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2009年2月28日 (土)

市役所の本庁舎の耐震工事

昭和8年に建てられた市役所の本庁舎、現在庁舎を使いながら、耐震工事が行われています。地下を掘って、柱を1本ずつ、切断して、免震装置を設置するのですが、地下からコンクリートの塊などが見つかって、工事の追加が2月議会で契約案件として提案されました。財政福祉委員会の委員希望者で、工事現場を視察しました。西庁舎も耐震工事を行ったのですが、地下の駐車場を利用することができたので、早く終了しました。本庁舎はまだ時間がかかるようです。地震の上下震動、横揺れなどに対応できるような免震装置2種類(鉛入り積層ゴム、十字型直動転がり支承)303基と揺れの低減のためのオイルダンパー64基を設置するものです。狭いところでの工事で大変な作業です。227taishinkouji 227kouji 今週は、本会議で定額給付金や生活保護費が増えていることなど議案の質疑が行われ、委員会の質疑が始まりました。

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2009年2月22日 (日)

安全・安心の医療と地域づくり

21日愛知県社会保障推進協議会の主催の地域医療を考える交流集会に参加しました。愛知県内の公立病院を訪問した結果の報告では、県内の公立病院では34のうち20の病院で医師不足のために、診療制限を余儀なくされ、時間外の救急制限は6病院、分娩の対応を休止したのが5病院、診療科の休止が6病院、入院診療の休止が9病院だと報告があった。医師不足が深刻な中で、愛知県と国が抜本的な対策をこうじるべきだと報告。そのとおりだと思う。221iryosyukainakagawa

シンポジウムでは、愛知県の医療福祉計画課の主幹さん、蒲郡市民病院を守る会の方、公立尾陽病院労組書記長さん、保険医協会勤務医の中川先生、以上4名の方の報告があった。守る会や労組の方の話では、地域の医師会との連携をつよめて、医師会から病院の救急医療体制に協力してもらう話とかは、名古屋市の市民病院の運動の参考になると思いました。病院で働く人たちと市民がもっと理解を深めて、どんな医療を市民病院にもとめていくのかが大切だと思いました。中川先生の話は、国の医療費抑制政策によって医師不足が作り出されてきたことを豊富なデータでわかりやすく説明がありました。今いる医者のとりあいをしていてもだめだし、国の政治を変えないと国が自治体に作らせている経営改革プランは経営優先のもので、医療を考えたものにならないのは明らかでした。公立病院は赤字にならざるをえない現状について、その根本原因を明らかにし、それに対する打開策をとらないと。221iryousyukaiisi

小牧市民病院の院長先生と中川先生の対談の記事は参考になるお話だと思いました。

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2009年2月19日 (木)

安心して介護が受けられるように

2月16日しだみにある特別養護老人ホームのユートピア第2つくもを梅原議員とさいとう愛子さんと訪問しました。介護施設の運営状況などについて理解を深めて、市議会、委員会での質疑に生かす目的で計画しました。この施設は定員156名で4階建で介護保険のサービスをうけられるところで、家庭で介護を受けることが困難なかたが利用されています。施設に入所を希望されている方は480名ということでしたが、市内では5000人の方が特養の入所を希望している状況です。施設長の土屋さんは、”介護の職場は大変だというイメージがふりまかれて、ますます職員が集まらないのは困る”というお話でした。私が接したつくもの職員の方は、明るい印象を受けました。元気な方の入れるケアハウスやデイサービスもあり、地域のお年寄りが集える場所になっています。216tukumo

日本共産党は安心して介護を受けられる制度へ抜本的な見直しを求める提言を2月9日に発表しました。「利用料・保険料の減免制度を求め経済的な理由で受けられない人をなくす」「介護の取り上げ、保険あって介護なしをただす」「介護職員の労働条件の改善をはかり雇用創出をはかる」「高齢者の生活支援や健康づくりに自治体が責任をはたす」の4項目です。この提言を施設長の土屋さんにご紹介しました。つくもでは夜間は8人で利用者をみているということでした。施設から5分のところに幸い看護師さんがいるし、労災病院の医師にいざという時は対応してもらっているという話でした。介護の現場では特に夜間の体制を厚くしていくことが必要だと思いました。

