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2012年2月28日 (火)

子ども・子育て新システム:待機児童は放置。

民主党政権の子育て支援は本物か? 「子ども・子育て新システム」が今国会へ法案として提出されようとしています。

この問題点について、月曜の赤旗に鹿児島大学教授伊藤周平氏のコメント記事として載っていました。

○保育を受けようとする人は、保育施設との直接契約。これまでは、自治体に申し込んだら、結果を聞く。入れなければ、待機者となる。新システムでは、個人が保育所にそれぞれ申し込むので、入所できたかどうかは、行政は知ることもない。そうなると、待機児童がどれだけいるのか、自治体は把握できないことになる。つまり、待機児童がいても、放置される。

○今では、待機児童が50名以上いる自治体は解消計画をつくらないといけないのですが、待機児童が把握されなければ、解消計画などつくられないということになります。

このシステムについては、他にも問題があるようですね。

名古屋市は全国一待機児童の多い自治体、その中で、守山区は市内で一番300人近い待機児童。来年保育所が民間で開設されるけれども、解消までには至らない。まづは、市立保育園の民営化はやめること。そして公立保育園をつくることが必要です。働きたいけれども子どもを預けられないお母さんが大勢いる守山区。保育園をつくり、子育てしやすいまちにしよう。

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守山区制50周年の年に守山市民病院を廃止してよいのか!

守山区のマスコットキャラクターのモリスが今日の新聞に載っていました。来年は守山区が誕生して50周年。そんな記念すべき年に、守山市民病院を廃止するなんて、とても区民は納得できない。

2月議会に提案された守山市民病院の廃止条例。区民全体に今の守山市民病院の医療の状況、なぜこのように医師が減ってしまったのか、市民が見捨てたわけではない。医療が提供されなければ、市民が離れていく結果となっている。今は、区民が不便に感じながら区外の病院に行っているのではないか。

これから予想される巨大地震。地震などで守山区が孤立したら、誰が私たちの命を守ってくれるのでしょうか、今でも不安な状況です。医師が半減し、手術もできない守山市民病院になっています。それを再生するには、区民の知恵と力を合わせることが大事ではないか。病院局も市民といっしょに、市民病院の医師を増やす計画を作りましょう。困難だとあきらめないでもらいたい。

3月5日には、共産党の山口清明議員が守山市民病院の再生のための提案を本会議で行うというので、みんなで傍聴に行きましょう。河村市長の南京虐殺の否定発言の撤回をもとめて、山口さんは質問する。午前10時からです。

市議会、財政福祉委員会では3月8日午後、12日午前10時、14日午前10時と病院局関係の予算と議案の審議がされます。ここで守山市民病院の廃止条例が取り上げられる。この委員会も傍聴か、ネット中継をみましょう。

地域医療を担う市民病院。中規模の急性期の総合病院が守山区には必要です。民間譲渡したら、そうした地域医療を担える保証はない。

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2012年2月25日 (土)

TPPは日本を滅ぼす

Photo今日は後援会主催で、TPPの学習会を行いました。

講師は、地元の守山法律事務所の岩月浩二弁護士さん。さすが弁護士さんということで、この条約を締結すると10年で関税が撤廃され、5年かけて、非関税障壁がなくされる。条約というのは、国の法律の上を行くものなので、立法・行政の面でアメリカに再占領されることになるという。TPPというと日本の農業が影響をうけるとか、医療の分野で混合診療がひろがり、国民皆保険制度が崩壊するとか、いろいろな分野にアメリカの資本が入ってくるのかな、という程度の理解でした。しかしそんな単純なものではない、もっとすごい、アメリカの金融資本が日本をくいつくすものだということが理解が深まった感じがしました。

例外のない非関税障壁撤廃・関税撤廃。アメリカと日本で条約参加国全体のGDPの9割をしめることから、日本がアメリカにほろぼされるのは間違いないものだということ。これを再認識しました。質問で、トヨタもTPP賛成なのかというのには、私もそう思いました。日本の財界はアメリカの金融資本とともに、利益を得ようと思っているとすれば、財界はTPPの怖さを知らないのでしょうか。

