夏休み親子実験教室
7月27日午後1時30分から3時まで、生協小幡店2階、調理室で、
親子実験教室を行いました。参加者は小学生以上のこどもさんとその親、6組でした。
実験1、合成着色料で毛糸を染める。お菓子の綺麗な着色料は、合成着色料か天然着色料かどちらかが使われています。持ってきてもらったお菓子や、こちらで用意した合成着色料使用のゼリーやちゅーペット、そして生協の無着色(果汁の色がついている)ゼリーも比較のために使用。
コップに水を半分ぐらいいれ、そこに色のついたお菓子を入れてつぶし、食酢を適宜(大さじ1杯ぐらい)入れる。そこへ白の脱脂毛糸(毛100%の毛糸をあらかじめ10分ぐらい煮る)を入れて、コップごと湯煎をする。10分後に毛糸を取り出し、お湯洗いして、毛糸の染まり具合を見る。・・・合成着色料が使用されていると、毛糸が鮮やかに染まる。こどもたちは、一番楽しく実験していました。実験レポートに、合成着色料の目的や、発がん性の疑いがあることを説明していると、お母さんがこどもさんに説明していました。
実験2、ジュースの糖度調べ。屈折糖度計を使って、持ってきた飲み物の糖度を順番に調べました。炭酸飲料、カロリー半分・糖分半分の果汁飲料など、意外に糖度8とか6とか数値が低い結果に。
実験3、フードスタンプによる細菌数調べ。一般細菌を調べる寒天培地が4cm角のプラスチック容器に付けられたものがフードスタンプ。実験教室の前日か前々日に、調べたいところにスタンプを押し付けてふたをして、実験日に持ってきてもらい、細菌が白くかたまりになっているものの数を数えるという実験。手洗いをする前の手、手洗い後の手を調べたり、肉を切ったあとのまな板、洗ったまな板、冷蔵庫の中、スポンジなど、みなさんに4個ずつスタンプを渡しました。こどもさんの手洗い前と後で、菌がおちたかどうかいろんなところを調べてみてもってきてもらいました。この実験、思った以上に細菌がついていたのまな板にショックをうけたとか、目に見えない細菌を見ることができたと、お母さんたちの感想でした。(検査センターからフードスタンプは入手しました。)
*毛糸の着色実験は、特に薬品も使わずにできるので、夏休みにみなさん、やってみませんか。
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