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2009年11月29日 (日)

生活保護の相談員不足は119人!

あすは、私は本会議で質問をします。午後2時ごろです。派遣ぎりなどで仕事と住まいを亡くした人たちへの援護策の拡充について質問します。

不況が続き、失業給付も切れ、愛知県は全国でも最も失業者が多い。今年初め中村区役所で、相談者が殺到して名古屋市は必死に住まいを提供してきた。職員の皆さんも本当に今も遅くまで仕事されている。中村区役所への相談者はひきつづき毎日列をなしている。

生活保護世帯も増え続けている。調べていたら、生活保護相談にのるケースワーカーの国の標準数は一人当たり80人ということだが、この標準数に対して、今どれだけ不足しているのか9月の生活保護世帯数で計算すると119人。すごい数。今年2月の議会でわしの議員が質問していた時は65名不足だった。半年で2倍近くなった。それだけ生活保護世帯が増えているということだが。今年度4月に11人の増員がされたが、まったく追いついていない。

抜本的なケースワーカーの増員が求められる。

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2009年11月23日 (月)

河村市長のホンネだった、アパートの空き部屋保育

河村市長は、地域委員会の説明で、待機児童の解消に、アパートの空き部屋を使って地域の人が保育をすればいいという無責任な説明をしていますが、これが市長のホンネだったことが明らかになりました。河村たかし市長の『名古屋から革命をおこす』という本には、次のように書かれています。

「保育園が足りない問題は、その地域で空いているアパートの部屋でも使用してこじんまりあればええ。あとは地域委員会という格好で、みんなが見ていくシステムを作れば、十分に園を運営していくことは可能だがね」

私が、総務環境委員会で当局に聞いたら、市長の思いが思わず出たものといって、否定をしませんでした。保育所の整備は市がきちんと責任をもってすすめていくべきこと。そうした責任を放棄するとんでもない、考えの持ち主。福祉きりすての構造改革推進者だ。

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2009年11月21日 (土)

河村たかし市長は本当は何をしたいのか

減税するから、といって51万票とった市長だが、市民の期待はくらしをよくして、税金のむだづかいをやめて、ということにある。しかし、市長はこうした市民を裏切ることをやろうとしている。

減税が福祉予算をけずるものだということがすこしづつ広がってきたので、”福祉を削らない、福祉は地域委員会でやる。”といって行政が住民の福祉増進をはかるという責任を放棄して、地域に丸投げしようとしているのが、地域委員会の説明で明らかになってきた。地域委員会では児童虐待や不登校、待機児童の問題を解決するために、取り組むことを説明している。これらの問題は、行政が責任をもって取り組むべきこと。私は、総務環境委員会で当局に待機児童の解消は、そんな”地域でアパートの一室をかりてやる”なんて、本当に考えているのか、と質問すれば、当局は”市長の思いがでてしまいました”と答弁。それに対して、”それは行政の責任放棄ではないか、福祉をきりすてるものだ”と正したかった所だが。市長もいないところでは正せず。”減税をしてそのお金がみんなのところに返るから、そのお金を寄付してもらって、地域委員会をやるのだ”と市長は発言。これでは、減税と地域委員会がセットで、行政の縮小、福祉切捨ての構造改革ではないか。市民をあざむくものだ。

平和についても、市長は憲法9条を変える立場だと、天白の地域委員会の説明会で明らかにする。市長という立場では憲法を守る義務があるのに、これまでの国会議員の立場で主義主張をのべるというのは、市長の品格に欠けるといわざるおえない。南京虐殺事件についても認めないという、政府見解を否定することを議会で発言する。

そして自分の公約を何が何でも押し通そうと、今度は議会を抵抗勢力にしたてあげて、対立をあおって、議会解散をさせようとする、強引なやりかた。議会定数の半減は、議会が賛成できそうもないことをあえて挑戦的に提案する。議員定数半減では、1票の重みがかるくなってしまう。広い民意が反映しない。少数政党は議席をなくしかねない。河村応援の議員でしめられてしまう。民主主義破壊論者だ。議会の改革については、共産党は政務調査費の全面公開や費用弁償の廃止、海外視察の廃止、議員報酬の削減をもとめてきたので、必要であるので、他の会派に呼びかけて、とりくんでいく。

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2009年11月15日 (日)

河村市長の挑戦的な”改革条例”

11月議会に提案される河村市長の条例が明らかになりました。

これまでの市民税減税の条例は撤回されて、市民税減税と地域委員会、そして3つ目の議会改革をセットにした”住民分権を確立するための市政改革ナゴヤ基本条例”という名称のもの。市長の2大公約に加えて、議会改革をするということだが、それぞれ一つ一つを吟味すべきものを、一つにして賛成か反対かを問うのは乱暴である。