TPPの学習会、難しそうだったので、参加者が少なかったのは、残念です。もっと内容をかみくだいて私たちが知らせないといけない。野田政権はTPPの事前協議に向かっているから。身近な食糧と食の安全が脅かされる話から、入っていくといいかな。

輸入食品のポストハーベスト農薬や食品添加物の基準の緩和をアメリカは現に要求している。TPPに参加すれば、農薬まみれ、食品添加物まみれの輸入食品が食卓にどんどん上ることになってしまう危険性がある。食の安全が守れない。

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2012年2月24日 (金)

どうして守山の志段味図書館を指定管理制度にするの?

図書館の指定管理制度の導入は昨年5月の市議会で審議がされ、導入は見送られました。

その後、名古屋市は、検討をしてきた結果?、この2月議会に志段味図書館から試行的に指定管理制度を導入するという提案をしています。

今日は、その議案について、共産党の岡田ゆき子議員が質問をしました。なぜ、志段味図書館なのか、守山区民の声を聞いたのか、この2点での質問。教育長は、図書館の運営について図書館協議会で指定管理について試行すべきだという意見があり、無作為抽出の2000人の市民にアンケートをした結果、試行的に指定管理を行うという答弁でした。

利用者の意見、図書館のボランテイアグループのみなさんの意見も聞かずに、指定管理者制度を導入すべきではない。

指定管理者制度の目的は、経費削減です。図書館運営で経費をけずるということになれば、人件費を削ること、つまり非正規雇用者での運営となり、サービス低下につながるものだと、岡田議員は、指摘しましたが、その通りだと思う。

なぜ、志段味から導入するのかとの質問の答弁は、小規模であるので、民間がサービス提供しやすいということでした。図書館も直営で。守山市民病院も直営で。そう思います。

議案は、これから教育こども委員会での審議となります。

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2012年2月23日 (木)

街中の徒歩行進訓練はやめて!

Jieitaimaenokougi今日は、今年になって初めての自衛隊の徒歩行進訓練が19時から行われた。自衛隊の海外派兵に反対する守山の会と、平和委員会のみなさん12名で行進が行われる時間の前、自衛隊駅前で抗議の宣伝行動を行いました。銃をかついで武装した自衛隊員39名が守山区と北区の街中、河川敷を歩くということ。アメリカと自衛隊が合同で戦争をするための訓練である。私は、平和にくらす街中で、戦争の訓練、銃を担いでの訓練はやめてもらいたいと抗議をしました。

39名の予定が実際に行進している人数を数えたらそれ以上いたと他の人が言っていました。Photo_2





(行進している写真がうまくとれなかった。)

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2012年2月22日 (水)

志段味図書館の指定管理者制度の導入に反対

一度は指定管理者制度の導入が中止となっていたのに、2月議会に再び提案される。しかも、よりによって守山区の志段味図書館から導入しようという。

図書館を民間委託する目的はなんでしょう?最大の目的は経費削減。1館あたり400万円の削減を見込んでいるようです。図書館は収益事業ではないので、民間委託すれば、低い賃金しか支払われない。読書というのは、地域でこどもや高齢者の要求が強いものです。図書館の役割は市民の学習と文化水準の向上につながるもの。それを営利の民間事業者に委託する理由は、全く理解できないです。

図書館を民間委託するべきではない。

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守山市民病院を残して!