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2009年2月15日 (日)

今日は守山区の日です

昭和38年2月15日に、守山市(当時)が名古屋市と合併して守山区が誕生しました。今日は2月15日、守山区の日を記念して、アクロス小幡で「元気発表会」が開かれ、式典に参加しました。合併当時は人口は6万人ぐらいだったということで今は16万5000人、市内で4番目に人口の多い区になったことが式典で紹介されました。

セレモニーのあと、小学校から高校までのこどもたちが合唱や器楽演奏、また、事業発表が午後3時まで行われました。昨年は守山西中のジャズアンサンブルを聞きました。今回は大森小学校の合唱部の女の子たちのすばらしい歌声に聞き惚れました。指揮者やピアノ演奏の先生も大変表現豊かで感動しました。会の始まるまえに大森で5年に1度のお祭り”大森郷祭”があることを大森北学区の笹山委員長から教えていただきました。棒の手や馬のかざり、鉄砲隊などがお祭りで紹介されるということでした。守山区の伝統も守り引き継ぎながら、新しい人が増えてきた中で、新しい人と住み続けておられる方と交流してよい町にしていきたいと思いました。215genkihappyou

午後4時からユーストア前で、公立保育園をなくさないでと”公立保育園の廃止・民営化の是非を問う住民投票条例制定の要求署名”を市民のみなさんにお願いするとりくみが行われ、私も、市民のみなさんに声をかけました。公立保育園を建て替えるのには、国から補助金が直接こなくなって、名古屋市はお金がないからといって、これから130ぐらいある保育園を50箇所も民営化する計画を発表しました。少子化といわれていますが、守山区や緑区は保育園が不足しているのです。民営化すると、保育を儲けの対象にする企業が参入して、子どもたちに健やかな成長を本当に保障できなくなってしまうに違いない。こどもを持つ人に限らず、高齢者の方も、こどもは地域の宝です。保育園をまもっていくために署名にご協力ください。この署名は22日までとりくまれています。215hoikuensyomei

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2009年2月14日 (土)

17歳の子が将来を心配する世の中

今日は大変充実した1日でした。朝は、名古屋市長選挙の太田よしろう予定候補の事務所びらきに参加しました。事務所前には数百名以上の方が集まり、太田さんの熱い思いを聞き、名古屋から政治をかえようとエネルギーをもらいました。太田さんがいろんな方から期待の声を聞いていると紹介された中で、”17歳のむすこが自分の将来を心配している。こどたちに明るい未来がえがけるようにしてほしい””むすめが2人目のあかちゃんができたのはうれしいけれど、本当にこどもをきちんと育てていけるのか心配””大学に通っているむすこは、奨学金だけで600マンにもなった。卒業して就職できなかったらお金かえせるのか心配”

こうした話を紹介されて、福祉と経済をたてなおす、暮らしを守る市政にかえようと熱く話されたのに、胸があつくなりました。市長選挙はどうも三つ巴のようですが、市民の願いを実現できるのは共産党の推薦する太田よしろうさんだと訴えていき、革新の市政をとりもどしましょう。このあと、栄で女性後援会で宣伝をし、障害者の共同就職求人フェアの様子を見てきました。就職フェアには、新卒の学生さんや、中高年の方、外国人の姿も見られ、32の出店に相談する姿が見られました。ある出店のところでは、”男性職員はぼくひとりなので、男性の職員をぜひふやしたい。介護にはやはり同姓介護が基本だから”という話をお聞きしました。意欲のある職員が確保できるようにと期待しています。

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2009年2月11日 (水)

障害者のみなさんとの懇談会

207kondan 2月7日、つるまいプラザで党県委員会と障害者の共産党後援会主催の障害者懇談会が開かれてわしの恵子議員と出席しました。障害者自立支援法が実施されて、障害者のみなさんがこれまでの自由にうけてこられたサービスについては、基本的に応益負担で1割の負担となり、施設も利用者の日割りでの利用料のために、施設の運営もきびしくなっています。そうした状況で利用者の負担軽減策が行われてきましたが、この制度はいったん廃止をして障害者のみなさんが地域でくらしていけるような新しいしくみをつくるべきという共産党からの提案をせこゆきこさんから説明をして、障害者のみなさんのご意見をうかがいました。

「ヘルパーさんが少なくなって困っている。派遣切りで仕事がないというが、福祉の仕事は資格がないとやれないが、もう少し緩和して福祉の仕事につけるように改善したら」(障害者の女性)「厚生省の障害者の5カ年計画には工賃を3万円にすると書いてある。だれがどうやってそういう計画を実現するのか?ぜひそういうことをきちんと国にやらせるように追及してもらいたい」(障害者施設の施設長)「無認可の作業所がたくさんあるが、そうした施設がなりたつようにしてほしい」

一番印象に残った話は「重度障害者の養護学校のこどもたちが医療支援が削られて、卒業後2,3年で亡くなる子が増えている」というお話。そんなことがどうして起きるのか、生きる権利が奪われていると思いました。・・これからの委員会質疑にいかしていきたいと思いました。

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2009年2月 6日 (金)

アルミ缶の値段が3分の1になって

4日に中村区の障害者の作業所を、せこゆきこさん、わしの恵子さんと訪ねました。社会福祉法人やまびこの所長さんが丁寧に施設を案内していただきました。ここは、中村区で重度の障害者の方の施設をつくろうと1985年から無認可の作業所づくりから始まり、今は作業所などの施設が6つとケアホーム一つまで拡大してきました。障害程度の重い人が多いところで、利用者人数と同じくらいの職員体制で運営されていました。障害者自立支援法の影響などについて、管理者の方から”給料は平均で6000円台、ところが利用者の負担は食費や移動支援分など含めて1万から3万。アルミ缶を回収してリサイクルする作業をしているが、単価が165円から50円に暴落して、仲間の冬のボーナスが減りました。重度の障害者にはマンツーマンでケアが必要。ヘルパーが不足している。やりがいのある仕事だから、2月14日に障害者福祉関係共同の求人フェア(愛知県産業貿易会館 本館3階 12:30から16:00 問い合わせtel419-5795)を計画しているので宣伝を。”と伺いました。204yutaka(写真は、ぜひ、私たちに宣伝してほしいとフェアのちらしを手渡す青年)

私は、体がほとんど動かせず、耳のところで改良されたパソコンを使って作業をしている青年や、大きなひらがなの文字が書かれたシートを使い、眼の動きで職員と会話をする女性の姿を見て、一人の人間としてがんばっているのは同じなんだと思いました。丁度中学生が見学に来ていましたが、どんなことを感じていただろうと思いました。仕事をして収益を得る人から、散歩にいってリハビリをし、楽しく1日をすごす場になっているところと、障害者の方の家庭から離れていろんな場があるのを、勉強できました。204yutakagyouji (写真は1週間の予定を説明してもらったところ)

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2009年2月 1日 (日)

社保協の学校は満員でした

2月1日、午後から社保協の社会保障学校の講演を聞きに出かけました。午前は、今話題のひと、東京の”年越し派遣村”の村長の湯浅誠さんが講演ということで、会場は若い人も多く300人近く集まったということでした。私は、午前は他の用事で、午後から医療問題について日野秀逸先生の話を聞いてきました。”地域医療最前線”や”医療改革法でどうなる、どうする”などの著書を書かれた先生。名古屋市が市立病院の再編し、守山市民病院は縮小する計画を着々と進めている中で、守山市民病院をどうまもり、5つの市立病院を住民の本当の希望する病院にするにはどうしたらいいか、そうした問題にとりくんでいくために今の国の医療費抑制政策、社会保障削減の政策を学びどう打開するか、勉強しようと思って話をお聞きした。今運動によってすこしベクトルが反対にむこうとしているというのに、そうか、すすんでいる運動にもっと学ばねばと思いました。医師が足りているといってきたのが、医師を増やす方向に向きをかえた。地域で病院をまもっているところを最後のところでお話されたが、愛知県内でも蒲郡市民病院を市民が守る運動を大きく広げている。そうした運動を進めているところに学ぶのも、今大切だ。日野先生にもう一度お話を聞きたい。(写真は、午後のところで市議団が名古屋の派遣切りにあっている人達を支援するとりくみをわしの恵子議員が報告しているところ)201syahokyou

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