共産党の原発のシンポに120名参加
26日安城市民会館で開かれた原発のシンポジウム。中電元社員の三枝豊明氏が原発の危険性を報告。かわえ明美さんが共産党の原発から撤退し自然エネルギーに転換という政策を発表。私は、子どもと食品を放射能から守るためにというテーマで、食品の放射能検査の現状とこどもの内部被曝問題を報告しました。
三枝氏は、浜岡原発の真下には48mもの活断層がありその危険性を中電も国も知っている。南海トラフ地震に備えて、津波対策は万全にすべきだという話。またアメリカに首根っこをおさえられている原発のことが、会場からそこを詳しくと質問があり、原発の核燃料をアメリカから購入することになっていること。原子力基本法が改正されて安全保障のためにと付け加えられた問題も解説。
私は、放射線の人体影響の中で内部被曝を最も気をつけていくことが大事であること、食品の放射能検査の実態、底魚の汚染の傾向などを報告し、国や自治体がもっと放射能検査をしっかりと行うべきだということ、学校給食の検査も行うべきと報告しました。会場からは、ラドン温泉は、体にいいと言われているが、影響はないのかという質問が出され、ラドン温泉の放射線も原発による放射線もどちらも変わりないので、放射線は何らかの人体に影響をおよぼすと、答えました。
かわえ明美さんは、愛知県・岐阜県・三重県は、自然エネルギーの宝庫だと報告、日照量(太陽光発電)や降雨量(小水力発電)が全国の中で上位。自然エネルギーに転換する決断をして、5年から10年で廃炉にしていくという党の政策を報告。高山ですぎの間伐材をつかってはしを制作し、チップはホテルに納入してエネルギーに変えているという事例なども報告がありました。
会場からは、太陽光発電についての質問や、がれき受け入れに反対してきた碧南市議のみなさんたちの発言もありました。エネルギー政策への関心が高いことをこのシンポでは感じました。
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