51万の市民は河村氏に何を託したのでしょう
市長選挙は、大変残念な結果となりました。太田よしろう候補は7万票ということで、公立保育園の13万票にもいかなかったという声も聞きました。総選挙をひかえてオール与党が割れての選挙で、2大政党対決と宣伝がされて、自民公明政治を変えてほしいということで、知名度の抜群の河村候補に無党派層が多く投票もして河村氏は50万票も得て当選。市民税10%減税は金持ちと大企業への減税で、税収不足により、福祉や医療が切り捨てられると批判したが、市民は”減税”に期待をしたのか。
選挙中に太田さんが訴えた政策は、理解されたところでは、支持が広がったが、広げきれずに、票は勝てるまでの票にならなかった。しかし、論戦では、雇用・営業をまもること、福祉医療の充実、税金のむだづかいにメスをいれることの3つが大きな争点になり、3候補ともに中学3年まで医療費は無料とすることや、高齢者の医療費負担の軽減、本丸御殿の復元工事の見直しが他候補の政策に影響してきたのは、太田さんが戦った成果であると思う。党市議団としては、国保料の引き下げによる市民負担の軽減によって、市民の期待した”減税”を実現できるように、政策をねってこれからがんばる決意です。
今日は、本会議場で河村新市長のあいさつを聞いた。市民税10%減税は実現させるために、幹部職員、議会への理解をもとめるものだった。そして、日本一安い税金として人と企業を全国から誘致したいと市長ははっきりいう。やはり企業の誘致が、目的。私たちは、人が住みたくなる街にするなら、市民負担をへらすために、国保料の引き下げや公立保育園の民営化をやめさせて、保育園の増設をもとめていく決意です。
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