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2012年8月30日 (木)

共産党の原発のシンポに120名参加

26日安城市民会館で開かれた原発のシンポジウム。中電元社員の三枝豊明氏が原発の危険性を報告。かわえ明美さんが共産党の原発から撤退し自然エネルギーに転換という政策を発表。私は、子どもと食品を放射能から守るためにというテーマで、食品の放射能検査の現状とこどもの内部被曝問題を報告しました。Sinpo826

三枝氏は、浜岡原発の真下には48mもの活断層がありその危険性を中電も国も知っている。南海トラフ地震に備えて、津波対策は万全にすべきだという話。またアメリカに首根っこをおさえられている原発のことが、会場からそこを詳しくと質問があり、原発の核燃料をアメリカから購入することになっていること。原子力基本法が改正されて安全保障のためにと付け加えられた問題も解説。

私は、放射線の人体影響の中で内部被曝を最も気をつけていくことが大事であること、食品の放射能検査の実態、底魚の汚染の傾向などを報告し、国や自治体がもっと放射能検査をしっかりと行うべきだということ、学校給食の検査も行うべきと報告しました。会場からは、ラドン温泉は、体にいいと言われているが、影響はないのかという質問が出され、ラドン温泉の放射線も原発による放射線もどちらも変わりないので、放射線は何らかの人体に影響をおよぼすと、答えました。Sinponoyousu

かわえ明美さんは、愛知県・岐阜県・三重県は、自然エネルギーの宝庫だと報告、日照量(太陽光発電)や降雨量(小水力発電)が全国の中で上位。自然エネルギーに転換する決断をして、5年から10年で廃炉にしていくという党の政策を報告。高山ですぎの間伐材をつかってはしを制作し、チップはホテルに納入してエネルギーに変えているという事例なども報告がありました。

会場からは、太陽光発電についての質問や、がれき受け入れに反対してきた碧南市議のみなさんたちの発言もありました。エネルギー政策への関心が高いことをこのシンポでは感じました。

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2012年8月26日 (日)

原水禁世界大会の報告会

825houkokukai 25日、春日井市のレデイアンかすがいで、原水爆禁止世界大会春日井報告会が開かれ、私は、原発事故による放射線の人体への影響、内部被曝の問題について1時間ほどのお話をしてきました。

前半は世界大会に参加された方が3名報告があった。私も6年前だったか、候補者になった年に、広島に行かせてもらったときのことがよみがえってきた。若い青年が呉基地の報告を一生懸命に説明していたのが、一番印象に残った。自衛隊と米軍が一体となって訓練をしている話。被ばく者の方も発言された。

私は、内部被曝を現在の政府が軽視しているのは、広島・長崎の原爆において、放射性降下物の影響を認めようとしないところと共通しているということなどを話しました。ガンマ線やベータ線とストロンチウムのことなどの説明が不足していて、そのことについて質問が出されたりした。参加者からは、春日井市に対して学校給食の放射能検査をもとめていることなどの発言もあった。原爆と原発の違い、共通点なども解説したが、人類は核分裂反応の巨大なエネルギーをうまくコントロールしようとしたが、放射線をコントロールできない象徴となった原発は、廃炉にしないと人類の未来はないことをお話した。3


この日は夕方、医療生協の平和夏祭りが山下公園で盛大に行われた。”原発をなくす守山の会”で原発撤退をもとめる署名のコーナーを出しました。100名の署名が集まりました。5

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2012年8月23日 (木)

守山市民病院の民間譲渡先の応募がなかった

住民の反対の声をおしきって守山市民病院の民間譲渡が2月議会で決まった。

高齢者にやさしい地域の住民が利用しやすい病院を民間の医療機関で応募がないか公募された。8月21日までの応募期間中に応募者がなかったことが、病院局が22日付で明らかにした。

恐れていたことがそのとおりになってしまった。100床規模の病院を運営していくのは難しいと病院局の職員が話していたのが、現実となった。

病院局は、再公募にむけて準備をするようだ。対象医療機関を愛知県内から全国に広げるのかもしれないが、公募条件が下げられないか心配です。

民間で引き受けてがなければ、病院局が責任をもって直営でと言いたいところだが、医師をどう確保するかが、何をさておき課題です。地域医療の崩壊は深刻です。

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2012年8月16日 (木)

夏休み

夏休みをいただいて、家族と2泊3日の旅行へ。暑い名古屋を離れて涼しい高原へと向かいました。プランはいつもお任せでしたが、信州方面へ。立山黒部アルペンルートで、黒部ダムを見てきました。これまでダムを見てきた中では最大級のものでした。徳山ダムと同じぐらいかと思いました。周辺のアルプスの山並みのスケールの大きさには、感動しました。__


Yamanokesiki


Kurobedamuトロリーバスやロープウエー、トロッコバスに乗り、3000mの立山。室堂はガスと風が強く全く景色が見えず。

バスで弥陀ヶ原まで降りてくると、そこは湿原でワタスゲなどの小さな植物が楚々と咲いているのに癒されました。Watasuge


ひたすら歩き回った旅行でした。登山までは体力がないのでできませんが、運動不足解消、ストレス解消、自然を満喫する旅で、鋭気をやしないました。Lakasuta


(最後の写真は、信濃大町にあるヒーリングガーデン ラカスタのガーデン。)

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2012年8月11日 (土)

なぜ志段味図書館から指定管理者制度を導入?

