行きやすい病院にするために巡回バスを通して
5月12日守山市民病院を守る会のみなさんが、市長に要請した市民病院の充実を求める内容について、市側と話し合いをもたれ、私も同席しました。今回は、病院の部局に加えて、土木、交通局も対応され、市民病院にバス停を通して巡回バスを整備する問題について、協議がされました。病院の北側の道路は相互通行できるように工事がすすんでいますが、その先の松葉までの部分は用地買収に時間がかかるという報告でした。交通局は、バスの運行に適した道路が整備されていないので、困難である。病院局は、今年は緩和ケア病棟の工事を行うので、病院の駐車場に市バスを乗り入れるのは難しい。という返答でした。守る会のメンバーから、”守山区民にとって大切な地域医療をになう病院だ。かかりやすい病院にするためにどういう工夫をしていただけるのか”という強い要望の声に、病院局の担当主幹は、土木局や交通局と相談をしてできるだけ近いところにバス停をつくることなどを検討していくように約束をさせ、半年後には、また話し合いの場で検討状況を聞くことにしました。
このほか、守山市民病院の産科を続けることや災害時の拠点病院としての対応について守る会から要望が出されました。病院局になってのメリットは何かとの質問には、病院局長が配置され、人事の面で権限がこれまでより大きくなったので、医師や看護師の処遇改善をしていくとの返答でした。市民病院の入院の利用状況は6割、1日100人で落ち込んでいるとのことでした。私は、5月2日に病院を見てきましたが、医師が減り東市民病院からの医師が増えている状況でした。お医者さんがころころ変わるようでは、市民も病院離れになってしまうのではないかと思いました。市民病院をもっと利用しやすくし、充実させるために、病院局と話あい、現場の看護師さんとも話していきたい。
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