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2010年8月30日 (月)

河村市長 あなたは自分の公約を守っていない

河村市長が先頭にたって議会を解散させる署名活動が始まった。

いよいよ市長は、思い通りにならない議会を解散させて、自分の主義主張に賛同する議会にするつもりだ。

独裁的な河村市長のやりかた、議会と市長の関係は自ら市長優位にさせようというのは、憲法で定めた二元代表制を否定するもの。解散運動は民主主義否定。”名古屋を民主主義発祥の地にする”という河村市長の欺瞞。

今回の議会解散をさせる正当な理由があるでしょうか?私は全くないと思う。

それどころか、議会を否定し、民主主義を破壊するものだと思う。

市長は自分の公約を阻んでいるのが議会だという。減税を1年限りにした。恒久化しないといけないというけれど。河村市長の減税は、市民の半数は減税の恩恵ゼロ。それどころか、金持ちゼロという市長の公約はすてられて、金持ちと大企業に恩恵が大きい減税ですよ。これが庶民革命ですか?

共産党は、河村市長の市民税減税のねらいが、金持ち優遇で、構造改革をどんどんすすめるもので、福祉が削られると問題を指摘してきた。

みなさん、減税はいくらでしたか?

市長に投票した51万人の方は、苦しい市民生活を応援する減税を期待した

が、実際の減税は、市民の半分は減税の恩恵はゼロだし、一方で、大金持ちで一番減税が多い人は1000万。収入はおよそ20億円ぐらいのようですよ。

企業は1億円。赤字で苦しい中小企業は5000円。市長は行革をやって減税を実現するとはっきりいっている。福祉の構造改革をすすめるのがねらい。

私たち共産党市議団は、河村市長の議会解散運動に、きっぱりと反対します。

そして、今こそ、市民生活を応援するための市民要求実現の5つの署名活動にとりくみ、市民が主人公の市政と議会に変えていきます。

国保料の一人1万円の引き下げ署名、中学卒業までの医療費の無料化、待機児童をなくし、保育所をふやすこと、中小企業の支援、議員報酬引き下げ、ーこれらの署名活動に全力をあげます。

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2010年8月24日 (火)

地域委員会など大阪と新潟を視察

地域委員会など大阪と新潟を視察
河村市長の解散署名が始まろうとしてる中、市議会総務環境委員会の行政視察に昨日から出かけています。他都市と比べ名古屋に生かそうというわけだ。地域委員会のモデル実施のため大阪の池田市と新潟の上越市の取り組みの説明を聞いた。上越市はこれから住民の認知度3割をどう高めるか課題。環境分野では新潟の佐潟という湿地を視察した。植物や鳥など生き物の多様性を保全する取り組みが参考になった。大阪市は事業仕分けについて。今回盛りだくさんの調査である。視察中にも名古屋の新聞記事がコピーで配られ解散運動に議会としてどう取り組むか議員どうしで話して忙しい!!明日は最終日。富山の視察。

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2010年8月22日 (日)

市民の意見を聞く会

昨日は、名古屋市公館には多くの市民においでいただき、活発な議会への意見を聞くことができた。

冒頭議員が名前をいってごあいさつしたが、貴重な時間であるので、いらなかった。

2つのテーマでご意見をうかがった。まづは、議会の市民への広報活動への予算について。市長が議会の広報経費を否決したので、あらためて、市民の意見を聞いた。議会としての活動報告について賛成する意見は多かった。議員はどういう仕事をしているのか、そういうことを区役所で説明会を開くとか、議会の魅力あるPRをもとめる声を聞き、参考になった。一方で、辛口の意見、議員態度の批判もあった。

減税や解散の動き、議員報酬などのテーマでは、減税によって市民サービスが低下している、公園の噴水の水が止められたと、市長の無駄遣いをもっとチェックすべきという意見が出された。

はでなパフォーマンスはいらない、大企業をよびよせるのではなく、今暮らしている人々のために、地道な活動をしてほしい。という意見もあった。

40代で年収400万の世帯がある。報酬は高い。

など意見がさまざま出された。今回質問や意見に対する返事は副議長が行ったけれど、議会として、出された意見をふまえて、どのように議会を変えていくのか、やっぱり議員全員での議論もやるといいかなと思った。

週末、地域訪問をし、直接市政へのご意見をうかがっているけれど、議員報酬については、いつまでも話し合っているだけではだめだという批判の声をお聞きした。金額も含めてこういう考えで、暫定的にでも市民の声を聞きながら、議会としての結論を出さないといけない。

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2010年8月20日 (金)

地域主権・地方分権っていいことなの?

