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2010年7月31日 (土)

守山スポーツセンターの工事で出た残土の処理問題

201007251125suposenzando1 12月のオープンにむけて工事がすすんでいます。

ところで、この施設は昨年建物のくいを打つ基礎工事で手抜き工事がみつかり、くいを再度打ち直すという大変な問題がおきたのはご存知でしょうか。名古屋市が直接発注するのではなく、PFIという民間の資金やノウハウをいかして、民間に建ててもらい、運営も民間に委託するというやりかたで、経費を削減するというもの。民間に任せて工事が行われるので、名古屋市が管理監督をしないので、工事の品質を確保できるのか、問題のあるやり方。手抜き工事を行ったPFIを行っている日立エスアンドエスは、内部の管理を徹底し、法令順守を徹底させるということだった。工事完成までに、小さな法令違反のことが起きていたが、今回、また工事で出た残土の処理をめぐって問題が発生している。(自転車置き場の東に見える土の山がスポセン工事による残土)

工事で土地を掘った際にでた土やくいなどのコンクリートのかたまりなどが、東方につまれている。くいなどのコンクリートのかたまりなどは、産業廃棄物として適切な処分が必要である。6月上旬にこの土が、春日井市の松河戸町の区画整理事業を行っている土地に持ち込まれた際に、コンクリートのかたまりも含んでおり、そうした処理のしかたが適法であるのかどうか、疑いを指摘した市民の方の通報が、問題の発端。

私は、名古屋市側に、きちんと調査するように、問いただしてきました。名古屋市の環境局はスポーツセンターの工事で排出された不適切に打ち込んだくいを引き抜いたりして出た産業廃棄物が適切に処分されたかどうか、調査を行なった結果を、29日に聞いたところです。昨年からの産廃の排出は適正であった。今年6月の残土処理においては、春日井に持ち込まれた土の約1%(トラック1台分ぐらい)がコンクリートがら(産廃)が含まれていて、6月12日に春日井からスポーツセンターにもどしたという報告でした。

つまり、S工業は適切に処理をしてきたという報告。201007251124zando

一方、春日井市側は、もちこまれた土について、掘り起こしてどれぐらい産廃が含まれているか調べたが、”土の中にコンクリートがらなどの産廃が入っているのは問題だ”と指摘されたので、”問題があると疑われるような土はいらない”とS工業に通告をし、S工業もそれを受け入れて結局スポーツセンターからもちこまれた残土約750m3はスポーツセンターにもどされることになりました。(この写真はコンクリートのがらを持って帰ってきた後に撮影)

こうした状況を知った私は、名古屋市の環境局はどう対応するのかと、聞いたところ、春日井から戻される残土は、コンクリートがらなどの産廃と土をしっかりと区分けをして処理するように、指導をしていくということでした。

スポーツセンターは市民が今か今かと期待して待ち望んでいる施設です。工事で出た産廃は適切に処理をしてもらうよう、名古屋市として指導・監督を直接行なってもらいたい。

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2010年7月27日 (火)

守山市民病院の請願が採択

今日開かれた市議会財政福祉委員会で守山市民病院の請願の2項目め "災害医療活動拠点と位置付け必要な整備を行い充実させること"が採択されました。4年ごしの市民のみなさんの運動が実りました。本当に嬉しいことです。守山の地域にとって川にはさまれた地域だから採択されないのがおかしいくらい当然の請願だと思います。いざという時に手術ができるよう医療体制の充実を求めていきたい。

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2010年7月26日 (月)

学校はいま

赤旗しんぶんで"学校はいま"というシリーズが始まった。3年生の理科の実験で風の強さを変えて車の動いた距離を測らせることをやっている例があった。小さな子にデータどりのようなことをやらせて苦痛を与えている。年齢にふさわしい教えるへ゛きことがあると問題を投げかけています。新しい学習指導要領は来年から実施とのこと。興味深い連載記事だ。Kanayama

(写真は、金山駅での早朝宣伝、もとむらさん、かわえ明美さんとごいっしょに元気よく訴えました。)

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2010年7月21日 (水)

収入が変わらんのに、なんで国保が上がるのか

今、区役所に国保料や後期高齢者医療の保険料が上がったのは、どうしてなのかと問い合わせが殺到している。減税してほんの少し市民税が下がっても、国保料が上がったのでは何もならない。結局負担増になった。役所の窓口ではしきりに”減税のせいで、保険料が上がったのではない”と職員が説明している。上がったのは間違いない。だから電話が殺到している。収入の1割ぐらい、保険料を払っている実態。これじゃあ、消費税と同じじゃないか。

