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2008年7月30日 (水)

市政アンケートの方を訪ねて

土、日と市政アンケートに返信を寄せられた方の中でお名前と住所をお書きいただいた方のところをおたずねし、お話をお聞きしました。どなたも、よく訪ねてきてくださったと、感謝されたりしています。小さなお子さんをお持ちのお母さんは、外でこどもを水遊びさせながら、家のすぐそばの道路はさんだ雑木林の松の木が家のほうに伸びてきて、大変困って、役所に何度もお願いに行っているといわれました。近所に小さなこどもをあそばせる公園がなくて、小幡緑地までいくのにも、横断歩道を渡るのが危険。身近な問題をお話しされて、役所にどのような状況か、連絡して市民の声を届けて、解決せねばと思いました。

ある男性は、志位さんの話がとてもいい。がんばってほしいと励まされ、特に後期高齢者医療制度はやめてもらいたいとおっしゃいました。自分も市議会で松原市長に質問したことなどお話し、秋の国会で、廃止法案を成立させるために、ぜひ署名をとお願いしました。

暑い中、おたずねするのは、体力が要りますが、でも、やっぱり市民の方のくらしの生の声を聞いて、そこから、解決に力をつくすことと、総選挙で共産党を大きくすることが今の皆さんの暮らしをよくしていく道であることを、お話しするのが、自分にとってエネルギーのみなもとです。

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2008年7月25日 (金)

熊本城本丸御殿の視察

716hukugennzu 7月16日共産党市議団5名で熊本城本丸御殿の視察にでかけました。名古屋城本丸御殿の復元を名古屋市は150億ですすめようとしています。熊本は熊本城築城400年祭で、御殿復元で54億かけたものでした。名古屋と同規模ですが、史実に忠実に行うとして、歴史的な史実が少ないために、障壁画は奥の昭君之間と若松之間のみで、見学者から感激の声は少ないかんじでした。名古屋城は木曾ヒノキをふんだんに使う予定ですが、熊本城の御殿はけやき、ヒノキ、松などいろんな木材が使われていました。御殿というのは、藩主の居間や対面所(会見の場)、台所などの複数の殿舎で構成されています。観光客は100万人を目標にしてきたとのことですが、昨年120万人で今年7月で100万人を突破したと、団体客が多いのが印象的でした。54億でこれくらいなのか、名古屋城本丸御殿に150億もかけて、贅沢な話だ。今の経済事情で、市民のくらしが大変な中で、もっと他にお金を使うべき、150億あったら、公立保育園はみんなたてかえて、さらにつくることができるだろうに。市民病院を充実することもできるだろうにと思いました。716kuragarituuro

熊本城は短期、中期、長期計画で復元をしていくということでした。名古屋城は修復すべきところをまづやってから、本当に復元を市民が望むなら、長期計画でやるべきでしょう。

716honnmarugotengaikann 716gotennonaka 716kumamotojyou 熊本城は御殿より天守閣のほうがにぎわっているように思いました。

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2008年7月21日 (月)

タラソ福岡の視察

715tarasogenkan 7月15,16日と共産党市議団の5名で福岡と熊本の視察に出かけました。15日は、福岡市議団と懇談をし、PFI事業国内で3番目にとりくんだスポーツ施設 タラソ福岡の破綻とその後の再建の状況を調査しました。タラソ福岡は、清掃工場の余熱を利用し、電気代と土地は市が提供し、民間企業の資金とノウハウで温海水プールがつくられたのですが、建築にかかわった大木建設の経営破たんがそのまま影響しました。PFI事業の破綻の原因は、健康施設の利用予測が市場調査もなく過大であったこと、ゼネコンの過当競争の中で経営難の大木建設が、仕事欲しさにとびついて投資企業が融資したこと、市が安いからといってノーチェックで選定したことに原因があると共産党市議団の事務局から報告を受けました。破たんの処理は、施設と営業権を新会社に売却し、15年間で12億のサービス提供料を市が負担していくことで再スタートしています。

715taraso コナミが運営をして、中高齢者を対象にしたプールでのエアロビ教室、フラダンス教室などが行なわれていました。破たんをしても旧会社は新会社に売却してその代金で旧会社の借金は返済され、破たんの責任が免罪されているのです。PFI事業というのは、破たんをすると、民間企業の利益を擁護する一方で市民には借金がおしつけられる事業であるのが明らかです。

守山スポーツセンターはこのPFI事業ですすめられることが2月議会で提案され、共産党は反対をしましたが、与党多数で決められてしまいました。守山のみなさんから期待されているスポーツセンター建設には、私たちは賛成ですが、やり方が問題です。23年12月オープンをめざして、8月までに実施設計がされることになっています。PFIによる日立グループの設計建築運営管理を20年間すすめることになっています。PFIの問題が守山スポーツセンターで起きてこないかという問題意識で、タラソ福岡の視察にいったわけですが、市議団内で今回の視察をまとめて、守山スポーツセンターにもいかしていきたいと思っています。