17、18日と愛知県の地方議員・候補者の研修会が開かれました。神戸大学の二宮教授の講義は、大変よくわかるものでした。民主党のめざす”地域主権”、自民党がすすめてきた地方分権、これらは、憲法の視点でみると、どうなのか。どちらも福祉を破壊していく危険なものであることが、よくわかりました。保育の例をあげて説明がありました。

民主党政権は「子育て新システム」を来年の国会に出すというのですが。保育の公的な責任を放棄し、保育をもうかる市場にしていこうというもの。幼稚園と保育園をなくして子ども園にするという。(今日の赤旗しんぶんにのっていたけれど。)保育基準が緩和されること。2013年には本格実施をめざしている。女性のひろば9月号にも特集で書かれている。幼稚園、学童保育、地域の子育て支援などあり方を丸ごと変えていくしくみ。地域の子育てにかかわっている人たちと勉強していかないといけない。

地域主権も結局のところ医療・福祉などを市場化していくのがねらい。

地域主権という定義はあいまい。

いっせい地方選挙にむけてどうとりくむのか、討論をしました。河村市長がすすめる解散署名運動についても意見交換をしました。

河村市長は、自分の公約が通らないからといって議会を解散させるのは大義がない。

減税解散というが、河村市長こそ金持ちゼロの公約をまもっていない。金持ちや大企業にたっぷりの減税で庶民にはわずかな減税。市民をだますようなやり方は私は許せない。

それよりも市民のくらしをまもるために働くべきです。

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2010年8月14日 (土)

上志段味の提灯山盆踊り

Bonodori 13日雨がふり、提灯が濡れて盆踊りができないかと心配されましたが、上志段味の勝手社前の広場で盆踊り大会が開かれました。

守山区内では、7月末から週末ごとに各学区で盆踊りが開かれ、区内の公職者はおじゃまさせていただいていますが、提灯を山のようにつりあげて行っているのは、白沢学区の高島町と上志段味の2か所。提灯の保管、提灯山を作る時に高齢者ではなかなか大変な力がいることなどがあるが、あかりをともした素晴らしさ、提灯が揺れる中で、踊るのは大変すばらしいものだと思いました。若い人も大勢きて、楽しい一夜でした。

今年は、大河ドラマの龍馬伝のためか、”龍馬踊り”という新しい踊りを覚えました。今日は、志段味で4か所の盆踊りです。

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2010年8月11日 (水)

名成産業が産廃焼却施設の操業を断念!

本日の中日新聞夕刊報道によると、名成産業が春日井市松河戸町に建設した産廃焼却施設について、操業を断念することが明らかになった。10日に名成産業が春日井市と住民団体に伝えたとのこと。これで、守山区と北区、春日井市の住民に健康被害をもたらす心配があった施設の操業がはっきりとなくなったので、住民のみなさんは、本当にほっとされたことと思う。産廃施設の設置許可後に取り消しをされるのは全国初。それは試運転で、3回の事故、三度にわたる検査で騒音や排ガスの基準超過があるなど、まったくずさんな運転であったことから、当然の結果である。いずれにしても、運動を続けてこられた会のみなさん、本当にごくろうさまでした。私も、市議会で、名古屋市が愛知県にはたらきかけをするよう、質問してきたので、本当にうれしい。

今後は、施設がどのように処分されていくのか、名成産業は、リサイクル業を始めるという動きに注目していきたい。また、名成産業は愛知県に損害賠償請求をするともいわれています。Kakou100811_2

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2010年8月10日 (火)

解散より、市民のためにやることがあるでしょう!

昨日共産党市議団主催で、2回目の議会改革推進タウンミーテングを開いた。河村市長の解散署名活動を開始する報道がなされたこともあり、84名の参加者で、活発な意見が出された。他会派から3名の市会議員も参加があった。共産党としての議会改革の状況報告と河村市長のリコール運動についての考え方の報告、小林武愛知大学教授の提言、会場から意見を聞くという内容。

小林先生の話は、市長の解散運動などについては、住民の権利として保障されているのでとめることはできない。河村市長に対抗するには、議会が一致して対抗してほしい。と言う意見。

参加者からは、”河村市政がどのような弊害をもたらすのか。議会は予算提案権がない中で、何をどうやって市民を守るのか、市民に知らせてほしい。中日新聞に意見広告をだしてほしい。議員報酬のこともきちっと知らせてほしい。”という意見。なるほどと思いました。”意見広告は大賛成。署名運動のはじまる前に、やるべき。カンパ出しますよ”と心強い意見。

市長!解散より、市民のためにやることがあるでしょう!

市民のくらしをまもること!COP10も開かれる。生物多様性のとりくみもあるでしょう!

景気をよくすること!地元の商店・町工場を活気づかせること!

議会が議員が団結して、市民の声を聞き、暮らしを守る運動にとりくみこと。

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2010年8月 5日 (木)

川崎市のわくわくプラザ

名古屋市の放課後子どもプランの事業は学童保育とトワイライトスクールの一体化としてモデル的に取り組まれている。学童保育は子どもが学校から帰ってすごす場のはず。一体化は難しいと思う。今日は川崎市の学校で全児童対象のわくわくプラザ事業を視察したが、子どもたちは部屋や運動場で遊ぶ様子を見てきた。大勢が遊んでるけれど、1人ずつに目をやる感じではなく落ち着かない感じがした。一方で市から補助がなく利用者だけで運営している学童保育を見学したけれどこちらは12、13名ぐらいでそれ以上は増やさず1人1人に気遣うあたたかなスペースだった。水曜日は近所の高齢者の食事会もやっていた。指導員の牧岡さんの共に育ち合うひろばというあたたかさにほっとしました。川崎市の子ども局のかた 共産党市議の石山さん 学童の牧岡さんありがとうございました!

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