病院がなくなっては困る
守山市民病院の民間譲渡が3月下旬に議会で決まって2カ月。名古屋市が河村市政になってどんどん公的責任の放棄、市民病院の民間売却・指定管理がすすめられている。地元の市議は一人も市民病院の売却に反対せず。市議会で反対したのは共産党の市議5人。
私は守山市民病院を守る会の一人として、地域の医療を守ってきた市民病院を守るために運動してきたが、本当に悔しい思いです。
民間譲渡を撤回させることは、この時点で困難であるが、住民の要望を聞き入れた民間病院が実現できるように、あらたな段階の運動をすすめていきたい。
名古屋市が民間譲渡にあたって高齢者にやさしい病院、地域の医療需要を考慮した病院をめざしていくという基本方針を明らかにした。少しでも利用者の要望・意見を反映させたいということで、市民病院守る会では5月14、15、16日と病院の前でアンケート活動を行いました。
アンケートを患者さんに呼び掛けると、「民間に何を要望してもしかたない」「病院がなくなっては困る」「先生にみてもらえなくなる」とアンケートに対する反応は様々でしたが、ほぼその日の患者さんは9割ぐらいは協力していただけました。200人の方が回答していただき、募金も12460円もありました。
アンケートの第一項目は、診療科目の希望ですが、内科が最も多く、外科、整形外科、小児科、泌尿器科、眼科・・・・・と現在の診療科目の存続を望む結果でした。
アンケートでは、今かかっている医師に引き続きみてもらえなくなるということの不安が大きくあり、病院がなくなってしまうのではないかという不安もありました。
民間になると、経営優先で高額診療にならないかという不安も一部ありました。
災害時に民間病院で対応できるのか、救急医療への期待もありました。
小児科の入院できる施設を望む声もあり、人口が増えている守山区では、高齢者にやさしい病院だけでは、だめで、小児科、産婦人科の医療重要にこたえる病院を求めていくことが大事だと強く思いました。
アンケートの結果を病院局に届けて、住民の声が生かされた病院づくりをもとめていきたいと思います。
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