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2008年7月14日 (月)

公立病院の会計の研修セミナー

12日東海自治体問題研究所主催の市町村議員セミナーが開かれ、わしの議員とともに、私は病院会計の分析についての分科会に参加しました。12桁の電卓必須ということで、控え室の電卓をもって参加。講師は泉佐野市の病院職員の松沢氏。病院の経理を長くつとめられ、現在は病院労働組合の執行委員長をされている方でした。

全国78%の自治体病院が赤字である。病床は全体で2%減少、外来患者は6%減、入院患者は6%減、総収益は2%減。という厳しい病院の現状とその赤字の原因が①国の医療費抑制政策による診療報酬が引き下げられていること、②医療制度改悪による患者の医療費負担増による受診抑制③国からの地方交付税の減少④国の医師・看護師抑制政策による医師・看護師不足 と報告があった。

財政健全化法の説明があったあと、病院の決算書のみかた、損益計算書や貸借対照表の見方などを勉強し、各自が自分の関係する病院の決算書をみながら、赤字がどうなっているのか、入院収益の分析などを行った。名古屋市立の5つの市民病院は約4億円の赤字が続いていたが、平成18年には12億円に増えているのが明らかになった。一般会計からの繰入金について様々な基準が決められており、その基準通り、名古屋市がくりいれているのか、確かめる必要がでてきました。朝から、夕方4時までのセミナーでしたが、まだまだ勉強せねばと思いました。これから病院局が市立病院の収支改善にとりくんでいくわけですが、セミナーの勉強が役にたっていきそうだと思いました。

地域の医療を守る自治体病院の役割が発揮されるようにすべきと思います。

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2008年7月 9日 (水)

環境問題の懇談会

706kankyou 6日港区で共産党愛知県委員会主催の環境問題懇談会が開かれました。洞爺湖サミットが今日まで行われていますが、共産党の温暖化対策についての政策について発表し、そして愛知県内の環境を守る運動をされている方たちと意見を交換するものでした。万博開催のときに海上の森をまもったり、菜たねからバイオエタノールをつくったり、昆虫保護に取り組んでいる方、道路公害反対の運動の方、いろんな方から意見を聞き、参考になりました。

一番の環境破壊は戦争である、小牧空港での空中給油機やC130Hの飛行訓練はCO2排出の最たるものだ、こうしたことをもっとCO2削減では第一にかかげるべきという意見は、なるほどと思いました。昆虫の保護をされている方は、絶滅危惧種といっても自分たちは手弁当で本当にその昆虫がいるのか、絶滅したのか、調査をしているけど、いないことを証明するのは、大変だという話を聞きました。今、”虫取りをするこども”が絶滅しそうだ。こどもたちはゲームなどの虫キングしか、虫を知らなくなるのではないかという話になるほどと思いました。自分は、こどものころ蝉取りをしました。自然をまもること、環境を守ること、まったなしのCO2削減と考えさせられた懇談会でした。 守山の緑豊かな自然も守らねば。707senden (写真は、洞爺湖サミット開催日7月7日の金山駅頭の宣伝)

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2008年7月 5日 (土)

財政福祉委員会の審議

6月定例議会は昨日閉会しました。議案は新聞報道の通り14議案。財政福祉委員会での審議は、数議案について質疑をし、賛成しました。財政は、本庁舎の耐震工事で追加の工事が必要となり、2億円追加されるものでした。健康福祉局関係は、緑区の東部センター、地区会館、区役所支所、図書館、保健所分室を作る計画について審議しました。緑区の住民の要望でつくられるのですが、市の土地に、民間に建てさせて、市が買い戻す方法について、他の委員会では問題になりました。

病院局関係では、城西病院での医療事故による損害賠償の支払いについて審議が行われました。たんを吸入したあとに、取り付ける器具をまちがえて、死亡されたという事故です。事故の発生の経緯や再発防止策について委員会では質問をしました。同様の事故が半月前に熱田区の病院で起きていたのが、教訓としていかされなかたのが、残念でした。こうした医療事故は、個人責任を問うようなことが行われる傾向にありますが、医療ミスを減らし、事故をくりかえさないような、原因究明と再発防止策をきちんととることが大事です。そうしたことを委員会の場で要望しました。また、病院の診療科目をわかりやすくする目的で、条例が改正され、内科でも循環器内科、神経内科、血液内科、呼吸器内科などと専門性を明確にした標ぼうがされていくことになりました。専門の医師の体制がとれたところから変更がされるということで、8月から適用されます。

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