2月20日に2月議会が始まり、いよいよ守山市民病院の廃止条例が提案されます。この提案を認めるわけにはいかない。20日の前に、市民病院の廃止に反対する宣伝をやろうと、守山市民病院を守る会で決めて、昨日宣伝とデモ行進を行いました。
小幡駅ロータリーに、市職労の宣伝カーをつけて、守山市民病院の廃止反対の幕もはりつて、ご参加いただいた方には、「区民の宝 守山市民病院を守ろう」というポスターを胸にたらして、ゼッケンにしてもらい、通行人やドライバーのみなさんに、守山市民病院をまもろうとアピールしました。宣伝には50人ぐらいの参加されました。

守る会の代表幹事の橋本さんが、守山市民病院を守る運動を10年とりくみ、昨年は守山市民病院の直営で存続をもとめる署名に取り組んだことや、病院局が住民に対して民間譲渡の説明会を全区民対象に開かせるようにと要望してきたこと。守山市民病院の廃止は認められない。という報告をしました。
市民病院の直営で存続をもとめる請願署名の紹介議員となって、市議会で区民の声を届けてきた山口清明議員から、河村市長になって、城西病院の譲渡、緑市民病院の指定管理など医療の公的な責任放棄が進んでいることの中で、守山市民病院が切り捨てられようとしている。一方で西部医療センターにはお金持ちが利用する1日39900円もする個室を市民病院につくって、誰も利用者がいない、そんな無駄遣いをしているという告発がありました。陽子線がん治療施設は、300万円近い保険外治療費を払える人しか利用できない施設があって、そこには採算がとれるまで20年間にわたり、数億円の税金投入をする。そして新年度は赤字補てんに数億円の予算。地域医療を支える守山市民病院は赤字だからと言ってきりすてながら、お金持ちの患者ばかりに税金投入するのが市立病院の役割なのかと、報告がありました。
宣伝では、大島良満さんと城下さん、看護師さんにご発言をお願いしました。看護師さんのBさんは、守山区民としても市民病院で出産され、看護師としては30年働いてこられて、今医師が半分に減っている中で、寂しい病院になってしまい、市民病院がなくなることに対して、悲しみをにじませながらも、市民病院は残してもらいたいと訴えられたのには、感動しました。説明会にも参加されたという女性のSさんは、一言話したいといわれて、発言をお願いしました。二城学区のSさんも、地域で市民病院について決議を上げたと発言されました。守山市民病院の廃止に反対する声が広がりつつあると感じた、宣伝でした。
最後に、『「守山市民病院の廃止条例」の撤回を求め、名古屋市直営で存続することを要望します。』というアピールを読み上げました。
宣伝のあと、宣伝カーを先頭にして水道道までデモ行進をしました。デモ参加は30名ぐらいでした。寒い中でしたが、「区民の宝 守山市民病院を守ろう」という声は、熱く瀬戸街道にこだましたと思います。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
2月20日は市議会開会日。昼休みに本庁舎前で守山市民病院の廃止に反対する抗議宣伝を予定しています。河村市長に、市立病院を守る責任を放棄するなと訴えましょう。
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