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2012年7月31日 (火)

夏休み親子実験教室

P10208447月27日午後1時30分から3時まで、生協小幡店2階、調理室で、

親子実験教室を行いました。参加者は小学生以上のこどもさんとその親、6組でした。

実験1、合成着色料で毛糸を染める。お菓子の綺麗な着色料は、合成着色料か天然着色料かどちらかが使われています。持ってきてもらったお菓子や、こちらで用意した合成着色料使用のゼリーやちゅーペット、そして生協の無着色(果汁の色がついている)ゼリーも比較のために使用。

コップに水を半分ぐらいいれ、そこに色のついたお菓子を入れてつぶし、食酢を適宜(大さじ1杯ぐらい)入れる。そこへ白の脱脂毛糸(毛100%の毛糸をあらかじめ10分ぐらい煮る)を入れて、コップごと湯煎をする。10分後に毛糸を取り出し、お湯洗いして、毛糸の染まり具合を見る。・・・合成着色料が使用されていると、毛糸が鮮やかに染まる。Keitojiken2


Keitojiken1こどもたちは、一番楽しく実験していました。実験レポートに、合成着色料の目的や、発がん性の疑いがあることを説明していると、お母さんがこどもさんに説明していました。

実験2、ジュースの糖度調べ。屈折糖度計を使って、持ってきた飲み物の糖度を順番に調べました。炭酸飲料、カロリー半分・糖分半分の果汁飲料など、意外に糖度8とか6とか数値が低い結果に。

実験3、フードスタンプによる細菌数調べ。一般細菌を調べる寒天培地が4cm角のプラスチック容器に付けられたものがフードスタンプ。実験教室の前日か前々日に、調べたいところにスタンプを押し付けてふたをして、実験日に持ってきてもらい、細菌が白くかたまりになっているものの数を数えるという実験。手洗いをする前の手、手洗い後の手を調べたり、肉を切ったあとのまな板、洗ったまな板、冷蔵庫の中、スポンジなど、みなさんに4個ずつスタンプを渡しました。こどもさんの手洗い前と後で、菌がおちたかどうかいろんなところを調べてみてもってきてもらいました。Tearaizengo


Foodstanp1この実験、思った以上に細菌がついていたのまな板にショックをうけたとか、目に見えない細菌を見ることができたと、お母さんたちの感想でした。(検査センターからフードスタンプは入手しました。)



Foodstanp2

*毛糸の着色実験は、特に薬品も使わずにできるので、夏休みにみなさん、やってみませんか。

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2012年7月21日 (土)

放射能から子どもをまもれ!

Hukusimanokodomotati写真は、7月7日の中川区母親大会での放射能と食の安全の学習会のようすです。

生協小幡店で、第4回夏休み企画“寺子屋in小幡”が7月24日から8月29日まで開催されます。小幡地域の団体や企業がお子さんなど地域のみなさんに、いろんな行事を提供しより豊かなコミュニテーづくりをめざして準備してきたもの。私は、昨年から親子実験教室と放射能の学習会の先生をつとめてきました。今年も、チラシに掲載されていますが、⑧親子で実験(7/27 13:30~15:00)⑩広がる食の放射能汚染(7/29(日)午前10:00~11:30)学習会を出店しました。会場は小幡店の2階。

実験教室はすでに申し込み受け付け終了しましたが、食の放射能汚染の学習会はまだ参加者募集中です。

生協の会員に限らず、どなたでもご参加できます。参加費無料。

内容は、“放射線の内部被ばくから子どもを守る”DVD(食べ物文化作成 22分)上映、

放射能の基礎知識と食品の放射能汚染の現状、放射能からこどもたちを守るにはどうすればいいのかというお話を私が、行います。

放射能のこわさを、正しく理解して、正しく怖がることが大事です。そして原発のない社会をつくるために、何ができるだろうかとみなさんと考えていければと思います。

是非とも、学習会に参加しませんか?申し込みは、生協小幡店へ(寺子屋の申し込み用紙でお願いします。TEL794-2521 夏目店長まで)

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2012年7月18日 (水)

守山養護学校は子どもと先生でいっぱい

Photo7月6日午後1時から共産党市議団のみなさんといっしょに、守山区役所の東にある守山養護学校を視察しました。

高等部産業科が昨年度から併設されて使える教室が減っていくという保護者の心配がある中で、現状の教室の利用状況を南棟の校舎増築時と比較することが目的でした。

学校平面図をもとに、南棟、中央棟、北棟、3階から1階まで教室を視察しました。障害のあるこどもたちは、外の運動場で休憩時間に遊べるような広さは確保されていない。守山養護学校にな小学部56名、中学部55名、高等部普通科137名、高等部53名 合計301名の生徒が通っている。職員は132名。小学生から高校生までと幅広い年代である。障害をもつこどもたちのためのゆとりのスペースというか、おちつける場所が欠かせない。教室を増築し、産業科3クラスを設置したので、ますます部屋のゆとりがなくなり、作業室や会議室、プレールームを教室にしてやりくりが大変な状況でした。Playroomwokyousituhe

