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2011年11月28日 (月)

水害の心配のない吉根地域へ

昨日は9月の台風で浸水被害の発生した桔梗平地域を訪ねました。

11月議会で吉根地域に水害対策のためのポンプや雨水調整貯留施設の整備などの予算が出されていることを、お知らせをするために、特に床上浸水被害のあった方のところを訪ねました。床上浸水被害の合われた方の何人かは、今は、他の住居に移って、住居の補修をされているということでした。お会いできた方は、今回の補正予算の対策の内容を説明したところ、「こういう対策をするということは、それだけ市に否があったことをしめしているわけだから、きちんと住民に対して謝罪をしてほしい。」と言われました。水門を閉めたことの検証は必要です。そして、どうして防げなかったのか、そのことを明らかにしなければ、また他の地域で同様の水害を発生させてしまうのではないかと思います。

吉根地域の区政委員長さんのところを訪問しましたが、堤防を2mかさ上げする工事や、今回の補正予算で出されているサイレンや排水ポンプの設置の内容が報告されているようでした。11月議会が12月7日に終わり、そこで補正予算が決定されてから、12日の夜に吉根小学校で住民説明会が開催される予定ということをお聞きしました。これから町内のみなさんに回覧で知らせるとのことでした。

住民説明会には、なぜこのような水害が発生したのか、東海豪雨や最近の豪雨に対応した防災対策の何が問題であったのか、それを明らかにすること。そして再び同じような豪雨が発生しても浸水被害を起こさない対策が提案されているのか、しっかりと市の説明を聞きたいと思う。

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2011年11月26日 (土)

元気っ子の公園で放射能測定

いつも吉根の山島公園で、金曜日の午前中、こどもたちが元気に遊んでいます。

”元気っ子”という子育て遊び場の先生をしている日比さんから、公園の放射線量が気になるから、測ってねという話があり、昨日測定器を持って調べに行きました。すべり台や砂場、斜面になったところでそり遊びをするところとか、調べてみました。PhotoBuranko


放射線量は、0.076〜0.102μSv/hでした。

そこから歩いてもう少し大きい吉根公園に移動して遊具やベンチのところを測定しました。

屋根のあるベンチが0.055、屋根のないベンチは0.086でした。すべり台やシーソーも測りました。放射線量は、最大で約0.1μSv/hで、自然放射線量の範囲内で、心配せずに、遊べますよとママたちに報告しました。

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2011年11月23日 (水)

TPP問題で守山商工会と懇談

18日、今話題のTPPについて、守山商工会の会長の佐藤氏と懇談する機会を得ました。

共産党と懇談していただけるのは、これで3回目。もとむら伸子さん、黒田二郎さんと私の3名で商工会の事務所をお訪ねしました。

懇談の申し入れをした際には、「TPPより円高対策が困っている」と事務所の方の話でしたので、どんなお話になるのかと思っていました。

最初に、党のTPP反対の提言を伝えると、会長さんは「TPPは賛成だ。」と言われましたが、

話をしていくと「TPPのメリット、デメリットをもっと明らかにしていかないといけない」という点は、一致できたと思います。

守山区内の商業・製造業は小規模・家内企業が多いが、全産業で落ち込んでいる。とにかく仕事がない、仕事をつくってほしい。中小企業を踏み台にして大企業が海外に出ていく。前回の時も、中小企業を守るしくみをつくってほしいと言われました。

原発からの撤退、自然エネルギーへの転換という党の政策を紹介したところでは、太陽光・太陽熱発電の普及のために補助金をふやすなど、力をいれてほしいという話がありました。

地元の商工会のみなさんに仕事が増えるようにするには、家計をあたため、内需をふやすことが大事。増税などもっての外。野田内閣は庶民増税25年間で8.8兆円で復興の財源をつくるというが、大企業の法人税減税は25年間で20兆円。これでは、復興財源はでてこない。野田首相は、財界に言われて、法人税減税を行う。さらに消費税増税法案を出すという。これでは、庶民のくらしはよくならない。景気が悪化して、消費がますますおちこむ。守山区内の工場に仕事はますますこない。それではいけない。

大増税をストップさせるために、共産党ががんばらないといけない。

米軍への思いやり予算と政党助成金を中止すれば25年間で8兆円の財源確保。法人税減税と証券優遇税制をやめて、42兆円(25年間で)確保できる。財界の利益と米軍優先の古い政治を打ち破れば、復興のための財源をつくれる。このことを政府に求めていきます。

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2011年11月13日 (日)

保育園の給食にサンマを出していい?

