPの1ミリシーベルトについて、食品による内部被曝だけで1ミリシーベルトを当てはめるのは問題であるとの意見や、基準値をもっと厳しくするつもりはないのかという意見など。

「放射能のことが大変心配なので、安心を得るために参加をしたが、質疑を聞いていてやっぱり東北のものは控えようと思った。」という発言。Dsc_0004

低線量被曝についてはよくわからないのだから、予防原則で考えるべきという意見など。

全食品のうち何%の食品を検査でいているのかという質問に対して、お米を例にあげて答えていた。

国が国民に対して開いた食品中の放射性物質対策の説明会、リスクコミニュケーションということで、説明がなされたけれど、基本的なスタンスとして国は内部被曝を原爆訴訟においてきちんと認めていないために、原発事故においても同じスタンス。低線量の被曝は影響が証明されないとしている。福島においては外部被曝と内部被曝といずれもへらすことが大事である。そういう点から、食品の放射能汚染については、ゼロをめざすために、何をすべきか、そういう立場で国は対策を講じるべき。

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