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2010年10月31日 (日)

もりやま九条の会4周年のつどい

昨日は守山区役所ホールでもりやま九条の会の”四周年のつどい”が行われた。最初に合唱サークル ピース&ラブのみなさんによる合唱から始まった。今回は、名古屋大学大学院教授の本秀紀先生による記念講演を楽しみに参加した。17ページに及ぶ資料で、”『安保改定50年』と憲法ー軍事同盟のない世界へ”と題して、1時間余りにわたっての講演でした。Motokouen

一つ、あらためて憲法と日米安保条約この2つの法律が衝突している、その矛盾の表れが、普天間基地の問題だと問題提起がありました。安保条約が改定されたのが、1960年、安保条約によって、日本にはアメリカ軍の基地がある。もう改定後50年の年。アメリカに守られているのではなく、アメリカに従っている、日本では、どれだけ国民が苦しめられているのか、

このことを一人ひとりの国民が考え、安保条約はいらない、軍備では平和は実現できないとみんなに語りかけることが必要。Renge

日本にある米軍基地から、イラクやアフガニスタンに戦闘機がとびたち、罪のないこどもたちを殺しているのだちうことを、考えなくてはいけない。

もう一つは、憲法改悪が簡単にできない状況で、国会の中で護憲派、共産党や社民党が比例定数削減によって、護憲派を消滅させようとしている動きには、注意しないといけない。そういうことをあらためて考えました。

今こそ、非同盟の世界をめざそうと、憲法9条を守る運動を草の根で広げる重要性を痛感しました。本さんの話は、少し難しかったけれども、改めて国の民主党政権の動きをしっかりとみていかないといけない。そう思いました。Peacelove

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2010年10月24日 (日)

自宅の介護をわかって

昨日介護に疲れた老人が自分の娘を手をかけるという痛ましい記事が載っていました。重度障害の娘さんを自宅で世話をしていた母親が急死され、その後に事件が起きた。家族を介護するということは、大変なこと。私は、両親が健康で介護の経験はないが、母が祖母を介護していたことはよく覚えている。

介護保険制度ができて10年。今の仕組みでは、必要な介護サービスが受けにくい問題がある。私の今とりくんでいる”住みよいまちアンケート”にも、”自宅での介護をもっとわかってください。貧困収入なし無職助けてください。介護窓口へ申し出るとはねつけられ、泣き寝入り、悲しいです。”と記入されていました。

”特養の増設、低負担で入居できる老人ホームの設置”とアンケートに記入あり。介護に疲れて、少し家族が休めるショートステイの施設、自宅での介護が困難な方には、特養が必要です。名古屋市内には特養の待機者が約5000名という状況で、特養の増設が期待されています。そんな中で、守山区で下志段味に個室型の特養が11月から開所されることになりました。竣工式が22日に行われ、施設を見学させてもらいました。定員29人、個室とショートステー10室という施設。利用料は、ひと月所得に応じて約6万から15万円。(申し込みは終了)Keiaien

個室型の特養を名古屋市は順次整備していく計画ですが、待機者にみあう整備をしていく必要があります。Syokuji

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2010年10月22日 (金)

地域委員会は認知度が低い・・・

今、名古屋市議会は閉会中です。昨日は市議会の総務環境委員会が開かれて、全会の議会に出された請願1件の審査、継続審査となっている自民党から出されている住民投票条例、そして総務局関係の所管事務調査として、地域委員会についてのアンケート結果のまとめについてが審議が行われた。

請願は、沖縄の普天間基地の移転問題で、名古屋市在住の沖縄出身の女性が、名護市への移転拒否の住民の意思が名護市長選挙や住民投票で示されたのに、菅首相は全く住民の意思に反する、日米合意をし、名護市への移転を押し通そうとしている。この事例から、自治体の住民の意思を尊重して国の政策にいかすように、名古屋市議会が意見書を提出することをもとめる請願でした。当たり前のことなので、日本共産党は請願者の紹介議員となり、請願の採択を求めました。他の議員は、反対もできず、かといって採択に賛成もせず、保留となりました。

地域委員会について、モデル実施を行った8つの地域の全住民へのアンケートと地域委員会を行っていない地域の市民(2000人を抽出)アンケートの結果が報告された。モデル実施をしているところは、アンケートの回収率が25%と低く、市民2000人アンケートの回答率55%と比べて低いのは、モデル実施をした地域でも、地域委員会に対する住民の関心が低いのではないかと、田口議員(共産党)は質問しました。地域委員会を実施している地域ですら、地域委員会で議論されている地域課題の認知度が低いことを指摘し、市長が上から押し付けているからではないのかと、ただしました。そして、田口議員は、モデル事業の検証結果を市民に公表し、その上で、学区連絡協議会とその構成団体も含めた住民との意見交換会を行い、地域委員会を実施するかどうか、実施する場合は、制度をどうするのか、地域課題などについて住民の間で時間をかけた議論を行うようにすべきだと提案をしました。

