守山市民病院の民間譲渡のための選定委員会
本日市役所西庁舎12階の会議室で、守山市民病院の民間譲渡を決めていくための選定委員会が開かれた。1回目は公開されたので、私たち市民病院を守る会のメンバーで傍聴をしてきた。
選定委員会は、先に病院局が提案している民間譲渡の公募条件について、説明があり、その公募条件にふさわしい、病院を選ぶための選定基準を決めて、そして応募された病院が選定基準にそってふさわしい病院であるかどうか、点数をつけるのが任務となっている。
病院局の説明した公募条件は、住民説明会で説明された通りで、高齢者にやさしい、地域医需要にこたえた医療という抽象的なものであった。病院局の説明では、住民説明会で出された意見を1枚の資料にまとめて報告はされた。総合病院、地域では産科の要望があることや、災害時の医療があげられていた。しかし、選定委員さんの質問で『高齢者にやさしい』とはどういうものか、『地域の医療ニーズは』との質問に、病院局は、総合病院の要望が強いとか、小児科・産婦人科の要望がありますとは、答えない。私は、その点でこの選定委員会は、本当に、病院の経営能力が最低条件で、病院を何とか決めてしまおうとしているように思えた。選定委員会の委員長となった佐藤氏は、住民代表の守山区の区政協力委員会議長の寺田氏に意見を聞かれていた。しきりに住民の要望を聞いて選定しようという姿勢は感じたけれど、住民が要望してきた、総合病院、災害時の医療活動が選定委員会では、全く選定委員さんには伝わっていないと感じた。
7月10日に守山市民病院の民間譲渡についての募集要項の配布(病院局経営企画室)、現地説明会7/25、応募書類提出が8/16~8/21、9月4日に2回目の選定委員会(非公開)が開かれて、病院の選定が行われるということが、明らかになりました。
選定基準は200点中合格点は120点以上。ということが決まりました。
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