共産党主催で“放射能から子どもと国民の健康を守るシンポジウム”を昨日愛知県理容会館で開き、若い女性も参加され、125名の参加で成功しました。

浅見先生は、食品などを通して体の中に入った放射性物質が細胞のDNAを傷つけるので、臓器や組織が影響をうける内部被爆のお話を医者の立場で説明されました。

私は、食品中の放射性物質の汚染状況を検査データを交えて説明。野菜・果物は、放射性セシウムは、現在はあまり検出しなくなっている、しいたけ、お米、魚の汚染状況をグラフなどで紹介しました。

八田ひろこさんの秘書をしてきた共産党のもとむら伸子さんは、愛知県や名古屋市の食品の検査機器が十分整備されていないことをとりあげて、学校給食の検査費用の増額をもとめて、国と交渉してきた話をされました。

会場から、若い女性が「放射能のことで、子どもに不安を与えないように、大人がしっかりとまもっていかないといけない。」との発言に、勇気づけられました。保育園の調理師さんを誘って参加された女性は、「給食にサンマを使っていいか?父母から食品の放射能汚染が心配だという声がある」と質問があり、私が、「産地で放射能検査を行なっているデータを見ると、ほとんどセシウムは検出していないから、安全だと思う。」と回答。やはり、子どもたちの食品は安全なものを食べさせたいとい強い母親たちの願いを感じました。

(次のグラフは、サンマの検査データです。水産庁が発表しているデータを”コンタンのブログ”の中で、水産物の放射能濃度をグラフにして公開されていたものです。 )

111031_sanma_graph

シンポジウムが終わってから、保育園の調理師さんが、私のところにかけよって、父母のみなさんが給食の安全性について関心があり食品添加物の学習会もしてきたけれど、放射能の話をしてほしいという話をされました。月末に保育園で放射能と食の安全、TPP問題も含めて学習会を引き受けることにしました。

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2011年11月 8日 (火)

TPPは食の安全をおびやかす!

TPP交渉に参加しようとする野田首相。TPPに参加して何が国民の暮らしをよくするのですか? 

関税が撤廃されれば、安い農産物が市場に出回ったら、消費者は家計が大変だから、助かる?それでいいですか?食料自給率は農水省の試算では13%に低下すると言われている。国産のお米は食べられなくなる。お米だけは例外にするというわけにはいかない。例外がないのが、TPP。農業、漁業が大打撃。世界は人口が増え、餓えでなくなる人々がいるのに、日本はお金にまかせて、食料を輸入する国になっていいわけはない。農業を破壊するTPPに参加するのは絶対やめさせないといけない。

輸入食品はポストハーベスト農薬や食品添加物の日本の厳しい基準をクリアしたものが出回っているが、アメリカから日本の基準は厳しいから、緩和せよと要求されている。TPPに日本が参加すれば、こうした食品の安全性を確保してきた基準が緩和される心配がある。遺伝子組み換え食品の表示もなくなってしまう危険性がある。私たちが毎日食べる食品の安全性を守るために、野田首相がTPP交渉に参加しないようにみんなが力を出そう!

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2011年11月 6日 (日)

あいち赤旗まつり

Dsc_0047雨ぞらの中、なんとか雨もふらず、緑区大高緑地であいち赤旗まつりが行われました。震災復興・原発をなくせ、総選挙にむけてみんなでつどう場になりました。被災地から陸前高田市と福島県いいたて村の議員の方も参加されて、交流できました。飯舘村の佐藤八郎議員からいただいた資料を帰りのバスの中でみんなで見ましたが、放射線量が10マイクロsvとか私たちの町の100倍200倍の高いところだと実感しました。

千種区・名東区・守山区、愛知2区の総選挙の予定候補として黒田二郎さんと佐々木憲昭衆議院議員が総選挙勝利にむけて決意を聞いて、野田政権の増税、TPP参加、国民いじめの政治に立ち向かう共産党ががんばりどきだと思いました。Dsc_0033

赤旗まつりの開催のために、前日から泊まり込んだり、当日も会場で清掃や、ひろばでスタッフとして働いていただいたみなさん ありがとうございました。今回は、若者のひろばでは、高校生?のアイドルのエネルギッシュな踊りが見れて楽しかったですね。

私は、2区のつどいの司会をしたり、中央ひろばで震災ボランテイア参加者の紹介で壇上にあがったり、原発ゼロ署名を佐々木議員に手渡したり、震災・原発交流コーナーで食品の放射能汚染について活動をしていることをお話したり、その合間に、守山区のお店で売り子をしたり、忙しかったですね。


Dsc_0070さあ、また明日から、原発ゼロの社会へ、放射能からこどもたちを守るたたかいに、がんばろう!

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2011年11月 5日 (土)

公園の放射線量を測りました

Kanayasuberidai_2守山区内の公園で放射線量の測定活動をしようと、今日は午前中、西方面から放射線量測定器を持って公園を回りました。

測定する周りをハンドマイクで町内のみなさんに”公園の放射線量の測定をしますので、公園まで、お越しください。”と呼びかけて、測定をしました。

枯葉の多いところはどうか、子どもたちが遊ぶ砂場、すべり台付近、広場の真ん中はどうか、測定をしました。測定場所ごとに、地表付近と地表から1mの高さと2回測定。公園は金屋第二公園、山下公園、高島公園を回りましたが、土曜日で砂場やすべり台で子どもたちが遊んでいるところで、数値をみなさんにお知らせしました。

少ないところは0.06から最大値は0.11μSv/h。広場の真ん中が他のところと比べて高い傾向があるようでしたが、一番多かったのが高島公園の砂場でした。測定値には10%の誤差があるので、およそ0.1μSv/hの範囲であれば、原発事故の前と比べて変わらないと見ていいのではないかということで、”安心して遊んでください”とみなさんに伝えました。

ただ、砂場が少し高い値が出たのは、気になるので、他の地域の公園の測定結果をみてから、考えたいと思いました。Mizonohutanouejunko

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