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2008年8月30日 (土)

水害のところをお見舞い

829nuretakagu_2 829sinmorinosuigai 29日深夜の大雨の被害状況について、市からFAXが届いており、守山でも鳥羽見で避難された方があるのを知り、区役所にどの地域で水害があるのか聞きました。鳥羽見3丁目、幸心、新守山とわかり、現地に水害の状況を聞き取りとお見舞いに行きました。新守山のところでは、夜中にどんどん水があふれてきて、玄関先まで水につかったところがありました。1軒ずつお訪ねすると、高齢の男性が大変だったといわれました。重度障害のむすめさんが、わけもわからず、思うように避難できずに、道路で水がひざまでくる状況で、むすめさんが倒れて、2人でおぼれそうになって、近所の方に助けてもらったとのこと。災害時の支援の必要な人への対応も不十分さがあると感じました。他の方は、東海豪雨のあと太い配管をいれて対応したはずなのに、全然排水ポンプの働くのが遅かったなどと言われたりしました。町内会長さんから、床下浸水が25軒だと聞きました。(写真は新守山のところで水にぬれた家具などが道路に出されていました)

低い土地で浸水対策が不十分である地域が、守山区にはあり、そうしたところで、床下や床上浸水の被害が59軒(29日16:00現在の市の総務局)発生しているのかなと思いました。今日も、永森町の美容院が床上浸水にあわれたということで、お見舞いにいきましたが、留守でした。近所の方が、”議員さん、見てください”とガレージのところが水につかったといわれました。私のうちの近くでもお好み焼き屋の女性が夜中に道路に水があふれ、店の中まで水が入ってきて、一人で土嚢をつんで大変だったということを聞きました。どこに言ったらいいか、わからないといわれたので、区役所の総務課や土木に電話をし、現場を見にきてもらうようにお願いをしました。830mizunitukattatokoro

守山では床上浸水は15世帯、床下浸水は44世帯と報告されていますが床上浸水のところにはお見舞い金がりさい証明書をとればでることになっています。床下浸水のところには希望者に消毒薬が配られています。

避難勧告の発令が、地域でどのようになっていたのか、夜中に水害のあったところは、区政協力委員長には電話があったようですが、地域を回ると、”寝ていた”という人もいました。西区や北区はもっと被害が大きいようですが、守山区でも今回の水害地域ごとに対策を見直す必要があると思いました。まだまだ心配な雨です。水害にあわれたかたにお見舞い申し上げます。

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2008年8月20日 (水)

今こそ政治の中身を変える共産党の出番

820kensyu 8月19,20日と愛知県の共産党議員の研修会が蒲郡で行われた。講演と分科会に参加し、いろいろなことを学んだ。教育の講演では、デンマークでのすすんだ教育の話には関心をした。この国では父親は、夕方には帰宅をし、家族でゆったりと過ごす社会になっている。企業は午後4じまでで残業はなし。まともな家庭生活がおくられている。大学ふくめ学費はゼロ、1学級は20人。中学1年生まで点数を付けない学校。その理由は、民主主義の基本は、人が人として尊重され、自分に自信をもち、自分の考えを主張することだと考えられているからだと。子どもが大切にされるこんな教育。これに対して日本の教育はゆがんでいる。大企業のもうけのための安上がリ教育。競争させるとお金が安く済むと思っている。講演者は、みんなの意見を聞いて、地に足付いた教育をすすめること、少人数学級で(正規職員による)こどもたちに教育すべきという話。

分科会では、医療・介護・福祉に参加し、介護保険のとりくみ、病院充実、国保を守るとりくみについて、議員のみなさんの報告が大変参考になった。愛知県内での病院縮小・統合などの動きと守る運動について報告があった。2日目は、佐々木憲昭議員から政局の動向について報告。今、いつ臨時国会が開かれるか流動的であるが、早くて10月、11月総選挙になるかもしれない。今、国民生活がこれほど苦しい状況はかつてない。1つは賃金が上がらない。非正規雇用が今35%、若者の半分に広がっているのが、賃金の引き下げをつくっている。2つは、負担増。小泉改革以降国民一人あたり年間10万円の負担増。耐えがたいものになっている。3つは物価高。こうした中で福田内閣は改革をなおそうとしない。これではどうにもならない。この政治を変えてほしいという国民。こうした中で、大企業・財界いいなりの政治、アメリカいいなりの政治から、国民生活を守る政治への変革を共産党は訴えている。この党がのびることが、政治を変える確かな道であることを訴えて、選挙準備にとりくもうと、訴えがあった。八田ひろこさんやせこゆきこさんも報告があった。 研修会では、子ども白書や保育白書、財政健全化法、自治体財政などの書籍を購入してきた.。温泉にも入って、英気を養ってきた。

