北北西の風にのってダイオキシンがふってくる・・・
昨日松川戸産廃焼却施設建設をやめさせる守山の会の総会が大永寺公民館で開かれた。第8回を迎える総会だったが、今年1年の状況が報告された。産廃焼却施設ができるとダイオキシンが庄内川をはさんで守山区の二城学区や白沢学区などにふりそそぐとしてけんせつをやめさせようと会ができて長きにわたって運動がすすめられてきたが、施設はできて昨年から試運転が開始されたが、度重なる事故で、愛知県も改善命令を出した。9月から第3回目の試運転が行われた。現在は産廃焼却施設が建設された段階で、操業の差し止めをもとめる裁判が行われている。私は11月5日の裁判を傍聴してきたが、いよいよ裁判は最終段階が近づいている。昨日の総会では、ダイオキシンが発生する危険性がこの間の試運転のデータでだんだん明らかになってきたことが報告された。裁判官もそうした報告に注目しているということでした。産廃の焼却時には850℃以上で燃焼させないとダイオキシンが発生するということで、そうした条件が満たされていないとか、北北西の風にのって、業者がいっている以上にダイオキシンのちりが守山区の北の地域にふりそそぐなどということが弁護士さんから報告がありました。愛知県や名古屋市が試運転を行った際のダイオキシンを測定しているので、こうしたデータが明らかになってくると、産廃焼却施設の操業をやめさせる展望も見えてきたところです。弁護士さんや産廃焼却炉の専門家の方などの手弁当に近い協力に頭が下がる思いでした。市民の命と健康を守るために、会のみなさんの運動に協力していきたい。
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