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2008年10月28日 (火)

また 派遣

笹島寮がいっぱいの記事に、コメントがつき、”又歯 賢”という派遣労働者の方の派遣労働を訴える歌をインターネットで聞きました。そしてユーチューブで派遣労働の実態を見て、毎日、仕事があるかどうか、大変な状況で生きている人達を見て、ショックでした。ひとりひとり、ぎりぎりのところで暮らしている。派遣労働をふやしてきたこの政治を正さないと本当にいけない。若者が全く希望ももてずにいる。ロッカーが自分の着替えをいれておく箪笥替わり。仕事がないとネットカフェにも止まれない。300円の弁当を何回かに分けて食べる。製造現場で1日同じ姿勢で立ち続けて作業する。酷使される働かされ方。部品のひとつのように人間を扱う、派遣労働。私たちが就職したころにはなかった派遣労働。大企業の人件費を抑制し、利潤を確保するための非正規雇用は、なくしていかねば。派遣労働で働く若者に働きかけて、政治が今の状態をつくってきた。労働者が人間らしく働けるルールをつくるように日本共産党は政治をかえるためにがんばること、そして若い人たちが、力をあわせて立ち上がることを呼びかけていきたいと、強く思いました。私の長男も毎日帰宅が遅く、体をこわさないか心配です。

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2008年10月25日 (土)

ホームレスの自立支援施設は満パイに近い状況

Syu 景気悪化の中で、派遣社員の首切り、雇い止めが増えているということで”派遣ぎり”というテレビで報道があった。名古屋市の笹島寮も利用者が増えているということで、市議団メンバーでホームレスの収容施設や自立支援事業の施設を視察した。ホームレスの人たちが、ブルーテントをはって公園などに野宿していたころに、名古屋市は白川公園と名城公園に”宿泊所”を作り、家を持たずに、生活に困窮している人を保護して、健康回復及び自立にむかえるようにとりくまれた。名城公園宿泊所は定員200人で、入所期間は6か月、夕食のみ提供されて、1日5時間の軽い軽作業を行って配分金が支給される。配分金は1日3500円でそのお金で他の食事をまかなう。この施設では、宿泊が提供されるので、最低限の雨露はしのげるし、自立にむけての就労訓練がおこなわれていた。Syuusei (1枚目は自立支援事業なかむらの居室、4人部屋、2枚目は名城公園シェルターの個室)

名城公園宿泊所はホームレスからまづは宿泊を確保する施設であるが、自立支援事業なかむらはさらに、健康で、就労をしていくための施設で、定員は72名の名駅南2丁目に鉄筋コンクリート4階建てで食堂や浴室、娯楽室もあるきちんとした施設でした。職業相談や職業あっせん、履歴書の書き方も含めて、仕事につくための相談が施設の中にあっった。自立支援事業としては入所期間中にアパートを見つけて自立できる人が半分ぐらいであとは生活保護、施設の入所、あと勝手に退所するのが問題だと報告された。今、派遣の首切りでここに来る人がふえているようで、入所者の中には24歳という若い人もいるということだった。現在男性53名で、来週は5名しか空きがない状況でこうした施設には市外、県内からきており、労働現場での雇用悪化による受け皿としてのこうした施設の不足を所長さんは訴えておられた。県や国がきちんと対応すべきである。Nakamurasyu

所長さんの”目先の収入の良い仕事をさがすのではなく、安定して働けるような仕事を選ぶようにと話している”という言葉に納得しました。派遣社員が首をきられて、寮を追い出されると、また日雇いなどの派遣につとめて、また首をきられ、ネットカフェですごし、そのお金もなくなり、体をこわすと、ホームレスになってシェルターにこざるをえなくなるのだということがわかりました。(なかむらの食堂)

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2008年10月21日 (火)

C130輸送機がぐるぐる回っている

今日は午後からさいとう愛子さんと宣伝カーで守山区の町南、鳥羽見、新守山、西城方面を回り、共産党の政策を宣伝しました。守山市民病院では今年から分娩が中止されて、手術も制限され、医師不足で、利用しづらい病院になっている。名古屋市は、医師や看護師不足の対策に努力をしているけれども、国の医療費抑制政策をあらためて、医療費を拡充する政策に転換しないと、守山市民病院も守れないと、訴えました。後期高齢者医療制度に対してもお年寄りいじめの制度で、怒りが広がっている。参議院では野党4党で出した廃止法案が可決しています。衆議院で力関係を変えれば、来年3月31日に廃止することができるので、日本共産党を大きくのばしてくださいと訴えました。社会保障予算を毎年2200億円削減するのではなく、5兆円に膨らんでいる軍事費をけずること、大企業や大資産家への減税をやめれば、7兆円の財源が確保できること、消費税の増税をしないで、社会保障のための予算、教育予算など国民のくらしをよくするために財源をつくれると訴えました。マイクを握っている途中に、自衛隊の戦闘機がすごい轟音でとび、宣伝をさえぎられるほどでした。イラクに飛んでいるC130も何度も何度も私たち宣伝カーの上空を飛んでいました。戦争のためのこうした飛行機・戦闘機はいらない。私たちを見張っているのかと思うようでした。

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2008年10月19日 (日)

年金者一揆 怒り爆発

Photo 10月16日栄小公園で愛知の年金者組合のみなさんによる年金者一揆が開かれ、日本共産党から八田ひろこ愛知県副委員長と市議団から6名で参加し、八田ひろこさんが激励のごあいさつをされました。全国で年金者組合のみなさんが後期高齢者医療制度の4回目の年金天引きが15日に行われたことに抗議して1万人が行動に参加、愛知では名古屋と豊橋合わせて400人。

