« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月25日 (火)

151人のこどもたちにすぐに保険証の発行を!

1125situmonn 市議会の本会議で議案外の質問を行いました。質問は3テーマ。一つは安心してお産ができる市立病院について、二つはこどものいる世帯には国民健康保険の資格証明書を発行するなということ、三つは松河戸の産廃焼却施設の問題。どれも重要なテーマです。今日は、小学生が本会議の傍聴に来ていて、私の質問を聞いて、お産のはなしや、病気になったときに保険証がなくてお医者さんにかかれない子どもがいる話、”産廃焼却施設”はどこまでわかったかしら・・・・。お産の話は理解できたかな? ”しゅうさんき”という言葉が何回もでてきて。

無保険のこどもの話は社会問題になっているが、名古屋市は、全く冷たい答弁。親が保険料が払えないからといって、子どもの責任はない。所得制限もなく子どもの医療費助成制度をつくったのに、保険証がなくては、子どもが病気になったとき、どうするのだろうか?窓口で10割負担だと、親が医者につれていかないとどうなるのか?テレビで乳児が40℃の熱を出しても市販のくすりで何とか病気をなおしたという母子家庭の母親を報道していた。こどもの生存権をうばうことは許されない。名古屋市は、医療を受けたいと申し出があれば、短期保険証を渡してきたが、今回の質問では、生活実態や納付計画を聞いて、こどもには短期保険証を発行するという答弁でした。役所は敷居が高く、相談に行かない人も多い。すみやかに、無条件でこどもに正規の保険証を発行するようにと求めました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月22日 (土)

11.19守山総行動

11月19日には、愛知県内で地域ごとに”なくせ貧困!守ろうくらしと憲法 変えよう政治”をスローガンにかかげて、宣伝行動が行われた。守山区では、地域内の運動団体、守山市民病院を守る会、産廃をやめさせる会、苗代保育園を守る会、新日本婦人の会、年金者組合、守山民主商工会、市職員労組、政党では日本共産党が要求をかかげて要求実現のために、守山区役所の駐車場で集会を開き、区役所から守山生涯学習センターまでデモ行進を行いました。集会では愛労連の議長がごあいさつされ、県内で雇用情勢、トヨタグループ各社の期間従業員の派遣ぎりが増えて、寮を追い出され、ネットカフェに泊まるお金すらなくなり、西三河では生活保護が増えていると報告があり、労働者の雇用をまもるたたかいが今もとめられているということでした。私は、麻生内閣の定額給付金では一回きりの減税のあと消費税大増税が予約されている問題を報告し、これでは景気がよくならないとのべ、消費税増税に反対し、くらしをまもる政治にきりかえようとよびかけました。デモ行進は、大変寒い中大きなこえをあげて元気よく市民にアピールしました。”ねこ”ちゃんもいっしょに宣伝に参加したので、こどもたちも高校生も注目してくれました。1119moriyamasoukoudou

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月13日 (木)

食肉のBSE検査

1112syokunikueiseikennsajyo 昨日は環境生活問題対策特別委員会の現場視察で港区の名古屋市中央卸売市場南部市場にある食肉衛生検査所を見学しました。ここでは、牛が1日100頭、豚が1000頭と殺され、BSE検査や理化学検査、微生物検査などを行って、安全性を確認している。牛はBSEの全頭検査が実施され、平成19年度は13414頭検査してBSEの陽性となったものは1件もなかった。国は牛の月歳が21ヵ月未満については安全性が確認されているとして検査はしなくてもよいとしてきたが、自治体が自主検査を続けているということであった。19年度は21ヵ月未満の牛は305頭で検査に必要な経費は31万で、市が負担をして行っているとのこと。21歳以上の牛についての全頭検査は国の補助金で1頭あたり1055円ほどで行っている。国産牛はこれまで日本ではBSEは35頭みつかったわけであるが、与党の委員から、BSE検査で陽性になるものはないから、いつまでやり続けるのかという意見がでた。私は、食の安全に対する不安はまだまだあるので、続けるべきだと意見を述べました。動物用医薬品の検査項目を増やす努力をもとめた。(写真は牛の内蔵で腫瘍があるかどうか顕微鏡で観察するところ)

アメリカからの輸入牛は危険部位が混入したものがたびたび見つかっている中で、輸入牛のほうの安全性検査は日本とは違って、全頭検査はされておらず、安全性の確認レベルは低いという状況である。アメリカ政府にいいなりになって、牛肉が輸入されている状況だといえる。視察では、ドアごしにBSE検査のようすを見せていただけた。毎日100頭のBSE検査は大変神経を使うのではないかと思いました。微生物検査室はなつかしく見学しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月12日 (水)

おばあちゃんの手仕事

1112teshigoto 委員会の合間を縫って”おばあちゃんの手仕事展”をのぞいてきました。手作りの小物やリフォーム服があり、見ているだけでほっとするものです。ピンクのスカーフとニワトリの鍋つかみと箸袋やくだものを買いました。木のぬくもりのある山喜建設さんの展示場という場所もよくて、お茶を飲んでほっと一息つきました。入口には陶器もありました。”源氏物語”をほった木製のテイッシュケースもありました。場所は瀬戸電印場駅下車すぐ駅前。(0561-51-2800山喜建設)

