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2009年1月31日 (土)

ダイオキシンだけでなく全体をみている

130saiban 1月30日松河戸の産廃焼却施設の裁判が行われた。これで最後になるのかと予定されていたが、再度の改善命令が出されたので、局面が変わったため、最後の判決をだしきれなくなったということのようです。(写真は裁判所の前で弁護団との打ち合わせ)

裁判長が、今回は長く被告、原告に注文をつけていた。裁判長は、ダイオキシンがどれくらいでるのかどうかだけでなく、設備全体の安全性についてや、トラブルがあったときにどのように誠実に対応するのかという運営の仕方も含め、施設全体をみて、安全に操業できるのかを判断しているようだと弁護士さんから感想が話された。本当にそのとおりだと思う。これだけ事故を繰り返し、何度も改善命令をだされ、いいかげんなことをやっているようなところでは、試運転でたとえダイオキシンの数値が基準以下だとしても信用できないのが、多くの住民の気持ちだ。次の裁判は3月13日。そして判決が出る。地域で署名をおねがいしていても、本当にこんな施設やめてもらいたいと、大きな声がかえってくる。

1月30日は、私の○○回目の誕生日。昨年は中国製ギョーザ事件が発覚した日だった。もう1年がたった。食の安全を揺るがした問題。事故米の問題もあった。食の安全は私のライフワークでもある。今は、食べることもままならず、住むところもない、派遣切りの問題が緊急の政治課題。

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2009年1月29日 (木)

海外に出ていくのを規制してほしい

128moriyamasyoukoukai 製造業で40万人の失業者が出るという記事が載った。厚労省の8万5000人の発表が塗り替えられた。非正規社員切りがどんどん広がる。昨日は守山商工会を訪問し、短時間でしたが、私たち”共産党”と交流をしていただいた。会長さんは開口一番に”特定の政党と交流をすることは15年前から行っていない。”として、宣伝しないようにと口止めされた。守山商工会は商業と製造業が半々ぐらいでわりと建築関係が多いということで3000ぐらいの会員だと事務局の方が説明。

下請けにも派遣切りが広がってきて理事会で大きな問題だと会長が言われた。共産党の”緊急経済提言”を紹介し、大企業が体力(内部留保)があるのでその点で社会的な責任をはたして雇用を守るように企業にもとめていることなどを説明した。

外国にどんどん技術をもっていくやりかた、海外に進出するやり方を規制してほしいと強く要望された。ISO14001や9001をとって技術力を高めるように商工会では努力していることなどが話された。 共産党は大企業をつぶそうというわけではないことを知っていただけたと思う。

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2009年1月27日 (火)

松ヶ島など後期高齢者にも1000円の助成!

うれしい知らせです。年金者組合のみなさんが、要望してきた、名古屋市の休養温泉ホーム松ヶ島の1000円の利用料割引が新たに、後期高齢者医療制度の保健事業として、国の負担で行われるようになりました。

松ヶ島は高齢者向けの人気の施設で、国民健康保険の保健制度として60歳以上や母子家庭などには1000円の利用割引があったのに、後期高齢者医療制度が始まって、75歳以上の人はこの割引がうけられなくなりました。高齢者の差別だとして、改善をもとめて運動がくりひろげられていました。私は、昨年の6月議会で後期高齢者医療制度について質問をする中で、松ヶ島の利用料割引を75歳以上の方にもれなくうけられるようにと質問をしたが、今日の「愛知県後期高齢者広域連合」の議員総会で、来年度から、協定を結んだ保養所の利用について1人千円の助成金を支給することを明らかにしました。1人1泊につき千円で全協定保養所合わせて年度内に4泊四千円までです。

 協定保養所は「松ヶ島」のほか「愛知健康プラザ・健康宿泊館」「レイクサイド入鹿」「足助・百年草」「サンヒルズ三河湾」「シーサイド伊良湖」の6カ所です。2月13日の連合議会で正式に決まります。

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2009年1月26日 (月)

安全でおいしい学校給食を

先週の奥様ジャーナルに学校給食週間が24日から30日まで始まるとの記事があった。教育委員会や学校給食会の方が安全・安心な学校給食をめざすとして、いろいろコメントされていた。昨年は、中国製ギョーザ事件で中国産の食材が学校給食に使われていないか、事故米の事件では、学校給食のオムレツに事故米から製造された米粉でんぷんが使用された疑いがあった。こどもたちの食べる給食について、安全・安心な給食が提供されるように、これらの事件がどう教訓としていかされて、改善されているのか?この点について、教育委員会や学校給食会に聞き取り調査をして、必要な対策をもとめていきたいと思う。

学校給食法が改正されて、食の大切さや栄養バランス、食育がテーマになってきたとあった。みんなで楽しく食べる給食も教育。(写真は大阪のいきいき地球館の視察)123tikyukan

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2009年1月25日 (日)

5つの市民病院は地域の医療のとりで

昨年末から市立病院の改革プランについてのパブリックコメント(市民からの意見募集)が開始された。12月下旬の財政福祉委員会で市立病院の経営をたてなおすために、市立病院の再編計画を前倒しして、すすめ、5つの市立病院を特徴のある病院にしようという内容が提案された。その中身をパンフレットにして、区役所や市民病院において、市民の意見を求めるもの。守山市民病院は昨年4月から産科の分娩が中止され、整形外科の医師の不足で、大きな手術は東市民病院で行われている。医師の絶対数が不足しているために、高度医療を行って、医師が集まる病院にしていこうということだが、守山市民病院と城西病院はベッド数が減らされて、その一方で城北病院をたてかえて500床の大きな病院にたてかえ、周産期医療に力をいれるという計画。ベッド数がへらされる市民病院を利用している市民にとっては、納得のいかない病院の改革プランだ。守山市民病院は高齢者にやさしい病院にするということで緩和ケアの開始、認知症疾患センターなどを充実させるという。守山区にとっては総合病院は守山市民病院しかない。人口増加の区で、出生率が高い守山区でお産ができる医療施設は2つの診療所と助産所があるだけ。分娩をなくしておいて、高齢者にやさしい病院にしてもらっても、若いひとは不安である。

病院の改革プランについて、意見募集の締切は26日です。どんな市民病院を望むのか、率直な意見を出していきましょう。(写真は、市立病院労働組合の旗開きで、地域の市民病院は縮小ではなく、充実させようと訴える太田よしろうさん)121byourouso

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2009年1月21日 (水)

臨時宿泊施設で相談

20日、南区の鶴里にある名古屋市が用意した臨時宿泊施設の食堂で、南区の生活と権利を守る会や南区の共産党地区委員会が合同で、”派遣切り”や”雇い止め”にあった人たちに、生活相談会を開くというので、山口議員とでかけた。

20代から30代、40代、50代の人がこの施設を拠点にして求職活動を行っているのだが、所持金もなく、住居がないことで、仕事が見つからない状況だった。この施設は約70名ほど入所しているが、2日間で24名が相談にこられた。私も、相談者になって、お聞きした男性は、通販の出庫作業などで6年間仕事してきたが、長時間勤務で体をこわして、自主退社をしたといわれていた。その後、仕事をさがして、いたが、アパート代が払えなくなり、昨年冬に公園で寝泊まりするようになって、年末に市が用意した船見寮に入ったということだった。派遣ぎりということではないが、労働問題があって、そうしたホームレス状態になってしまったというケースだった。市がこうした住むところと仕事を求めている人たちには、まづは生活保護をみとめて、住むところを提供し、求職活動ができるようにしていくべきで、市議団は引き続き、この問題では明日、団長が厚労省に対応をもとめて国会議員とともに要請にいくことになっている。

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共産党に注目

19日午後10時からテレビ愛知で”志位委員長”が50分にわたり、派遣問題から、「共産党のめざす社会について、村上氏からインタビューを受けて語った。今、若者が共産党に入党している話から、資本主義社会の中でマルクスが労働者の生命をかえりみないことが資本論で書かれており、今の派遣社員が不景気を打開するための調整弁として解雇されている状況が、マルクスの言ったことであると志位さんは話をした。私も大学時代、わからない、難しいと思いながら、資本論を買って、読んでいた。志位委員長の党本部の部屋が紹介されたが、そうしたマルクスレーニン全集など古典が書棚にあった。番組で聞きてをしていた小池栄子さんは、”共産党はどんなところ”といわれ、ご存じなかったようで、いろいろと話を聞いた最後に、”疲れました”と感想があった。そうか、共産党のことを知らせる人が身近にいないのが芸能界なのかなと思いました。それにしても、資本主義社会の限界、矛盾が今の金融危機、投棄、貧困、環境破壊などをもたらしており、解決のために、どうすればいいのか、私たちは語っていかねばならないと思いました。共産党はすぐに共産主義をめざすのではなく、今の資本主義社会の中で、ルールある経済社会、国民が主人公の社会をめざすのを、わかりやすく語る党員をふやしていく年にしたい。ひとりの強いリーダーではなく、ひとりひとりがその力を出し合い、力を合わせて、世の中を変えるのが共産党。

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2009年1月18日 (日)

日本一の八事斎場

16日財政福祉委員会で八事斎場の現場視察が行われた。例によって、委員会室での委員会には全員が出席。委員長の開会のあと、局長が挨拶をして、これより現場に向かう旨を告げて、委員会は終了。3分ぐらいかな。八事斎場の現場視察にはいかなかった委員がいたが、そうした議員含めて共産党議員(私とわしの団長)を除き全員、委員会に出席して費用弁償を1万円もらう。費用弁償は共産党は受取を拒否している。

八事斎場は、昭和46年に改装されていらい46の炉がある日本最大の火葬場。1日に2回使用されているが、火葬実績は増えている。平成23年には恒常的に2日程度の火葬まちが予想される。斎場の会葬には狭いので人数が制限されていた。斎場の炉など、関係者以外は立ち入れないところを、委員なので見せていただいたが、”技師”さんはそれなりに苦労があるのだと感心した。新斎場の整備計画についても報告があり、港区南陽学区に整備する準備が報告された。地元の理解をしっかりとすすめているのかどうかと質問をした。丁寧に説明していくという回答だった。

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2009年1月13日 (火)

派遣切り

派遣切りの責任はどこにある?というタイトルがココログのブログのトップにあった。企業が不景気を理由に解雇するのが問題だと思う。大企業は黒字が急に赤字になったとはいえ、ためこんだ内部留保は230億といわれている。株主の配当はしっかり行っているのに、労働者の解雇は許せない。内部留保の0.2%使えば、労働者の雇用は守れる。ヨーロッパでは派遣社員も失業保険がある。日本ほど資本主義の中でも搾取がひどいところはない。派遣切りを行う大企業の社会的な責任が問われる。10年前に派遣法をつくったのが派遣社員というしくみをつくり、そして製造業まで拡大したのが問題の根底にある。日本共産党はこの法律に反対した唯一の政党です。

本日名古屋市は中村区役所において宿所困窮者に対して、”本日の一時保護のための宿泊施設は満員になりましたので、ご利用はできません”と張り紙をし、民間などの宿所を確保することを放棄し、寒空に当事者を追いやる態度に出ました。現在21:50、現地では区役所内で抗議行動がおこなわれている。・・・市議団から連絡がありました。 一人も寒空に追い出してはいけない!

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2009年1月 8日 (木)

栄養失調だ。もっとおなかいっぱい食べたい!焼肉が食べたい!

昨日は市が用意した無料宿泊所から約300人が就労バスと退所バスにのって派遣切りなどで住まいと仕事をなくした人たちが朝の4時から午前9時の間に行く先は名古屋駅。そのあと300人の人達はどこへいったのだろうか。中村区役所に緊急一時宿泊所をもとめて相談に行った人は120人ということでした。市議団と革新市政の会、共産党愛知県委員会、で派遣切りなどで住まいと仕事をなくした人たちを路頭にまよわせないようにと昨日は愛知県知事と市長に、対応をもとめて交渉をしてきた。市の局長は、一人残らず丁寧に住まいや生活保護などの相談に対応するということだったが、これは雇用の問題だから、県や国がきちんと住居対策、雇用対策をとるようにもとめていくという答えだった。

その足で、中村区役所にもでかけました。毎日宿泊券が出されて、1日3食の提供。ご飯とみそ汁がでるが、あとはクラッカーや菓子パンで3食提供される。1月6日から13日までの間に仕事をみつけるようにということである。相談に来ていた男性は、”栄養失調の状況だ。もっとおなかいっぱい食べたい。焼き肉が食べたい。仕事をみつけてきたのに、宿所の門限が11時なので、夜の仕事(午後5時から深夜2時)ができない。今日見つけてきたことが無駄になる。働きたい!”と窓口で役所の担当者に訴えているのを聞いて、胸がいたむ思いでした。こうした人に手を差し伸べられるように、なんとかせねばと、思いました。今日は、市の健康福祉局にこうした問題を伝えましたが、総務局が総合的に政治災害として対応が必要です。

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2009年1月 6日 (火)

無料宿泊所(旧船見寮)を延長して

106hunamiryou 6日午後、派遣切りなどで住まいと仕事をなくしたひとたちなどホームレスの方に年末年始、年をこせるように名古屋市が用意した無料宿泊所(旧船見寮)に市議団で視察に行きました。明日からこの宿泊所は閉鎖されるとあって、利用してきた400人近くの人達が住まいを確保したり、仕事をさがしたり、対応できるように、宿泊所の延長を市長に対して申し入れを市役所で行ったあと、現場で生活保護課長にも状況を聞いてきました。申し入れでは”無料宿泊所は地元との関係や体制の整備があって、今は考えていない””相談に来た人には丁寧に対応するし、別に宿所を確保する”という返答でした。旧船見寮は以前は港で働く人たちの寮だったところですが、最近ではホームレスの方の年末年始の無料宿泊所として活用されてきました。今年は、例年を上回る利用で、派遣ぎりの人も増えてきたものです。今日も中村区役所には100人近い相談者があったということです。

派遣切りによるホームレスに対応するのは、名古屋市だけでなく愛知県、そして国も政治の責任として対応すべきことです。名古屋市に対しては災害時なみの支援を要請しました。あすは、午後、県知事、市長へあらためて共産党市議団、共産党愛知県委員会、革新市政の会、各労働組合の団体、市民団体で申し入れをします。ひとりも路頭にまようことのないように、相談体制の強化も含めて要請します。

市は、13日まで民間の社員寮を借り上げて緊急的に対応をすると夕方発表されました。

守山区の緑ヶ丘住宅は一時入居枠として11件確保され、2件入居が決まったようで、まだあいているとのことです。保証金とかはいりません。生活保護も同時に受けて入居することも可能のようです。

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2009年1月 3日 (土)

今年はみんなで変えよう!明るい年に

101kouenkai 新年 あけましておめでとうございます!

今年も元旦に共産党後援会のみなさんとさいとう愛子さんでお正月の宣伝を行いました。とてもあたたかなお正月で、みなさん誰もがいい年になるようにと初詣に大勢みえていました。市長選挙と総選挙がありますね。

100年に1度の不景気だけれど、若い人もみんなが立ち上がって政治を変えようとしている。”共産党 がんばれよ!”の声も大きくなってきました。101yaturugi

実家の岐阜県不破郡垂井町岩手にも志位さんのポスターがりんと立っていました。103jika

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