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2012年3月31日 (土)

“国民に痛い注射を打つ”と首相

野田政権が命がけで通すという消費税増税法案、昨日閣議決定され、国会に提出された。

世論は増税反対が上回っている。昨日の衆議院予算委員会で、自民党の石破氏とのやりとりで、野田首相は、「国民に苦い薬をのんでいただき、痛い注射を打っていただく話。そういう決断をしていく政権党でありたい」と応じたと赤旗に書かれていた。自民党は「10%かかげたのは私たちが先」という。今や国会では消費税増税にきっぱりと反対するのは共産党。

共産党の、消費税増税を行わずに、社会保障の再生と財政再建を行っていくという提言について、今日は、黒田二郎さんが講師で、みなさんにお知らせするつどいを後援会員の方のお家をお借りして行いました。

どうやって社会保障制度をよくするのか、年金がみなさんの関心事。億万長者の富裕層への増税をやめること、無駄づかいをなくす、軍事費の1兆円を削るとか、そして財源をつくる。国民の所得をふやす、労働者の賃金をあげていかないと、そんな話でしたね。格差が広がっている話やら、河村市長の南京虐殺事件の否定発言の問題も出て、今、共産党への期待も広がり始めているということでした。

愛知2区は、増税推進の古川大臣に真っ向から増税反対で改革をしめす黒田二郎さんが、みんなの支持を広げられるようにと最後に訴えがありました。黒田さんのすぐ横で話を聞いていた女性は、今日の話を知りあいの方に話すねと言ってくださり、みんなが元気になりました。

野田首相に苦い薬をのまされては大変です。消費税増税ストップ!

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2012年3月19日 (月)

守山市民病院の民間譲渡決まる!公的な責任の放棄だ

本日の市議会本会議で守山市民病院の民間譲渡について採決が行われ、賛成多数で決まった。日本共産党の5人の市議は、民間譲渡に反対をした。

本当に残念というか、悔しい思いです。

守山市民病院の縮小再編計画が出されてから10年にわたる市民病院の充実を求める運動を続けてきた多くの区民のみなさんにとって、かけがえのない守山市民病院を民間に売り払うことは、どれだけつらいことであろうか。

この間の病院局とのやりとりでは、医師が半減し、今年4月には8名となり、病院の存続すらあやぶまれるから、民間病院にまかせて、なんとか病院として残したいという。

医師不足を解決するために、どれだけの努力をしてきたのかと、病院局を追及してきたが、それもできなくなる。政権交代により、医療崩壊をくいとめることもほとんどなく、公立病院の縮小統合路線がすすめられてきた。その中においても名古屋市がやれることはあったはず。

地域医療の拠点としての市民病院をめざして、市立大学で大学生に地域医療の重要性について教え、総合医として守山市民病院で研修を行うようにすれば、若い医師も集まったであろう。今ごろ言っていても遅いかもしれないが、守山区において求められる地域医療、災害時の医療拠点を譲渡先の病院に求め、それが実現できなければ、直営にもどすことはできないだろうか。

その地域の住民の健康調査を行い、健康管理をし、医療を提供する、それが市民病院の役割ではなかろうか。

病院局長さんには、一度は守山区民の前で説明をしていただきたい。

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2012年3月14日 (水)

選択と集中の結果守山をみすてるのですか

財政福祉委員会で守山市民病院の廃止条例についての審議が行われました。

山口清明議員が、今日は最終日ということで、病院局の病院再編計画、選択と集中の路線で、結局それが破たんしたのではないかと、追及があった。2つのセンター病院、西部と東部医療センターここを立派にして高度医療を充実させれば、全体として医師が確保されて、緑や城西、守山の3つの中小市民病院の医師が確保される。それまで守山のみなさん、がまんしてください。そういう病院改革であった。しかしその結果が、うまくいきませんでした。そういうことなのかと。守山区民への住民説明会で、出された意見に対して、上田局長はどうこたえるのですか?と山口議員がせまる。局長は”苦渋の選択。医師の確保ができず、病院の存続ができないから、民間のノウハウで病院を続ける。災害や救急については、東部医療や西部医療センターで対応します。という答弁であった。