11月14日まで(10時から16:30まで)1112teshigoto2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

財政福祉委員会の請願審査

昨日は、委員会で請願や陳情についての審議が行われました。請願については紹介議員になっているので、私は、採択をもとめて、意見をのべたり、当局に質問をしました。委員会での審議であるのに、当局に質問するのは、何かおかしいかんじがする。内容は、3つの障害者の作業所の直営存続をもとめ、障害者自立支援法の制度のみなおしについて、障害者の親御さんたちからの請願が出された。障害者の親御さんたちからは、親なきあとのこどもたちがどうなっていくのか不安であることから多くの点で検討を求める内容であった。ほとんどの項目が不採択になってしまった。介護保険制度についての介護報酬の引き上げと保険料の引き下げをもとめる請願もほとんど不採択である。後期高齢者医療制度の廃止について国に意見書を提出する内容は、保留になった。港区の茶屋町内会からは、茶屋に市内で二つ目の火葬場をつくることに反対をして、火葬船という形で事業をおこなえば市の経費削減になるとしてそうした計画に変更することを陳情された。当局は、火葬船は構想段階のものであるとして詳しく問題点を説明されたので、私は、新しいこうした事業まで提案していう町内会のみなさんは、火葬場建設に納得していないのはまちがいないから、十分合意がえられるように説明会を行うようにと意見を述べました。最後の陳情は腎友会のみなさんから、院内感染対策や新型インフルエンザ対策、肺炎ワクチンの助成などをもとめるものでした。高齢者の方が肺炎にかかると亡くなられる率が高いということで、健康増進に力を入れている自治体では肺炎ワクチン(実費8000円で効果は5年ぐらい有効)の助成を行っているということでした。名古屋市も率先してこうした助成を行っていくべきです。”陳情”というものは、委員会の結論としては”聞きおく”ということがほとんどですが、委員会の場で、市の施策やとりくみの現状を明らかにしていくことができるものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

北北西の風にのってダイオキシンがふってくる・・・

昨日松川戸産廃焼却施設建設をやめさせる守山の会の総会が大永寺公民館で開かれた。第8回を迎える総会だったが、今年1年の状況が報告された。産廃焼却施設ができるとダイオキシンが庄内川をはさんで守山区の二城学区や白沢学区などにふりそそぐとしてけんせつをやめさせようと会ができて長きにわたって運動がすすめられてきたが、施設はできて昨年から試運転が開始されたが、度重なる事故で、愛知県も改善命令を出した。9月から第3回目の試運転が行われた。現在は産廃焼却施設が建設された段階で、操業の差し止めをもとめる裁判が行われている。私は11月5日の裁判を傍聴してきたが、いよいよ裁判は最終段階が近づいている。昨日の総会では、ダイオキシンが発生する危険性がこの間の試運転のデータでだんだん明らかになってきたことが報告された。裁判官もそうした報告に注目しているということでした。産廃の焼却時には850℃以上で燃焼させないとダイオキシンが発生するということで、そうした条件が満たされていないとか、北北西の風にのって、業者がいっている以上にダイオキシンのちりが守山区の北の地域にふりそそぐなどということが弁護士さんから報告がありました。愛知県や名古屋市が試運転を行った際のダイオキシンを測定しているので、こうしたデータが明らかになってくると、産廃焼却施設の操業をやめさせる展望も見えてきたところです。弁護士さんや産廃焼却炉の専門家の方などの手弁当に近い協力に頭が下がる思いでした。市民の命と健康を守るために、会のみなさんの運動に協力していきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 2日 (日)

もの忘れ外来

先日守山市民病院を訪ね、横山病院長先生に病院の状況をお聞きしました。守山市民病院は、4月から産科の分娩の中止などや、医師が不足していて、先生が変わったり、休診日があって、患者さんがへっているという大変な状況が明らかになりました。泌尿器科は先生がきちんと配置されているので、患者さんが増えているということでした。今年から始まった”もの忘れ外来”について状況をお聞きしたところ、意外と老化によるもの忘れであって脳梗塞やアルツハイマー病などの病気によるものではない方が多く、みなさん安心して帰られるというお話でした。

物忘れ外来:毎週火曜日午後2時から4時までで、初回は神経内科外来で予約して診察を受けてくださいとのことです。(神経内科外来は午前8:45から11:30) tel市民病院(代表)791-2121  

東京の病院で妊婦さんがまたも亡くなる事故が起きて、名古屋でも、守山でもそんなことが起きないかと心配されます。医師の絶対数が少ない。大学の予算も増やし、奨学金を出して学生をふやすことが必要。でもお医者さんは1人前になるには10年はかかるそうです。今すぐには医者が増えない。どうすればいいか?子育てなどでやめられたような元女医さんとか、助産師さんの力を集めて、守山市民病院で早くお産ができるようにと私は思います。城北病院は助産師さんが自然分娩は立ち会っているということだし、市民病院の中では、評判がよく、昨年はお産の件数が大幅にふえているそうです。   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »