何のために図書館を民間委託するの?
名古屋市は図書館の中で、支所にある図書館を指定管理制度、つまり、民間委託する方針を明らかにした。何のためにこんなことをするのか、図書館がどうなっていくのかと、29日に2つの労働組合がよびかけて市民集会が開かれた。私は、民間委託の計画に志段見図書館が含まれているというので、これは大変なことだと思い、参加しました。
大雨の中でも女性会館には、図書館で働く人、地域で文庫活動をしている人や、今回の計画に上がっている図書館のある地域の市民が大勢参加した。支所図書館では、地域からの要望を聞いて図書をそろえたりしている活動などが報告された。そもそも図書館は、収益をあげることがもくてきではない。図書館法も紹介された。図書館というのは、地域の人々と結びついて、地域の文化をささえているのではないかと思いました。民間の業者は、どうしても利益追求となるので、働く人の賃金を抑えていくことになるのではないか。
集会では指定管理制度の導入に反対するアピールが採択され、「図書館について考える市民集会」は、「名古屋市図書館を考える市民・ボランテイアの会」を結成して、指定管理制度導入の再検討を求める署名活動を6月議会にむけてとりくむこととなりました。
(左は志段味図書館、右は5/29の集会)
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