高等部の更衣室は狭くて、ロッカーは置いてあるけれども教室で着替えをしているという。思春期のこどもたちの悩みを聞いたり、一人になれるスペースをつくってあげようと、更衣室の一角をカーテンで仕切っているということを聞いて、胸がつまる思いでした。Kouisituwosikiru


高等部の園芸室、木工室、手芸室なども見学。体育室、プールなどどうやってこどもたちの授業での使用をやりくりされているのかと先生の御苦労を思いました。

来年は、産業科が3年生までとなり、こどもの数も増えます。こどもたちの教育環境としては限界だなと思いました。

地域では高等部を新たに設置してほしいという要望があるのは、納得できます。

こどもの人数に対する教室の面積基準を定めてゆとりのある学校にしてもらいたいなと思いました。Tosyositu


Hukusika







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2012年7月 7日 (土)

食品の放射能汚染の学習会

7月4日瑞穂区のこすもす保育園で食品の放射能汚染についての学習会の講師をつとめました。保育園に預けている8家庭10人の保護者さんと保育園の職員さんあわせて22人の方に聞いていただきました。1時間パワーポイントで説明をし、30分間質疑応答。

たくさんの質問をいただきました。

「検査をしている人は、放射能を見つけてやろうと思っているのか、見つけないようにと思っているのか」・・・・・検査をしている人は、おそらくそんなことは考えずにきちんと正しいデータを出そうとしていると思う。

「東京の友人は、水は水道水ではなく、ミネラルウオーターを購入している。泥んこ遊びもさせない、雨にあたらないようにしているが、どう思われるか」・・・福島も含めて自治体では水道水の放射能検査を行っており、検出限界以下となっているので、そこまで気を使う必要はないのではないか。

「小麦や大豆、お肉の放射能汚染は」・・・牛肉は、汚染稲わらを使わないように対策が取られて、基準値以下になってきている。小麦、大豆はデータを確認します。

「ソフトバンクの社長が放射能測定ができる携帯を売るようだけれど、どうか?」・・どんな性能なのかわからないが、空間放射線量のある程度測定できる機能はあるかもしれないが、食品の測定はできないものだと思われる。

「保育園としてどんなことを自治体に要請していくべきか」・・・保育園が自主的に放射能検査を行った場合に、検査費用への支援をするのはどうでしょうか

Photo*数値が高くなりやすい食品

 農産物:汚染地域の山菜、原木しいたけ、たけのこ、干ししいたけ

 水産物:汚染地域の川魚・・ワカサギ、ヤマメ、ウグイ

      福島・宮城・茨城県の底魚・・ヒラメ、カレイ、アイナメなど

  子どもたちを守るためには、食品からの内部被ばくをさけるために、食品を選ぶことと、

自治体が食品の放射能検査をしっかりと実施すること。福島県においては、除染をしっかり行い、生産者などへの補償を行うことが重要。そして福島県民の健康調査をしっりと行うこと。 大飯原発の再稼働は撤回する。原発ゼロへ。

                    

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2012年7月 6日 (金)

図書館の役割ってなあに

7月1日図書館の役割を考えるつどいが志段味地区会館で開かれ、名古屋市内の図書館で働く職員、ボランテイアで読み聞かせをされている守山の”ほんわ会”の方、利用者の方などが参加されました。主催は名古屋市の図書館を考える市民の会。

志段味図書館を指定管理者制度導入の試行
 名古屋市内の図書館に指定管理者制度を導入するかどうかを検討していくために、来年度から志段味図書館に試験的に指定管理者制度を導入することが、市議会で決められて、現在募集をしているところです。
Tosyokannblg

 富田図書館司書・塩沢さんから、志段味図書館は、人口3万に満たない地域で40万冊以上の貸し出しがあり、非常に活発に利用されていること、図書館の指定管理者制度によって、何が変わるのか、接客などの研修は行って窓口対応は向上するかもしれないが、資料の収集や、地域情報を蓄積したり、調査する業務など、専門的な人材を確保することが困難になるのではないかとの指摘がありました。

本好きなこどもたちにする図書館のとりくみ

橘図書館の金子さんは、図書館の行っている児童サービスについてお話がありました。子どもと本を結びつけるために、学校や保健所と連携して事業を行っているということでした。学校訪問は、学校から依頼があってから司書がブックトークや読み聞かせを行っているということでした。指定管理者制度では、このような児童サービスが行われるのかと疑問です。活字離れが言われている中で、図書館のこうしたサービスもこどもの読書環境をつくる大事な役割があるのを知りました。

会場からの活発な発言
参加者から「指定管理者制度のねらいは、出版業界が宣伝効果を期待しているのではないか」、「図書館に通って脳梗塞から体の機能を回復させることができた」という発言もありました。

このつどいでは、私も含め守山の方が『市民の会』に加入しました。

志段味図書館が来年度から指定管理者制度を導入されることについて、まだまだ住民のみなさんが知らない方が多いので、地元住民への説明会を開くように、求めていきたいと思いました。守山区民の会で相談します。

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