山口議員は、高度医療だけが市民のニーズではない。在宅のニーズもある。地域医療のニーズもある。守山を中小病院、地域医療の拠点としてコンパクトな市民病院の典型例として役割があるのではないか。と守山市民病院の役割をもとめていただいた。

局長の答弁は、急性期のあとの病院として引き受けてもらうという。我々は、あくまでも総合的な病院をのぞんできた。

山口議員は最後に守山市民病院の廃止は認められないと述べて、質疑が終わる。

公明のこんば議員は、”市民に選ばれる病院”と言っていたが、市民が行きたくても行けない病院にされてしまったのではないか。こんな病院に誰がしたと私は言いたい。守山市民病院の存続を求める声は聞かれなかった。

金曜日、委員会の採決です。何としても守山市民病院を存続させてもらいたい。

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2012年3月13日 (火)

3.11のビッグフラッグ航空写真

Photo


”さようなら原発 3.11 つなげよう未来” 航空写真をネットからコピーしました。ちょっとすきまがあるけれど、色とりどりでフラッグをたくさんの人でつくって、そして広げました。

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2012年3月11日 (日)

3.11さようなら原発in愛知 つなげよう未来

Minnade3.11脱原発の集会が久屋市民広場で行われました。守山区のみなさんは、私の名前ののぼりのところに集合してねと呼びかけ、20人ぐらいはいらっしゃったでしょうか。朝からフリーマーケットなどが行われ、1時30分から「さようなら原発 3.11 つなげよう未来」という20mX30mのビッグフラッグを広げて、その旗をセスナ機が空から撮影するという趣向でした。そのあとで女優の松田みゆきさんと中根さんのトーク。美由紀さんのお話はとてもよかったですね。

そして被災地の方からの声の朗読。そしてパレード。いつものメーデーなどの集会とは違い、赤ちゃん、こどもづれの若い人が大変多くて、若者が何か音楽を流していました。参加者は5000名とのこと。原発をなくそうという思いをみんなで一つに大きなアピールができたと思いました。航空写真が楽しみです。SyukaiusiroYobikakenohito


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(左の写真は、旗の下に入って、みんなで後ろに旗を送るところ)

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2012年3月 9日 (金)

守山市民病院の問題は市民病院のあり方が問われている

昨日の財政福祉委員会、病院局関連の審議を傍聴しました。傍聴者は、守山区民5名、あとはスーツ姿の男性2名。

1時から3時近くまで、7名の議員が質疑。今回は、いろいろ質疑をして、各議員は、必要な資料を当局に要求する。そういう委員会。主には、守山市民病院の廃止をめぐって質疑がなされた。廃止のために、39億円の第3セクター推進債の発行する。陽子線がん治療施設が西部医療センターの中にできて、その運営についても質疑があった。

山口議員は、市民病院の役割として、セーフテーネットの役割を確認していた。西部医療センターの1泊8万円の高額個室の利用実績がゼロだという本会議での質問をさらに追及。そして陽子線がん治療施設が病院局の所管となって、市民病院として平成42年まで244億円の負債をかかえこむということを明らかにしていた。守山市民病院の問題は、緩和ケアの実績、1月に開かれた守山市民病院の廃止の提案説明会での住民の意見、12月に守山市民病院について運営委員会で出された意見について、資料を求めた。次回の委員会で守山のことをこの資料をもとに追及してもらいたい。

地元守山区の議員は3名中2名が質問。

こんば議員は、我々が拙速な廃止の提案だと言ってきたことを受けて、「守山市民病院の廃止提案までの期間が短すぎる」と当局に質問をされた。これに対して、当局は、いろいろと説明をしていたが、市民に説明会を開いたのは1月末。そして2月に廃止提案をするのは、拙速であるのは、事実です。