高すぎる保険料、そして医療費の窓口負担1割は本当に大変。お年寄りを大切にしない政治は政治じゃない。

河村市長には大企業と金持ち減税をやめてもらい、そのお金で一人1万円の国保料の引き下げをしてもらおう。60万人X1万円=60億円。ちょうど金持ち・大企業減税をやめると70億円のお金がうくから、おつりがくる。10億円で保育所をつくるのもいいですね。それとも学童保育の補助金に使うのもいい。

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2010年7月12日 (月)

選挙でのご支援ありがとうございました

消費税増税をストップさせるために共産党を伸ばしてください!!と訴えました。その結果民主党は惨敗。共産党は議席を減らしご支持いただいたかたには申し訳ない結果になりました。しっかりと選挙の反省をして引き続き暮らしと平和を守るために頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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2010年7月 5日 (月)

自衛隊がまた銃をかついで街中を行進する!

守山の自衛隊が本日朝8時から翌日10時まで、銃をかついで約40名の隊列で行進を行う。今回は岐阜県の白川町から八百津町、可児市、犬山市、愛知県小牧市、春日井市を通って守山の駐屯地へ戻るコース。これは戦闘服をきての市街地での訓練です。自衛隊から守山区長あてに自衛隊の訓練の通知が送付され、私の事務所にもその通知のコピーが届けられてこの訓練が明らかになりました。

守山区内での自衛隊の徒歩行進訓練は繰り返し行われてきましたが、その様子を見た市民から”戦闘服姿を見てこわかった””戦争を思い起こすような訓練は街中ではやるべきでない”との声があり、守山平和委員会のみなさんや、愛知平和委員会の方と街中での訓練は中止するように、自衛隊に申し入れをしてきました。

7月1日に、守山平和委員会、愛知平和委員会、安保破棄愛知県実行委員会が区役所のまちづくり推進室を訪問し、守山区長さんに”徒歩行進訓練の反対の意思を示すように求める”申し入れを行いました。区民が不安に思っていることをぜひ自衛隊に伝えてもらいたいという要請に対して、そういう声は伝えていくという室長さんのお答もありました。

菅首相が、日米首脳会談で日米同盟を強化し、普天間基地の撤去の願いを踏みにじる基地移転と日本本土の自衛隊基地での米軍の訓練強化をすすめようとしています。県内の自衛隊基地の米軍使用をさせないような運動にもとりくんでいきましょう。

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2010年7月 2日 (金)

河村減税は消費税10%と同じねらい!

 名古屋市議会は6月29日に閉会。大企業・金持ち「減税」恒久化条例案を共産党以外の政党、民主・自民・公明党が継続審議にしました。共産党は、河村市長の市民税10%減税は、庶民にはわずかな減税で、大儲けをあげている大企業と大金持ち優遇の減税であるとして、一貫して反対をしてきたが、今回も反対を貫きました。

そして本丸御殿復元および天守閣の木造化・中部国際空港の2本目滑走路建設などを盛り込んだ「中期戦略ビジョン」(市総合計画)修正案を民主・自民・公明各党の賛成多数で可決しました。

河村市政は、「コンクリートから人へ」ではなく、「人からコンクリートへ」と不要不急の4大プロジェクトを前松原市政から引き継ぎ推進する計画をもりこみ、共産党以外の政党が、それに手を貸している、これまでのオール与党市政と本質的には変わらない状況にあると言わざるをえません。河村減税は、大企業・金持ち減税であると今でも批判をする民主・公明・自民の議員がいますが、本当にそう思うのであれば、今回の金持ち減税の恒久化の条例にきっぱり反対すべきです。

 

 菅民主政権の消費税増税の目的は、大企業減税の穴埋め。大企業を応援するという点では、河村市長の法人市民税減税と同じねらいです。大企業のための大型公共事業政策を民主党政権も河村市政も推進しているといってもいいすぎではない。

さて、日本共産党市議団は、この議会では、さまざまな市民生活を支援する提案を市長に行ってきました。この不況下で中小企業の仕事おこしとして全国で広がっている住宅リフォーム助成を条例提案。業者のみなさんから期待の声が上がりました。しかし民主・自民・公明3党は耐震改修の助成があれば十分だとして否決しました。私は、市民病院を守れと城西病院の廃止や緑市民病院の指定管理制度の撤回、さらに守山市民病院への院内助産所の設置を求めました。大企業金持ち減税をやめて、財源をつくり、国保料の1万円の引き下げを提案しました。市民生活を応援する市政に変えていくために、引き続きがんばってまいります。

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