守山では小幡地域で百歳まで元気で暮らせるまちづくりがテーマで地域委員会がいろんなことを行っています。公園に健康遊具を設置したり、健康スクール(講習会)、乳がん・子宮がん検診の受診向上啓蒙活動、生きがい健康フェスタなどが取り組まれています。早川委員長が中心になって地域委員会がつくられています。今は来年度の予算を検討しているようです。他の地域委員会は、2年目は新たな地域課題にとりくんでいるところもあります。

地域委員会は、今年モデル実施されていますが、その内容をしっかりと検証して、本当に地域課題を住民が話し合って、課題を見つけていくことが大事だと思います。学区連協のみなさんを中心として地域委員会のしくみを加えたらどうかという意見についても、みんなで意見をだしていくべきと思います。

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2010年10月15日 (金)

COP10のブース展示

Tengusan 昨日はCOP10のブース展示のボランテイアに出かけました。

COP10の目的は何でしょうか?生物多様性条約を結んだ国々が、集まって、どうやって生物を保護していくかを話し合う会議です。

人間も生物の一員として、他の生物のつながって、お互いに共存共栄していかないといけない。しかし、地球上の生物の種類が減少している。そういうことに私たちは目を向け、一人ひとりが何をしていくのかなと考えて、行動することなのでしょうか?

COP10の国際会議が開かれている国際会議場は、一般の市民が入れないようですけれど、その周りの白鳥公園では、100ぐらいのブースが設けられて、世界中の環境団体が生物の多様性を考える展示を行っています。私は、東京で公害・環境問題にとりくんでいる”公害・地球環境問題懇談会”という団体のみなさんのブース(ブースNO.27)展示のボランテイアガイドを半日お手伝いしました。

ブースでは、高尾山を守る会の方が、高尾山にすむ天狗の格好をして、生物がいっぱいの高尾山の自然を守ろうとチラシを配っておられました。全国の中で公害問題、環境問題にとりくんでいる団体のみなさんが、公害と地球環境問題に関心を持って、運動を広げるために結成されたとのこと。水俣病の公害、諫早湾の干拓、ダムを撤去させた荒瀬川ダム、高尾山の自然を守る、名古屋は道路公害反対のみなさんの展示がありました。

ブースの展示を読んでアンケートに答えると、高尾山のきれいな自然の写真はがきがプレゼントされるので、みなさん、熱心にブース展示を見ておられました。Tenji

ひとつの展示しか見れなかったので、また時間をつくって、展示を見に来たいなと思っています。

地下鉄名城線、日比野駅から徒歩5分。展示は29日までです。

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2010年10月 9日 (土)

守山区「住みよいまち」アンケート

Hoikuenanketo 日本共産党名古屋市議団は9月から市内全域に市政アンケートを配布し、およそ2000通ほど返信がありました。私は、このアンケートに加えて、特に守山区独自の改善すべき地域課題、要望が何かをつかみたいと思い、守山区「住みよいまち」アンケートを同時に配布していただきました。学区ごとにご意見・要望を整理し、どんな地域課題があるのか、そして、すぐに改善したければならないことがあれば、対応していこうととりくんでいます。現在200通ほど返信がありました。今、ご意見の中で具体的な課題を書かれている場合について、ご意見を出されたかたのところに調査にでかけて、改善できることはすぐに改善しようととりくんでいます。

保健委員さんから町内の草刈りについてご意見をいただき、次の通り対応しました。

Honnjiakiti_2 「市または県の保有地を町内で草刈り等をやっていますが、どうして市か県を通じ業者がやってくれないのかと思います。本地コミセンの横と本地小学校階段下の空き地」

現地をみると、市営住宅の北側、樹木が生え、草が生えている、空き地でした。私は、守山土木事務所にどこの所有なのか、調べてもらったところ、名古屋市の所有する土地であることが、わかりました。そして、市がこれから除草をしていくと、市役所の住宅管理の職員から説明を受け、このことを保健委員さんに伝えました。 住みよいまちにしていきたい!

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2010年10月 7日 (木)

障がいをもちながら、懸命に子育てしているご夫婦

 今年8月から父子家庭にも児童扶養手当が受けられるようになりました。画期的なことです。そして、合わせて、母親が重度の障害がある方にも、この児童扶養手当が受けられることになりました。この制度は母親が働くことができず、父親のみの収入に依存する場合に、子育てを経済的に支援していこうというものです。

こうした制度があるのを私が知ったのは、申請をしたお母さんからでした。このお母さんは、小さいころから脳性まひにより、身体障害2級と認定されていました。結婚されて男の子を出産し、お父さんと周りの人たちに支えられ、子どもさんは、小学校に通うまでに成長しました。”児童扶養手当の申請をしたけれど、却下された”と私に相談にこられたので、役所で説明を一緒に聞きました。職員の説明では、”障害の認定とは異なり、扶養手当をうけられるかどうかの際の認定は厳しいところがある。2級の人が全員扶養手当が受けられるわけではない。”ということでした。

”自分は、身の回りのことはできるようにしてきた。しかし、こどものおむつを替えることができない。世話ができないから、そういう場合に手当が受けられるようにしてほしい。”とお母さんは訴えておられました。こうしたお母さんが他にもいるかもしれない。こういう制度があることを広く知らせていくと同時に、このお母さんの願いが実現できるように、制度を改善できないかと思いました。

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