守山区は市の施設の民営化がどんどん進む。守山市民病院の民間譲渡は来年4月から。そして志段味図書館が同じく来年4月から試験的に指定管理者制度へ。

志段味図書館の指定管理者制度の導入については、現在運営を任せる民間業者を公募しているところ。指定管理者制度の導入により、人件費を削減して民間が利益をあげようというわけですが、8月9日、守山区民の会と図書館を考える会で住民に対して、指定管理者制度導入について、地元で説明会を行うように要望をしました。対応された鶴舞図書館の担当職員は、人件費が安くなってサービスが変わらなければよいのではないかと指定管理者制度について、全く住民の不安に対して丁寧に説明をしようとする姿勢がみうけられなかった。図書館の市民の利用率が4割で、6割の市民が利用していないということも説明していたが、民間の業者が果たして、利用率を高めようと努力できるのであろうか?

そして、なぜ志段味図書館で指定管理者制度を導入するのか、このことについても説明がなされていない。図書館法で、図書館は無料で利用できることが定められており、どうしても、民間のノウハウをなぜ図書館にもちこむのか、理解できない。安い賃金で不安定雇用の労働者を行政がつくりだすことになるのが、指定管理者制度。期間が定められた間、図書館の運営を受託する。図書館の司書職員は、地域の住民と結びつき、専門職として経験を蓄積していってこそ、地域の文化の拠点になるのでは。4年間で仕事が打ち切られる司書。安い賃金で、研修も十分行われない心配がある。

住民説明会については、運営業者が決まって議会で議決をされてから年明けぐらいにしかやる気がないような、担当職員の対応でした。利用者に十分な説明をしていくのが、行政のやるべきことではないのか?

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2012年8月 3日 (金)

大飯原発いますぐとめろ!

1811Junko今日は金曜日。首相官邸前など全国で原発再稼働反対の抗議行動の日。名古屋は、関西電力東海支社があるビルの前、地下鉄高岳駅1番出口を上がったところで、抗議行動がされています。

私は、団扇に鈴をつけて、プラカードも用意して、初参加です。

6時前、女性が、初参加と言ってどこであるのですか?という。守山区のT君を見つけて、Tさんや、K先生の顔。

ヒゲの青年が小さなハンドマイクで、”原発いらない、大飯原発いますぐとめろ、子供を守ろう、未来を守ろう、脱原発”などと繰り返してみんなでシュプレヒコール。太鼓やタンバリンなどのにぎやかな音を出して、みんなで30分ぐらい続ける。そのあとで、マイクで発言したい人は自由に発言。2,3人。孫と一緒に来たという女性、小学5年生のお孫ちゃん、豊橋からきたという愛知大学の学生、車椅子の女性、みんなが好きなだけ発言。

もとむら伸子さんは、鳴り物をもって音を鳴らしたり、シュプレヒコールをしたり、目立っていましたね。黒田二郎さんも初めてと言って千種区のみなさんと記念写真。Kurodajunko


Akarui1841だんだん人が集まってきて、みんな元気一杯。子ども連れはちょっと少ない。サラリーマン、年金者、中高年。若い女性も。1937


黄色のベレー帽はもとむらさん。

2時間。時々発言時間をいれて、風があり、時間を経つのも忘れるくらい、子供を守れと言い続ける。今日は850人の参加。最高のようです。

今度は、もっと守山の人を誘って参加しようと思いました。

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2012年8月 2日 (木)

放射性物質対策に関する説明会に参加しませんか

福島原発の事故による放射性物質の放出は、セシウムは広島型原爆の168個分。

今なお放射性物質は放出されて、私たちは、放射性物質が体の中で、細胞や遺伝子に傷をつけて被害を受けています。

原発をとめて、なくしてという多くの国民の運動が広がっています。

エネルギーのあり方についての国民に意見を聞く会が各地で開かれて、電力会社の社員が、「原発の事故で死んだ人はいない。将来もそのような人はいない。」というとんでもない発言が福島の人たちの怒りをよんでいます。私も許せない発言。

そんな時に、「食品に関するリスクコミュニケーション〜食品中の放射性物質対策に関する説明会〜」が名古屋で開かれます。主催は国(食品安全委員会、厚労省、農水省、消費者庁)です。国としての講演があり、それについて参加者との意見交換をするという説明会です。

日時:8月29日(木)午後1時30分から4時(受付1時)

場所:中区役所ホール

内容:講演 ・食品中の放射性物質による健康影響について(食品安全委員会)

       ・食品中の放射性物質の新基準値、検査について(厚労省)

       ・農業生産現場における対応について(農林水産省)

定員450名(申し込み先着順)*参加費無料

申し込み方法 別紙申し込み書「240705risukomi.pdf」をダウンロード

をFAXする(052-955-6225)
申し込み期限:8月20日  

 

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