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2008年8月18日 (月)

パンプキン爆弾

814sensoutenzentai 8月14日に鶴舞の公会堂で開かれたあいち平和のための戦争展に参加しました。お盆の時期は例年実家の岐阜の垂井町に帰省するのですが、初めて家族と参加しました。侵略戦争の実態、中国で無残に人が惨殺されて、そのむごたらしい写真に、多くの犠牲者のことを思うと、絶対戦争はくりかえしてはならないと思いました。全国戦災傷害者連絡会の方、豊田空襲を語り継ぐ会の方、朝鮮女子勤労挺身隊訴訟の会、平和委員会など、多くの戦争による被害を受けた方や平和を願う団体の方が、この展示会に出店され、じっくり見るだけで大変でした。

守山区では毎年9月下旬に戦争展が行われているので、そこには3回か4回ぐらいは参加していますが、毎回ごとにいろんな戦争の問題を感じ、憲法9条をまもり、戦争への道を食い止めなくてはいけないと痛感するものです。今回の展示では、原爆投下の前にパンプキン爆弾がトヨタの本社工場めがけて3発落とされたことが紹介されていました。トヨタもねらわれていたんだと思いました。めいきん生協のみなさんもコーナーをつくっておられ、私も平和への思いをカードに”子どもたちの未来のために平和を”と書いて壁にはりました。814sensouten

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2008年8月14日 (木)

郡上おどりの男性にほれぼれ

802gujyoodori 委員会の視察の翌日8月2日、3日と共産党後援会のバスツアーで郡上おどりと温泉の旅に参加しました。守山区からはバス1台(23名)で初めての企画参加。郡上踊りは毎年愛知県の後援会で企画されてきました。旅館に昼について、昼食後、さっそく温泉に入り、3時から踊りの練習。そしてまた温泉に入り、浴衣に着替えて、宴会場で、後援会のみなさんに、ごあいさつをしました。岐阜県の県会議員の大須賀しずかさんの親せきの方が経営されている旅館ということもあり、大須賀さんも歓迎にこられていました。宴会では、各地域後援会から歌や踊りの出し物が披露され、私たち守山区は、初議席をとりましたと、さいとう愛子さんも加わって”白波5人衆(実際は4人女と1人男)”の出し物を揃いのピンクのはっぴを着て披露しました。802siranaminoengi

そしていざ本番の郡上おどりに夜8時から参加。郡上八幡城の公園で踊りが行われていました。かわさきと春駒、ねこおどり?が熱気の中輪が5,6じゅうになって踊られていました。若い男性、中高年の男性など力強い踊りで、ほれぼれしました。名古屋での踊りのようすとは全く違いました。 翌日は、鍾乳洞の見学、円空の史跡めぐり、郡上八幡の町の散策などそれぞれが好きなコースを選びました。私は、郡上の町並みを散策し、郡上八幡城に上りました。

温泉に4回も入り、踊って、楽しくすごせた2日間でした。来年は8月8,9日と予約がされたので、また参加しようと思っています。803hatimanjyou 803mizuokumu

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2008年8月13日 (水)

委員会視察 その2、3、4

財政福祉委員会の視察報告 その2 横浜市総合保健医療センター

運営は指定管理者、財団横浜市総合保健医療財団による。3つの性格の施設があり、1つは精神障害者支援施設では、デイケア、生活訓練、就労支援を行っていました。2つは要介護高齢者支援としていわゆ老健施設、3つは地域医療機関支援で内科外来、健康診査、認知症診断外来、医療機器の共同利用という性格でした。一番目の精神障害者の支援事業は優れているなと感心しました。利用者の8割が20~30代ということで、社会的に精神障害者が増えているのに、社会からは、偏見や誤解が多く、生活や就労への困難を抱えている中で、力をいれている施設だと参考になりました。731syurousien 名古屋市にもこうした精神障害者への支援施設がたくさんあるといいなと思いました。