こんば議員は、民間譲渡された場合に、本市の災害医療活動拠点としての活動が民間でできるのかという質問に対して、当局は民間にお願いするのは無理。東部医療センターと西部医療センターが災害医療拠点病院となるからそこが、災害時に対応する。守山区の東部には他の病院と連携をしていく。という答弁でした。

しかし、2つの川に挟まれた守山区の地形からして、3連動地震が発生した時に、橋が落ちたら、守山区内は孤立する心配。小川議員の本会議質問では、庄内川と矢田川にかかる7つの橋は、大丈夫だと土木局長が答弁しましたが、天神橋は24年度に工事が完了、どこかの橋は28年度まで工事がすすめられるということが明らかになりました。橋が落ちなくても、橋を渡る道路が渋滞したり、通行止めになるのは、昨年の台風15号で実際に体験ずみです。災害発生時の医療活動拠点として守山市民病院を直営で存続させることは重要です。

もう一人、守山区の市議、松山議員は、医師不足について、市立病院の医師はどこの大学出身なのかと質問していましたが、出身大学はいろいろなので、どこの大学病院の医局からこられているのかについて、資料を当局が出すということになりました。

自民党の伊神議員の質疑では、守山市民病院の不良債務解消補助金39億円の内訳について、詳しく資料を次回に出すことになりました。

その質疑の中で、今年度末は21億円の債務、来年度は10億円出る予想。そして建物が新しいために建物を建てた企業債の償還が17億円。土地は5億8000万円で買い取り、売る時に9.8億円。土地の売却益が4億円。病院の建物は36億円の価値があるが、4億6000万円で売る。30億円の特別損失。ということが予算書から明らかになりました。

土地を国から安く買い取り、高く売る。建物は安く売ってしまう。こんなふうに、市民病院を売り払うなんて、それで、提供される医療は、内科中心の療養病院ですか。

病院局長は、赤字が廃止する理由ではないと言っています。医師の確保が困難である。困難であると、行政が見捨てたら、誰が市民の命を守れるのでしょうか。民間では、医師が十分確保できないでしょう。

廃止すべきか、再生の道にすすむのか、区民の声を聞いて、拙速に、この2月議会で結論を出さないでもらいたい。私は、再生の道へすすんでほしいが。

12日10時から財政福祉委員会に傍聴にいきませんか、インターネットでも視聴できます。

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2012年3月 7日 (水)

守山市民病院の再生提案

5日の市議会本会議で山口議員が市民病院の役割と守山市民病院の再生計画について質問が行われた。守山区から、20名近くは傍聴に。南京事件についての質疑は、議員がヤジを飛ばしていて、騒がしい中の質問。侵略戦争について認めない会派の議員であろう。恥ずかしい。

市民病院についての病院局長への質問。1点目は、選択と集中によって名古屋市の病院再編計画が、守山市民病院をみすてたのではないか。

局長は、みすてたのではない。「民間のノウハウで現地で病院としての医療を提供していけるようにする」との答弁。→私の反論。民間なら医師がどうして確保できるのか、そんな保証はない。医師が少なくてすむ療養型の病院になってしまう。局長さん、見捨てないで!

2点目は、西部医療センターの高額個室(1日39900円、1泊約8万)の利用実績はゼロ。市民病院としてこんな高額所得者のための個室に税金を投入して、一方小規模病院を切り捨てる、こんなやり方が市民病院のやり方か。

局長は、さまざまなニーズにこたえるという答弁。→私の反論。市大病院と同じような最高額の個室は、市民病院にはいらない。面積50m2

3点目は、守山市民病院の再生計画の提案。患者・利用者から出資をつのり病院の運営と経営に参加する。病院債を市民にひきうけてもらう。存続を願う市民に参加してもらい、患者を増やす計画を利用者と職員でつくる。診療体制を充実させる長期計画をつくる。これに対して、

