« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

2012年5月28日 (月)

病院がなくなっては困る

Byouinmejunko守山市民病院の民間譲渡が3月下旬に議会で決まって2カ月。名古屋市が河村市政になってどんどん公的責任の放棄、市民病院の民間売却・指定管理がすすめられている。地元の市議は一人も市民病院の売却に反対せず。市議会で反対したのは共産党の市議5人。

私は守山市民病院を守る会の一人として、地域の医療を守ってきた市民病院を守るために運動してきたが、本当に悔しい思いです。

民間譲渡を撤回させることは、この時点で困難であるが、住民の要望を聞き入れた民間病院が実現できるように、あらたな段階の運動をすすめていきたい。

Dsc_0005_640x469名古屋市が民間譲渡にあたって高齢者にやさしい病院、地域の医療需要を考慮した病院をめざしていくという基本方針を明らかにした。少しでも利用者の要望・意見を反映させたいということで、市民病院守る会では5月14、15、16日と病院の前でアンケート活動を行いました。

アンケートを患者さんに呼び掛けると、「民間に何を要望してもしかたない」「病院がなくなっては困る」「先生にみてもらえなくなる」とアンケートに対する反応は様々でしたが、ほぼその日の患者さんは9割ぐらいは協力していただけました。200人の方が回答していただき、募金も12460円もありました。

Dsc_0001_640x430アンケートの第一項目は、診療科目の希望ですが、内科が最も多く、外科、整形外科、小児科、泌尿器科、眼科・・・・・と現在の診療科目の存続を望む結果でした。

アンケートでは、今かかっている医師に引き続きみてもらえなくなるということの不安が大きくあり、病院がなくなってしまうのではないかという不安もありました。

民間になると、経営優先で高額診療にならないかという不安も一部ありました。

Dsc_0017_640x416災害時に民間病院で対応できるのか、救急医療への期待もありました。

小児科の入院できる施設を望む声もあり、人口が増えている守山区では、高齢者にやさしい病院だけでは、だめで、小児科、産婦人科の医療重要にこたえる病院を求めていくことが大事だと強く思いました。

アンケートの結果を病院局に届けて、住民の声が生かされた病院づくりをもとめていきたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年5月19日 (土)

食品の放射能検査を視察

16日、元職場、東海コープ商品安全検査センターを共産党名古屋市議団の市議のみなさんともとむら伸子さんたちで見学・視察をしました。名古屋市の放射能検査機器を設置したことから、民間で特に放射能検査に力を入れている生協の検査を視察して比較し、名古屋市の検査を評価してより充実させたいという市議団からの相談がありました。相談を受けて、昨年秋から1500万ぐらいするゲルマニウム半導体検出器を購入して、食品の放射能検査を勢力的に行っている東海コープの検査センターを見学することになりました。Photo

昨年からの検査結果では、放射能が検出したものはお茶と生シイタケだけ。取り扱い商品では東日本の食品は少ないこともある。食事からの放射能検査も報告があり、ゲルマニウム半導体検出器を持っている全国の生協が協力して九州と東海地方、福島・宮城・関東などの18都県で検査をしたところ、放射能が検出されたのは、宮城と福島県の食事。検出値は最高でセシウム134と137で11.7ベクレル/kgという報告でした。

より安全な食品を提供するという目的で、食品の放射能検査をしているというだけで、組合員さんは、信頼して生協を利用しているのではないかと思いました。センター長の野村さんの話で、一番心に残ったのは、高いお金をかけて検査をしているので、その検査結果をどういかすのかを、常に考えていますという言葉でした。Gerumanomonita

行政の検査は、こどもには放射性物質が含まれたものは食べさせたくないというそういう親の願いにこたえて、有効な検査、意味のある検査を行ってもらいたいと思います。

Ikao

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年5月15日 (火)

原発と放射能汚染を考え交流するつどいin一宮

5月12日、一宮の共産党後援会主催の原発と放射能汚染を考え交流するつどいで、「食品の放射能汚染、新しく変わる国の基準」というテーマで報告をしました。512zenntai_3

原発事故後1年2カ月を経過。福島原発事故により放射性物質が被害をもたらしており、食品の放射能汚染がどんな状況になっているのか、4月から新しくセシウムの基準値が決まり、それによってセシウムの汚染状況は低下しているけれども、新しい基準で4月の検査では、タケノコや干ししいたけ、原木しいたけ、底魚や川魚の基準値を超える結果について報告しました。放射能と放射線の違い、ベクレルとシーベルトの話、低い放射線を継続して被ばくした場合に、すぐには影響がなくとも、数年後、10年後にがんになったり、白血病になるリスクはあること、こどもはなぜ放射線に影響うけやすいのか、外部被ばくと内部被ばく、内部被ばくをできるだけ少なくすることが大切だという話をしました。

食品の放射性物質の検査は東日本の自治体では勢力的に行われているけれども、東海地方、西日本ではあまり検査が行われていない。一方で子どもの給食の食材への関心は、東海地方の父母の中にはあり、愛知県の岡崎市内の幼稚園の父母が園長先生に干しシイタケの検査を要請し、その検査で、茨木産の干しシイタケから暫定基準値500ベクレル/kgを上回る1400ベクレル/kgのセシウムが検出したことも報告しました。「120512.pdf」をダウンロード

つどいには、「SAVE CHILD 一宮 放射能から子どもを守る」会の代表の女性が参加されており、「1ベクレルのセシウムが体にはいってくると1日では、86400回のからだに攻撃をうけることになる。こどもたちの食べるものには放射性物質のふくまれないものをと願っている。しかし、市は、国の基準値以下だから安全だと言う。」と発言をされました。

(*1ベクレルは1秒間に1発放射線を出すので、1日だと60秒x60分x24時間=86400秒。放射線が細胞に当たると、遺伝子に傷をつけるために、傷を修復できないと細胞が死滅したり、突然変異を起こすものもある。攻撃を受けて全部影響するのではない。)

私は、「愛知県に対して、こどもたちの給食の食材の検査を求めて運動していきましょう。」と答えました。名古屋市は、不十分ではありますが、学校給食の食材の産地を明らかにし、放射能検査も実施していることをお話しました。

つどいでは、原発を廃炉にするには、どうするのかとか、チェルノブイリと福島原発の事故の違いなど質問が出され、原発を再稼働させようとする野田政権の動きに対して、廃炉へと運動をしていこうという発言が多くだされました。512

つどいでは、福島のこどもたちの現状について質問が出されたので、外で遊ぶのが制限されていることや、ガラスバッチをつけて被ばく量を測定していること、健康調査が定期的に行われていることなど、私の知る限りのことを紹介しました。

放射能から子どもたちを守るには、日本中の原発を廃炉にすることが大事だとお話しました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2012年5月 1日 (火)

労働者のお祭りメーデー

5月1日はメーデー。第83回愛知県中央メーデーは白川公園で9時30分から開かれました。

労働者のお祭りの日。お休みをとって愛知県内の労働者のみなさんがのぼりや、張りぼてをつくって参加し、労働者の生活と権利をまもり、主張しあう。団結を固め合う日。

私は、共産党のかたまりのところに参加しました。今回は、消費税増税とTPP参加につきすすむ、野田内閣の悪政を阻止しよう。国民生活を守ろう。震災復興、原発ゼロ。大企業の内部留保を還元させて、内需主導の経済をつくろう。労働者の賃上げ、・安定雇用。

名古屋市政の福祉切り捨てをやめよ、金持ち減税をやめよ、と市政についても叫びました。Maydaydanjyou


Maydayjunko

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »