もうこれ以上試運転はいらない!設置許可を取り消すべき
本日、愛知県に対して、春日井市松河戸町に設置されている名成産業の産業廃棄物焼却施設の問題で、日本共産党春日井市議団、愛知県委員会、名古屋市議団の3者連名で、申し入れを行いました。庄内川の北、産業廃棄物焼却施設が、住民の8年に及ぶ、反対運動を押し切って、本格稼働の前の試運転中に事故をおこし、4月には県から塩化水素や騒音、悪臭が基準を超過するとして改善命令が出されていました。その後、3回目の試運転が9月、10月に行われ、その際の県の検査で、再び、一酸化炭素や騒音、悪臭で基準を超過したことが明らかになりました。度重なる事故、基準を守れない施設という状況で、春日井市や産廃のちょうど風下にあたる守山区の住民のみなさんが、生活環境に重大な影響をおよぼすとして、設置の許可を取り消すようにと声が上がり、愛知県に取り消しを求めてきました。
私は、11月25日に名古屋市議会の本会議でこの問題をとりあげて、市長に、愛知県に市民の声を届け、法律にもとづいて厳格に対応するようもとめるべきと質問してきました。そうした中で名古屋市から県の検査結果の報告を受け、今度は直接市議団として設置許可を取り消すようにと今日申し入れを行いました。愛知県の環境部資源循環推進監の安藤氏は、「前回基準超過したところは、今回は合格していた。今回は違う測定地点での結果であるので、法律の違反にはあたらない。名成産業からは、19日に弁明書を受け取った。その内容を検討して、改善命令を再び出す方向である。」との返答でした。”県民が大変に不安に思っている。だから、3つの団体のみなさんが許可取り消しを求めている。もうこれ以上の試運転は必要ない。すぐに設置許可を取り消すように”と強く要望しました。
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