シングルでがんばるおかあさんたちを応援して
市内には母子家庭(こどもが20歳まで)は約25000世帯、父子家庭は4000世帯。市の調査によると、母子家庭の平均収入は225万、一般家庭の約4割しか収入がない。そして母子家庭の8割は働いている。半数はパートの仕事をいくつもしているという状況。子どもを育てるために、がんばって働いている。そうしたひとり親家庭のこどもたちは、貧困状態におかれている。こどもの貧困を解決するには、ひとり親家庭に経済的な支援が必要ではないか。このことを私は、本会議で河村市長にただした。市長は、”がんばっているおかあさんたちを応援しないかんと思っている。市のひとり親家庭への支援計画の中で総合的に応援する”という答弁に、再度質問をした。名古屋市は国が手当支給から自立支援、就労支援という政策に変わったのを受けて、それまで”遺児手当”を支給していたのを、”3年間に限り、離婚した直後の劇的な経済変化から自立するまでの支援にするという”ことで、手当を3年で打ち切った。このひとり親家庭手当を3年で打ち切るのを見直すことはできないかと河村市長にただした。市長は、”がんばっているお母さんのことは頭にいれておく”という答弁のみで、手当打ち切りを見直す返答はなかった。頭にいれておくだけでは、シングルマザーの貧困状態は救えない。引き続き、生活が本当に苦しい人たちが、希望のもてる政治に変えていかねがなばらい。総選挙で、共産党をのばすために、がんばりたい。
”こどもの貧困”という阿倍さんの本は衝撃的なことが書かれている。日本だけが、社会保障政策がほとんどないために、貧困率が高くなっている。貧困がこどもに連鎖する、こういう日本でいいのか。子どもはみんな、ひとしく健やかに育つ権利をもっているのに、そうではないいまの社会をどう変えていくのか。どのこどもも幸せになる権利がある。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)
最近のコメント