”保険料は2倍になった。””年金記録の訂正で500万円払うといって数か月も放置された。そのくせ保険料は容赦ない天引きは許せない”などと報告。”選挙で政治を変えよう”と訴えがありました。参加者全員で”一揆宣言”を群読。1016nenkinnsyaiki  後期高齢者医療制度は廃止せよとアピールしました。

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2008年10月13日 (月)

財政福祉委員会の決算審議

10月6日から10日まで市議会では、昨年度の決算報告についての審議が各常任委員会で行われた。2007年度にどのように税金を使い、政策が実施されたかを部厚い決算報告書をもとに、各議員は質疑をし、決算を認めるのかどうか。私は、財政福祉委員会で、06年度決算、07年予算審議の資料も参考にし、資料請求をすることや質問事項を整理し、4日間の委員会に、連日遅くまで準備をして臨んだ。以下は主な私の質疑事項。

財政局の決算では、苦しい生活をしている市民に、定率減税の廃止などにより負担が124億円も増え、市民税の値上げが国民健康保険料や介護保険料に連動して雪だるま式に負担が増えたことを問題にしました。そして、高校の授業料や市営住宅の家賃値上げをしてきた市政を批判しました。大企業の法人市民税収は法人税が下げられたままで減税制度が続いているので、全体では増収となって企業は好調な結果でした。大企業には減税をしたまま、市民には定率減税を廃止する国の税制をそのまま、市民におしつけている市のあり方は問題であると指摘。

健康福祉局の決算では、障害者自立支援法により、障害者がサービスを利用しにくくなり、利用負担が増えていること、介護保険制度については、必要な介護サービスがうけられにくくなって、ヘルパーさんの利用時間やディサービスの回数が減っている、ベッドや車いす貸与の問題、施設運営者も日割り制になって運営が大変であることなど、そして、生活保護世帯の扶助費から特に母子加算が縮小されていること、国民健康保険料の払えない人に対して資格証明書を発行すべきでないことを指摘しました。

病院局では、医師や看護師不足のために病棟閉鎖や、診療科の廃止・制限などがあり、外来・入院ともに全体で患者数の減少で収益が減少し、赤字の累計が120億に達しているという決算報告、その中で当局として医師の確保、看護師の充足のために処遇改善などがとりくまれたことが報告されました。私は、医師の給与や欠員の状況、看護師の夜勤の実態などの資料をとりました。守山市民病院で今年から産科の分娩廃止が明らかになり、昨年は産婦人科の外来や分娩者数が減少して、安心してお産ができない状況がつくられていることは、本市の少子化対策に逆行すると決算に反対をしました。局長は医師不足、看護師不足を解決するためには、医師から選ばれる市民病院に高度な医療と救急医療を選択と集中で行うという決意。一般医療も充実させていくという答弁もありました。中央病院に選択と集中ではなく、5病院が一般医療をきちんと行った上での充実をというのが、私たちの願いです。市民病院をもっと利用しようとみんなでとりくんでいきたい。1004momotaro

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2008年10月 4日 (土)

守山区でも今日からレジ袋の有料化始まる

緑区で試験的に始まったレジ袋の有料化が、今日から市内で東部7区(千種・名東・守山・昭和・瑞穂・南・天白)まで拡大された。レジ袋の使用をもとから少なくし、ごみの発生抑制、CO2の削減のために行われる。主にスーパーやドラッグストア、クリーニング店などで行われる。コンビニでは行われない。ふだんからカバンに買い物用のマイバッグを入れておくとかすればレジ袋は不要ですが、今はマイバッグをいろいろなところで販売しているので、ひとりひとりの努力でごみをへらせるのではないかと思う。ちなみに私は、いつも仕事に使っている黒いショルダーバッグにはレジ袋を入れている。コンビニこそ、有料化にしてほしいと思う。

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2008年10月 3日 (金)

大好きなプールをなくさないで

1001puruzentai 10月1日本会議で振甫、大井、天白の3つのプールの廃止条例に反対する討論にたちました。

反対理由を3つ述べました。当局は3つのプールが老朽化して、利用者も減少傾向だし、温水プールが代わりにあるから廃止をするとしているが、その理由が成り立たないことを述べました。利用者は平成16年度から増加傾向にあるのも、委員会審議での資料でも明らかでした。そして何よりも地域住民の理解が得られていないことを議場で明らかにしました。千種区ではプール存続の署名や要望書が1万5千名を超えて集まっていることや天白区でも同じくプール存続署名が1万1千名集まっていること。こどもたちからも「大好きなプールをなくさないでください。お願いします。」、「毎年プールを楽しみにしている」などと多くの声がよせられています。田口議員から控室で寄せ書きを見せてもらいました。そして、反対する理由は冷水プールの改築や改修には背を向けながら、無駄な大型プロジェクトは推進するという税金の使い方の問題。冷水プールの改築には過去の名城プールの例で4億から5億のお金がかかっている。一方で名古屋城の本丸御殿の復元や”ものづくり文化交流拠点”の整備にはその数10倍もの税金を注ぎ込もうとしている。プールの改築のためのお金がないわけではない。市長にないのはこどもたちへの思いやり。冷水プールの改築は認められないと反対理由を述べました。今回はこの廃止条例について、民主・自民・公明の与党会派の議員の賛成で可決されました。大型事業への巨額の税金投入には賛成しながら、市民の願いに背を向ける与党議員の姿勢が問われます。千種区の議員は、私の反対討論に”無責任な反対”といいましたが、与党議員こそ市民の声を無視して、市長の提案には反対できない、無責任なのはどちらか。 

市当局は、築30年を目安に、すべての冷水プールについて順次廃止する予定です。守山プールも、スポーツセンターができればいずれ、廃止をされる予定です。その時には、反対の大きな声をあげねばならない!1001puruhantai

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