2月20日の市議会に河村市長が守山市民病院の廃止条例を提案した。金持ち減税の財源づくりの一環としての行革で守山市民病院の民間譲渡や志段味図書館の指定管理制度導入である。市民の命と健康のための病院、それを赤字だからと民間に売り飛ばすのは、許せない。

市民3分間議会演説というのが議会改革のひとつで実施されている。是非とも守山市民病院について生の声を聞いてもらおうと、演説の申し込みをしたが、応募者多数で私は、はずれてしまった。私の知っている人は3人が演説できることになった。27日午前10時から財政福祉委員会でこの3分間演説が7名行われる。4名が守山市民病院の廃止に反対する内容。私も傍聴に行く予定です。

今日は、守山市民病院を守る会の幹事会でいろいろと、区政協力委員長さんや市議会の議員要請の打ちあわせをし、半日かけて、”順子だより”を作成、印刷しました。

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2012年2月19日 (日)

保育園の給食にサンマだしていい

今日は、めいほく保育園にて、食の安全を考えるつどいが開かれ、私は、講師として食べものの安全と放射線についてスライド上映しながら、お話をしました。主催は、なごや北・子育てのつどい実行委員会(あいちこども会館・なごや北・こどもセンター、革新・名古屋北の会・めいほく保育園など)でした。参加者は10名ぐらいでしたが、赤ちゃんを抱いてこられたお母さんが、一番放射線について心配されていました。「粉ミルクの放射能が出て、原発事故前の製造の粉ミルクを買いに行ったら、たくさん残っていたので、買い占めてきた。加工食品も水や野菜は、どんなものが使われているかわからない。産地の偽装とか心配。こどもに与えるお菓子も心配」と本当に放射線に対する不安が強いのがわかりました。

保育園の園長先生は、父母から、食材についての問い合わせがあり、サンマは出してこなかった。今回の報告で、大丈夫なのが分かったといわれていました。心配される方とそうでない方と極端にいらっしゃるので、対応に苦慮していたというお話。漠然とした不安ではなく、検査情報にもとづいて、対応していくことが大事だという結論になりました。そして、自治体の行っている食品の検査は十分でないので、もっともっと検査体制を強化することが大事だということになりました。

調理師の男性職員の方も、参加されて、調理で放射線を少なくできる方法について質問がありました。表面汚染であれば、洗ったり、加熱すると放射線が減少するという実験例をお話しましたが、それ以上に取り除くことは難しいという説明。放射性物質を排出しやすくしたり、免疫機能を高めるためには、食物繊維をとることや、抗酸化物質が含まれる野菜をとること、バランスのよい食事が大切だというお話もしました。

魚の放射能汚染は、しっかりと検査によって実態把握する必要があります。

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守山市民病院の廃止に反対する区民宣伝

2月20日に2月議会が始まり、いよいよ守山市民病院の廃止条例が提案されます。この提案を認めるわけにはいかない。20日の前に、市民病院の廃止に反対する宣伝をやろうと、守山市民病院を守る会で決めて、昨日宣伝とデモ行進を行いました。

小幡駅ロータリーに、市職労の宣伝カーをつけて、守山市民病院の廃止反対の幕もはりつて、ご参加いただいた方には、「区民の宝 守山市民病院を守ろう」というポスターを胸にたらして、ゼッケンにしてもらい、通行人やドライバーのみなさんに、守山市民病院をまもろうとアピールしました。宣伝には50人ぐらいの参加されました。Photo_3

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守る会の代表幹事の橋本さんが、守山市民病院を守る運動を10年とりくみ、昨年は守山市民病院の直営で存続をもとめる署名に取り組んだことや、病院局が住民に対して民間譲渡の説明会を全区民対象に開かせるようにと要望してきたこと。守山市民病院の廃止は認められない。という報告をしました。

市民病院の直営で存続をもとめる請願署名の紹介議員となって、市議会で区民の声を届けてきた山口清明議員から、河村市長になって、城西病院の譲渡、緑市民病院の指定管理など医療の公的な責任放棄が進んでいることの中で、守山市民病院が切り捨てられようとしている。一方で西部医療センターにはお金持ちが利用する1日39900円もする個室を市民病院につくって、誰も利用者がいない、そんな無駄遣いをしているという告発がありました。陽子線がん治療施設は、300万円近い保険外治療費を払える人しか利用できない施設があって、そこには採算がとれるまで20年間にわたり、数億円の税金投入をする。そして新年度は赤字補てんに数億円の予算。地域医療を支える守山市民病院は赤字だからと言ってきりすてながら、お金持ちの患者ばかりに税金投入するのが市立病院の役割なのかと、報告がありました。Photo

宣伝では、大島良満さんと城下さん、看護師さんにご発言をお願いしました。看護師さんのBさんは、守山区民としても市民病院で出産され、看護師としては30年働いてこられて、今医師が半分に減っている中で、寂しい病院になってしまい、市民病院がなくなることに対して、悲しみをにじませながらも、市民病院は残してもらいたいと訴えられたのには、感動しました。説明会にも参加されたという女性のSさんは、一言話したいといわれて、発言をお願いしました。二城学区のSさんも、地域で市民病院について決議を上げたと発言されました。守山市民病院の廃止に反対する声が広がりつつあると感じた、宣伝でした。Photo_4

最後に、『「守山市民病院の廃止条例」の撤回を求め、名古屋市直営で存続することを要望します。』というアピールを読み上げました。0219


宣伝のあと、宣伝カーを先頭にして水道道までデモ行進をしました。デモ参加は30名ぐらいでした。寒い中でしたが、「区民の宝 守山市民病院を守ろう」という声は、熱く瀬戸街道にこだましたと思います。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

2月20日は市議会開会日。昼休みに本庁舎前で守山市民病院の廃止に反対する抗議宣伝を予定しています。河村市長に、市立病院を守る責任を放棄するなと訴えましょう。

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2012年2月 9日 (木)

河村市長 市民に説明を十分せずに市民の声を不満というのですか

208守山市民病院の廃止条例が2月定例議会に提案されようとしています。区民の宝、守山市民病院を廃止するなんて、認められない。

病院局は住民説明会を6学区(小幡、二城、西城、守山、廿軒家、鳥羽見)に回覧を回して開催をしたが、守山市民病院は、6学区の住民だけが利用しているわけではない。守山区民全体に、守山市民病院の現状を報告して、今後どのようにするのかを説明をして、その意見をふまえて、市民病院をどうするのか、提案すべきではないか。

 1月21日、24日25日に行われた説明会の席に参加した、区政協力委員長さんが、「市民病院の譲渡の是非はさておき、区民全体に説明をせずに、ことをすすめるのは問題である。自分は、区政協力委員長会議で、説明会の開催を知ったので、その案内をコピーして回覧を回した。」と発言されてました。またその学区の方が、「私はたまたま回覧を見たので参加しました。」という発言。回覧が回らなかった学区の方で、前日の新聞記事を見て参加した方もありました。「広報なごやの守山区のページできちんと案内して、再度開くべきではないか」という意見もありました。

守山市民病院を守る会では、こうした住民説明会が一部の学区の回覧だけで行われたのは、問題であるので、再度説明会を開催するようにと病院局に要請をしてきました。しかし、現在その説明会について開催をするという連絡はありません。

昨日は、市民病院の前で、そして今日は市役所前で、「守山市民病院を守ろう。廃止しないで。市民の声を聞いてほしい。」と市民、市長に訴え。Photo


昨日の共産党市議団の市政懇談会では、来年度予算の概要について説明がありました。河村市長は、おもしろい名古屋にしてお金持ちと大企業をよびよせようという予算。金持ち減税は半分にしたけれど、行革の名による公的な責任放棄のオンパレード。図書館の指定管理者導入(しだみ図書館)、守山市民病院の廃止・民間譲渡、緑市民病院の指定管理開始、保育園の企業参入を容認、区役所の民営化検討

河村市長の「おもしろいナゴヤ」というメニューが、大企業支援と大型開発の説明を聞いて、本当に市民のいのちとくらしが第一だと腹立たしく説明を聞いてきました。私は、守山市民病院を守る運動について、発言し、議会でとりあげてもらいたいと要望しました。

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