河村減税は、減税を名目に福祉予算をカットするものであり、金持ち大企業優遇減税で庶民減税とはいえないものであるので、とうてい市民生活を応援するものではない。地域委員会は、現在区ごとの説明会をしているが、全く行政の責任を放棄して市民に福祉などをおしつけていくようななかみであり、住民自治を発展させるものとはならないような状況があり、十分市民への理解・納得をすすめることが求められる。説明会を聞いた市民は、なんでもかんでも地域委員会では・・・という声、市長はやりたいところがやればいいというような無責任発言に腹を立てているかたもいた。議会改革は一番問題が議員定数の半減。議員は各区で選挙をうけ市民の代表として選ばれてきた。なぜ半減するのか。結局市長の主張を支持する議員で議会をつくろうとする。ということもあるが、議会がこうした条例を否決することをねらっているのではないか。そして市長の不信任案を議会側に出させて、市長は辞職して議会解散となることをねらっている。大変ファッショ的なやりかた。議会は市長の提案について、それぞれ市民にとってどうなのかと審議する場。今、市長サイドの情報しか流されないので、私たちも工夫して広く市民の方に知らせねばと思っている。一つは減税を名目にした福祉予算削るなという署名を大々的にとりくんでいきたい。

市民のみなさんに市政問題をしっかりと知らせ、そして共産党の福祉と減税を両立させた提案、議会改革案を知らせねばと思う。

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2009年11月 8日 (日)

懸案の竜泉寺南の交差点の歩車分離式信号に変更

竜泉寺南交差点は3差路になっていて、横断歩道を渡るときに、小幡から志段味の方面に右折する車と事故が歩行者と車の接触事故が起きるので、何とか改善ができないだろうかと地域のみなさんたちが、土木事務所や警察にいろいろ要請をされてきました。死亡事故も過去には発生したところで、歩道橋をつけたらどうかという話もでて、スポーツセンター(現在工事中)を作るときに合わせて検討してもらいたいと、教育委員会にも要望してきました。私も地元の松坂町のみなさんたちと守山警察に、歩行者優先の信号にするとか、要請にいったのですが、11月6日から信号が”歩車分離式”に変更されたと、松坂町にすむ方から知らせを受けました。今日さっそく現場にいってみてきました。Photo 小幡緑地公園方面に向かう途中から、松坂町交差点あたりから車が竜泉寺南交差点まで車がつながっていました。竜泉寺南交差点は、歩行者の信号が青の時間は25秒ぐらいでしたが、車は一斉に止まるので、車に心配しながら横断歩道を渡るのではなく、安心して渡れるようになったのは、住民のみなさんにとっては本当によかったなと思いました。日曜日の昼間でしたので、松坂町からしだみ方面に向かう車が多いので、この信号の変更でやや渋滞している感じがしましたが、死亡事故がおきた危険な横断歩道の安全を確保するためには、車に乗る人も理解していただきたいなと思います。Obataryokuti (写真は交差点、小幡緑地公園)

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2009年11月 5日 (木)

トイレの前にふとんをひかないで

昨日は市役所で”市民犠牲ゆるすな”という実行委員会のみなさんが名古屋市に切実な要望を出し、話し合いがもたれた。2時間という短い話し合いであったが、年金者組合、障がい者の団体、学童保育の団体、保育園関係、新日本婦人の会や、市民病院を守る会(城西と守山)のみなさんたちが、順番にマイクをとって発言されていた。議員は、共産党市会議員のみの出席であった。いずれのみなさんも、切実な問題を語られるのですが、保育園の保育士さんの話は、待機児童が市内で600人という中で、保育園の定員枠を拡大してめいっぱい部屋をつかってこどもたちを保育している状況には、驚いた。定員枠を広げているから、お昼寝のふとんをひくスペースがなく、トイレの前までも引かざるを得ない状況。父母から”トイレの前にはふとんをひかないで”と声が上がるほど。こどもの保育にしわよせがいっている現状。話会いでは、”河村減税で保育園の水準をたもっている民調費はけずらないで””保育園をもっとふやしてほしい。”切実な声を市の職員は河村市長にしっかりと届けてもらいたい。話し合いでは”河村減税によって、学童保育の補助金が削られないか心配だ。1円たりとも削らないで”という意見もだされた。 ”河村減税”によって福祉や子育て、教育など市民の暮らし予算をけずるなという声をひろげていかねばと強く思う。まだまだ、”河村減税”を期待する人たちは多いから。

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