局長は、守山市民病院については、医師確保が困難であり市立病院としての診療機能の維持が困難であるために、民間譲渡の提案をした。赤字が理由で切り捨てるのではない。

議員からの提案は、現行法制度上は、公営企業が市民から直接出資をうけることはできない。→私の意見。山口さんの提案の通りに法制度はできなくても、直営で市民の意見や声を聞いて、上田局長さんに守山市民病院の院長となってもらい、病院の再生に力をつくしてもらいたいと切に思います。

6日に守山区の市議の小川としゆき議員が、災害時の救急医療の問題を質問していた。

いよいよ、あすから財政福祉委員会での審議になる。あすは午後1時から病院局関係の議案・予算審議。

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2012年3月 6日 (火)

南京事件について“政府見解は認める”

5日の山口清明議員の個人質問には、守山区から20名近く傍聴に出かけました。山口議員は2つのテーマで質問、南京事件についての市長の歴史認識と市民病院について。

議会の傍聴は、議員でなくなってから、2回目です。インターネットで中継されるので、昨年は、守山の市議の質問は、ネットで録画や生中継を見てきました。2月議会は、守山市民病院の廃止条例が提案されるということなので、河村市長がどのように提案するのか、2月20日に傍聴。そして昨日は、山口議員の守山市民病院についての廃止を撤回するようにという質問は、議場でしっかりと質疑のやりとりをみようと出かけました。

南京事件について、山口議員は、①日本の侵略戦争についての認識②南京事件について政府見解を認めるのか③肉親の体験から南京事件を否定するのかと3点について河村市長に質問。市長の回答は①侵略戦争について、この場で答えることではない②政府見解とほとんど同じ③蒋介石や毛沢東が南京事件で何も言っていないからとの返答。山口議員が撤回せよと迫ると「今までいってきたことと変わりない」と反省がみられませんでした。

山口議員は、平和市長会議に政令市で未加盟なのは名古屋だけになっているとして、南京市を誘って、平和市長会議へ加盟するように市長に求めました。19政令市の中で本当に名古屋市だけが加盟していないのは、恥ずかしい話です。

河村市長の南京事件の発言問題は、南京市との友好が一時中止となり、民間の友好行事にも影響し、中国との経済に影響する問題になっています。個人的な見解では済まされません。市長は、市民生活を守る立場にたち、南京事件の否定発言の撤回をし、南京市に謝罪すべきです。山口議員の質問で政府見解と認めるのであれば、事件がなかったとする発言を撤回すべきです。

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2012年3月 4日 (日)

放射線と子どものからだ

今日は第29回あいち学童保育研究集会が南山高校男子部で行われ、私は、午後の分科会の講師をつとめました。愛知県内の学童保育の指導員、父母のみなさんが300人?ぐらい集まって午前中は、記念講演、午後は26の分科会。

私は、放射能とこどものからだというテーマでおよそ1時間パワーポイントを使ってお話でした。参加者は14名。1名が男性、あとは女性。低線量の被ばくについてはっきりとした影響が証明できないけれど、リスクがあることについて説明しました。

私の説明を聞かれて、「あまり神経質になってもいけないけれど、気にしていきます」「安全が強調されすぎて実際のところよくわからなかった。バランスのよい食事、食物繊維をとって排出していくことが大事だと思いました。」「子どもの影響が心配だったので、参加しました。基本的なことが聞けてよかった」などと感想が出されました。

被災地に保育補助支援に行かれた学童保育の指導員の方が、被災地で牡蠣やわかめの養殖でがんばっておられるのを見てきたけれど、自宅に帰って、家族が「茨城県のしらすぼし」を拒否している現実があり、指導員の女性は複雑な思いになったというお話がありました。

農業・漁業の復興と食品の安全、放射能から子どもたちを守ることをどちらもやっていかないといけないことだと思っています。

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