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2009年8月17日 (月)

ワーキングプアを抜け出す政治へ変えよう!

年収200万以下のワーキングプアは1000万人。若い人の半分が非正規雇用。これでは、本当に結婚も難しい。これは自然現象ではない。財界が要望して使い捨て自由の働かせ方が広がった。1995年に財界が雇用戦略を発表し、労働者派遣法をはじめ、労働法制の規制緩和が実施されてきた。これをもとにもどす、正規雇用が当たり前の社会に、変えるのが、今度の政治戦の争点。大企業の利益優先から、雇用とくらし、権利を守るルールある経済社会に変えましょう。サービス残業もなくし、残業も規制し、過労死をなくす。同じ労働なら同じ賃金が保障されるルール、失業保険の抜本的な充実。介護、医療、保育など社会保障を充実させて新しい雇用を創出する。職業訓練の充実で再就職支援を強化しましょう。最低賃金も1000円以上に引き上げる。

働きたいという女性が保育園に預けられずに困っている。守山区では待機児童が1.4倍に増えて140人。数字に表れない保育所を希望する人はもっといる。国が責任をもって待機児童をなくすために、保育所を整備する。そして、ひとり親家庭、シングルマザー、シングルファーザーに、経済的な支援をして、こどもの貧困をなくすようにする。私は6月の市議会で、親の経済的な困窮で高校を中退するような問題を取り上げて、高校にも就学援助制度を拡大するようにもとめた。入学準備金の貸付制度も、失業による生活困窮者にも制度がうけられるように条件緩和をもとめたが、それが実現できた。今度の選挙で高校の無償化や大学授業料の軽減や、返済しなくてもよい奨学金制度の実現を共産党は政策に入れた。希望するどの子にも、高等教育が受けられるようにすべき。ヨーロッパでは、多くの国が教育費は無償。日本でも実現すべき。

財源は、消費税にたよらないでつくれる。軍事費や大型の公共事業にメスをいれる。大企業、大資産家への減税をやめれば、12兆円確保できる。1回きりのばらまきでない。816kikonouryoumaturi (写真は若い人が増えているしだみ吉根連合会の納涼まつり)816yukatajunko

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2009年8月15日 (土)

戦争のない平和な日本へ

今日は、終戦記念日です。そして偉大な憲法学者の長谷川正安先生を送る会が開かれました。86歳の生涯を閉じられたのを悲しみ、多くの学者、平和運動家のみなさんが集まりました。名古屋大学の平和憲章をつくられたり、憲法を守る運動、平和運動にもつくされてきた。

名大の沢田先生が、核兵器をなくす動きが世界的に広がっており、長谷川先生の遺志を受け継ぎ、憲法を守り、核兵器をなくす運動をひろげていくことをお別れの言葉で述べられました。私も、戦争は、二度とくりかえさない。そして戦争を経験した日本国民がつくった、平和憲法を今こそ、まもり、いかした政治に変革する、そんな選挙結果にしたいと決意をかためました。あの戦争のとき、日本は国のためといって軍国主義教育を受けた人たちであるが、女性たちは、戦争が終わって本当によかったと思った。そして憲法ができて女性たちが本当にうれしかったという話を聞きます。その憲法を守り、世界から戦争をなくす、核兵器をなくすために、みんなが手を取り合うことが大切だと訴えていきたい。アメリカの核の傘から抜け出そう。アメリカ軍の基地に税金を投入するこれまでの政治は変えよう。

こどもたちを戦争にいかせないように。憲法9条をまもれ。(写真は白沢の提灯山納涼まつりと上志段味提灯山盆踊り)Shirawawa006 813kamishidami

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2009年8月 8日 (土)

地域委員会について初めて提案

802dashijunko 河村市長の二大公約の一つの”地域委員会”について、市議会の総務環境委員会に初めて検討状況について質疑が行われた。

地域のことを住民が決めて解決していくことは、住民自治を強めることにつながり、そのような内容が具体化されていけばよいし、一方で市民が等しく福祉や子育てなどの市民サービスがうけられて、その上で地域的な課題が実現していくように、その立場で質疑を行いました。

これまでの町内会・自治会と地域委員会の関係、位置づけについて質問したら、町内会・自治会がこれまで通り続けていただくし、区政協力委員も地域委員になれるという回答でした。

地域のコミュニケーションは小学校区単位であるから、地域課題は小学校区単位で地域委員会を考えるべきと思うが、中学校区単位の課題はどのようなものが、想定されるのかという質問に、防災訓練や河をまたいでの清掃活動があるという回答でした。

地域課題の内容が資料で出されたが、それぞれ市政として取り組んでいる課題がかかれていて、イメージがわかない、地域委員会でどんなことができるのか、よくわからない中で、モデル地域を1区1地域を目安に来年度実施するという内容まで提案された。地域委員会の全体像、必要性、何をやるのか、ばくとしている。他の委員からも、区政協力委員などに説明した際の意見を資料として出すことが要望され、もう一度市長とプロジェクトチームがよく検討をして、委員会に資料を出すこととなった。

私は、”地域委員会”が市民に説明されていないから、説明会をやるべきと意見を述べたが、説明会をやるという答えはなかった。市民に十分説明もせずに、来年度、モデル実施を何がなんでもやるべきではない。慎重に住民合意を得てからすすめるよう要望した。802tennousai

(写真は、8月2日に行われた大森天王祭の、山車。昔(年代不明)大森地域で悪病が流行し、厄払いのために大八車二台に提灯をともして村の若者に引かせて村中を回ったところ、疫病の流行が止まったことから、始まったという。昭和38年に天王祭奉賛会が結成されて、毎年厄年の男性

名ほどで瀬戸街道を練り歩いている。こうした行事も地域の伝統をひきつぐ大切な地域のお祭りです。8月第一日曜日に実施。)

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2009年8月 2日 (日)

総務環境委員会の行政視察

7月28日から30日まで、市議会総務環境委員会の行政視察で、札幌と釧路に出かけた。

札幌と釧路でそれぞれごみの清掃工場を視察した。釧路市は周辺の町といっしょに広域連合をつくり、三菱重工の最新の焼却工場であった。ダイオキシンが発生しないように1300℃の高温でガス化溶融炉でごみを焼却するようになっているのには、関心をした。

札幌市では上田市長による行財政改革プランを調査したが、どこでもやっていることは同じだと思ったが、違っていたのは、市債を減らすこと、箱ものの抑制に努力していたこと。

釧路では釧路湿原生物保護センターで、湿地の保全や鳥類の保護などに熱心にとりくんでいることを熱い思いで語る女性職員に感動した。釧路は札幌と違い、雪が降るのは年明けてからということでしたが、気温は最高20度ぐらいで、長そでの薄い上着ではやや肌寒いぐらいでした。729kushiroshitugen (写真は釧路湿原生物保護センターと釧路湿原)729kushiroshitugenzenkei

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