その3 北海道立子ども総合医療・療育センター

北海道がこどもの専門病院(高度医療)と肢体不自由児の総合療育施設を合体させて昨年9月に開設したものです。子ども専門病院と療育を合体した施設は日本では数少ないようです。医療105床、療育110床、ハイリスクの胎児や新生児に対する周産期医療も提供、出生前から一貫した医療・療育体制を整備した施設でした。病院の会計は20~25億円の赤字で、一般会計から15億円の繰り入れをしているとのことでした。医師は札幌医科大学から派遣されて定員43に対して40人という状況でした。731hokaidoukodomo 医師不足にはさほど困っていないということでした。

その4 札幌あゆみの園 重症心身障害者施設

重度の知的障害と重度の肢体不自由が重複している児童(者)を対象に、医療・看護・療育・リハビリ・介護・相談等のサービスを提供している施設でした。社会福祉法人が運営しています。重症児1人に1人以上の看護師や保育師、職員が介護や療育などにあたっていました。自慢の施設は、全身ゆったり入れる浴室だと紹介がありました(写真)。801ayumien 職員の数が多いことと、熱心に児童の世話をされているのが印象的でした。

名古屋市は城北病院をたてかえてクオリテイー21城北を作る計画ですが、その中に重症心身障害者施設を造る予定です。そのために今回の視察地が含まれていたのだと思います。

障害者の施設を今回視察したわけですが、やはり障害者自立支援法により、”措置”から”利用契約、応益負担”となり、施設の運営への影響や利用者が必要なサービスが受けられなくなってきている様々な問題があることを、視察の中でも考えました。福祉は人が支えていると思う。新しい施設を見るにつけても、まだまだ不足しているのじゃないかと思いました。健常者との交流も不可欠と実感しました。知的障害児(者)が施設に通えなくなって自宅で母親が介護疲れで大変な状況にあるという生活相談を受けました。”こどもが入所できる施設が足らない、もっと作ってほしい”という声に私はどうこたえるべきか。

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2008年8月 8日 (金)

委員会の視察 その1病院施設

730minatosekizyuji 7月30日から8月1日まで2泊3日で市議会の財政福祉委員会の行政視察が行われ、共産党からはわしの恵子議員と私が委員のため参加しました。昨年は都市消防委員会で新潟、札幌、小樽の視察でした。今年は、横浜市と札幌市にでかけ、病院施設、重度心身障害者施設、精神障害者施設などの福祉施設、そして市役所の財政局の視察が組まれました。病院施設は2か所概要と感想を報告します。

29日、よこはま市の横浜市立みなと赤十字病院を視察しました。この病院は指定管理者による運営が行われていました。横浜市も市長がなかた氏に変わって、平成14年から市立病院のありかた検討委員会がつくられて、最終答申が出されて、一般会計からの負担をへらすためには、直営か、公設民営=指定管理者による運営かどうかを試算して、新しい港湾病院を指定管理者で行うとしたということでした。建築中の病院が市長が変わり方針が変わって、直営ではなく、二つの公募から日本赤十字社に運営をまかせるとなった病院でした。

病床数は634床で経営状況や病床利用率がどうかというところまで、分析できませんが、はっきりしているのは、一般病床の在院日数が名古屋の市立病院と比べて短いのは資料から明らかでした。498床の同規模の東市民病院は17.5日に対して、みなと赤十字病院は13.9日と短くなっていました。横浜市は、3つの保健医療圏に分けて、地域の中核病院が4つ、市立大学病院が2つ、市立病院4つ、その他の病院16と各地域に病院が足りているのかなと感じましたが、市としては一般会計の負担を減らそうとしている経営改革路線は、名古屋と同じ。指定管理で公設民営がうまくいかなければ、名古屋市と同じ、地方公営企業法の全部適用を行うとしています。

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