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2008年5月30日 (金)

生活保護の住宅扶助基準をあげて

Photo 28日、共産党名古屋市議団のメンバー(わしの団長、かとう市議、山口市議、安間事務局員、くれまつ)と愛知県委員会の佐々木氏で厚生労働省に要請および、レクチャーを受けにでかけました。衆議院の佐々木憲昭議員から窓口になっていただき、衆議院の議員会館の部屋で、放課後児童健全育成事業についてと、生活保護の住宅扶助基準の引き上げの要請という問題でそれぞれ約1時間ほど話をすることができました。

一つは、名古屋市が放課後児童プラン案を策定して、トワイライトスクールと放課後児童健全育成事業を一体的にすすめようとしていることについて、国の考え方を聞きました。育成環境課の担当官から、名古屋市が一体的に進めようとしている内容について、まだ正式に名古屋市からの問い合わせがないという中で、放課後児童クラブ、いわゆる留守家庭の児童のための専用のスペースが必要であり、また専任の指導員が必要であるとの説明を受けました。こうした事業に対して補助金を出すということでした。担当官はこどもたちが異年齢集団の中で、のびのびと遊べるような事業をめざしたいし、こどもたちがどう考えているのかを知りたいとの発言に、私たちの共感できる話ができて、大変よかったです。

生活保護を受ける場合の住宅扶助基準が、低くて、生活保護を受けようとした場合に住むところがみつからず、大変苦労をしています。市の基準は11年前から35800円のまま。政令市の中で名古屋の基準は低く、愛知県や長野県よりも低く、基準の引き上げを要望しました。安い市営住宅も不足しており、単身用も少なく、すぐに入れない状況です。民間アパートで35800円以下のところは見つけにくい状況があります。厚労省の担当者は、毎年基準は見直しをしているが、実態はわかりましたと、答えていただきました。

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2008年5月25日 (日)

水防訓練

525suibouhansou 今日は、16行政区で一斉に水防訓練が行われました。守山区は、大森橋下流の右岸で学区の消防団、消防隊員、守山区役所の職員、土木の事務所、守山警察などが参加して、水防工法訓練に来賓として見させていただきました。洪水発生にそなえ、堤防が決壊しないように土嚢をつみあげる訓練でしたが、これで昨年に続き2回目の見学でした。矢田川にロープを渡し、物資を搬送するのを見ました。橋が落ちた時にこのようなやり方をするのかと疑問に思い、消防所長さんが、矢田川の橋が落ちた時を想定しているわけではないということでした。中小の河川などでこういう搬送の仕方もあるという返答でした。

525donou 天子田学区での避難活動訓練も行われ、人工呼吸とマッサージの訓練がおこなわれているところも、小学校の体育館で見学しました。私は、生協で働いていた時に、心臓マッサージと人工呼吸の訓練を受けたのを思い出していました。525zinkoukokyuu 訓練を見学しながら、中国の四川大地震やミャンマーのサイクロンの発生を思い、災害への備えは、常日頃から行っておこないといけないと思いました。守山でいざ地震が発生して一番の問題は何か。一番心配なのは、医療、そうして、古い木造住宅、狭い道路、一人ぐらしの高齢者・・・・。

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2008年5月24日 (土)

巨大ダムを見てきました

522damuhontai 22日共産党市議団メンバーで徳山ダムの視察に出かけました。レンタカーを借りて、まづは徳山ダムまで直行。バスの中では、名水労の方に名古屋市の水がどのように川からとりこみ私たちの蛇口までひかれているかという話から、徳山ダムからの導水路事業の説明を受けました。名古屋市の給水量は普通80万トンで昭和48年に最大給水量の123万トンを記録したそうですが、水は十分足りている状況。徳山ダムの水を西平ダムのところから木曽川の上流の岐阜県坂祝町まで導水路を引いて、愛知県と名古屋市が飲み水と工業用で水をつかおうというのが、導水路事業です。この事業は平成27年度完成予定で890億円もかけてすすめられようとしています。むだな事業の典型です。522tokuyamadam

徳山ダムは浜名湖の2倍の広さの、貯水量は6億6千マントンで日本一のダムとなりました。3500億円で完成したダムは、治水、利水、発電利用に基づき、国と自治体が負担を決めて償還します。愛知県も名古屋市も利水分としてこれから負担がある。揖斐川と長良川、木曽川を見ながら、蛇口をひねれば、当たり前のように水がでる生活の中で、このダムからの水を引く事業について考える視察となりました。522nisidairadam 522damunoyakuwari

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2008年5月20日 (火)

市議会の委員会所属が決まりました

16日から今日まで名古屋市議会は臨時会が開かれています。新年度の各議員の所属する委員会が決まりました。私は、昨年は都市消防委員会と環境生活問題特別委員会に所属して活動してきました。都市消防委員会は、市のまちづくりや住宅整備、そして消防、防災などハード面での政策を審議するところでした。都心のにぎわいをと広小路ルネサンスも審議されました。超高層ビルやマンション開発、高速道路整備には湯水のごとく税金が使われるが、不足している安い市営住宅は新たに整備しないという政策に対して、委員会の中では、新人ですが、当局に市民の声を届けてがんばってきました。救急医療の問題も質問してきました。

新年度は、ハードからソフトへと財政福祉委員会の所属となり、わしの恵子団長に指導をしていただき、福祉の充実をもとめてがんばります。財政福祉委員会には病院局関係の政策も審議されるので、守山市民病院の縮小計画の見直し、災害時や救急医療の充実をもとめていく決意です。特別委員会は、昨年と同じく環境生活問題対策特別委員会で、食の安全、消費者行政、環境対策の分野で審議をしていくところです。2年目なので、力をいれていきたいと思います。

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2008年5月17日 (土)

ガイドウエイバスの請願

14日の都市消防委員会にて守山のガイドウエイバスの請願について審議が行われました。

請願の内容は1.高架部分の延伸をもとめること 2.既存および新設の駅にトイレを設置することでした。 ガイドウエイバスは大曽根から小幡緑地までが、軌道を走る電車となり、小幡緑地から道路を走るバスになるもので、守山の志段味地域の区画整理事業により宅地整備がすすむことをみこんで平成13年から開業されました。高架区間では交通渋滞の緩和の効果があり大曽根と小幡緑地間は13分で通行できています。小幡緑地から中志段味までを高架にする場合には、事業を試算されていませんが、私の質問では、当局かおよそ300億の経費が予想されるとの返答でした。将来的な区画整理事業の進行と人口増、需要増の見通しの中で、財政事情を勘案して延伸をすすめていくことになり、請願は採択されました。上志段味地域は市バスがのりいれられておらず、特に高齢者の方から不便だという声があります。せめてガイドウエイバスの高蔵寺行き、瀬戸の水野行きの本数が減って不便だという声も多く、こうした問題も解決が必要です。

トイレの設置についても、採択されました。

都市消防委員会はこれで平成19年度の審議は終了しました。1年目の委員会活動で、都市消防委員会はさとう議員に指導いただきながら、1番に質問をすることをこころがけてきました。名古屋市の街づくりの内容、防災、消防の現状がわかりかけて、問題意識がもてるようになってきたところです。守山区の事業も多くあり、充実した委員会活動でした。

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2008年5月14日 (水)

巡回バスにのってみました

513bunstop 13日、志段味のみなさんと志段味巡回バスに乗って、利用状況やどんなところを回るのか確かめてみました。巡回バスは、地域で公共施設を巡回し、時間帯は9時から16時まで。1時間に1本の運行でした。バスは20人乗りぐらいで小型バスでした。図書館や志段味支所、ジャスコ、志段味スポーツランドを回りました。高齢者の方が多くのっておられ、利用人数は数名でしたが、夕方の通院のためには、16時までの時間帯を延ばしてほしいという声も聞かれました。上志段味には市バスがのりいれられておらず、この地域の高齢者は不自由をされており、市バスを早急に整備しなければなりません。513junkaibusannai 守山の地域は市バスなどの公共交通を整備し、住みよいまちにしていきたいと思っています。513maronohana

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行きやすい病院にするために巡回バスを通して

512kousyou1 5月12日守山市民病院を守る会のみなさんが、市長に要請した市民病院の充実を求める内容について、市側と話し合いをもたれ、私も同席しました。今回は、病院の部局に加えて、土木、交通局も対応され、市民病院にバス停を通して巡回バスを整備する問題について、協議がされました。病院の北側の道路は相互通行できるように工事がすすんでいますが、その先の松葉までの部分は用地買収に時間がかかるという報告でした。交通局は、バスの運行に適した道路が整備されていないので、困難である。病院局は、今年は緩和ケア病棟の工事を行うので、病院の駐車場に市バスを乗り入れるのは難しい。という返答でした。守る会のメンバーから、”守山区民にとって大切な地域医療をになう病院だ。かかりやすい病院にするためにどういう工夫をしていただけるのか”という強い要望の声に、病院局の担当主幹は、土木局や交通局と相談をしてできるだけ近いところにバス停をつくることなどを検討していくように約束をさせ、半年後には、また話し合いの場で検討状況を聞くことにしました。

512kousyousigawa このほか、守山市民病院の産科を続けることや災害時の拠点病院としての対応について守る会から要望が出されました。病院局になってのメリットは何かとの質問には、病院局長が配置され、人事の面で権限がこれまでより大きくなったので、医師や看護師の処遇改善をしていくとの返答でした。市民病院の入院の利用状況は6割、1日100人で落ち込んでいるとのことでした。私は、5月2日に病院を見てきましたが、医師が減り東市民病院からの医師が増えている状況でした。お医者さんがころころ変わるようでは、市民も病院離れになってしまうのではないかと思いました。市民病院をもっと利用しやすくし、充実させるために、病院局と話あい、現場の看護師さんとも話していきたい。

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2008年5月11日 (日)

50年前の都市計画による道路づくり

302ruba 今日は市内ですすめられている道路づくりのようすを観光バスにのって視察をしました。道路公害反対愛知県民会議の主催で約40名の方が参加。私はチラシを見て、都市消防委員会に所属して市内ですすむ都市計画道路で反対運動がおきているところをぜひ自分の目で見て、住民のみなさんの声を聞かせていただけると思い、参加しました。最初に私が毎日のように利用している302のところを見ました。写真は環状2号の小幡区域で東名阪の部分に蓋(ルーバーという)をかけて騒音対策をしたところを見ました。小幡地域では環状2号線反対の会がつくられて工事被害の問題をとりあげて457軒中221軒で家屋被害の金銭補償をさせたという話を篠原さんからお聞きしました。

Ikeutiidakasen 千種区の日泰寺近くの閑静なまちに道路をつくる計画があり、高架が街中につくられていました。相生山緑地の真ん中をつっきって市道弥冨相生山線がつくられているところは、”環境にやさしい道”という看板があり、トンネルの上に土をもって木を植えるということでした。50年前の都市計画道路を数年前から持ち出して、渋滞を緩和するために自然を破壊して道路をつくるのは、本当におかしい話だとつくづく思いました。環状2号線東南部をみたり、ささしまライブの場所を見てきましたが、高速道路だけでなく、自然を破壊して環境破壊をして市内に道路をつくろうとしている市のまちづくりは、まちがいだと思いました。ホタルがとぶ自然が市内に残っていて、こうした自然をまもる運動があちこちにあるのを学びました。南部の公害のたたかいの冊子を田中さんからもらいました。勉強します。Yatomiaioiyama

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2008年5月10日 (土)

公園にトイレがあるといいね

508kouennoyousu 3月22日に小幡駅南公園が開園し、地域から大変歓迎されています。地域の党支部のみなさんから、公園にトイレがなくてつけてほしいといわれ、実際に公園にでかけてみて、利用者の声を聞いてみました。小さな色紙にそれぞれ利用してみてもっと改善してほしいことがあればと記入してもらいました。

日陰が少ない、砂場が小さい508obataminamikouen

”トイレが欲しいと思います””こどもを遊ばせるには日陰が少ない(夏は暑すぎる)””砂場が小さいため少人数しか使えない”などと書いてもらいました。書いてもらった小さな用紙をカレンダーの裏にはってみました。公園にはお父さんの姿もみられました。すぐ目の前のマンションの人や苗代学区の人、喜多山から来たという方もあり、午前中は小さなこどもづれでいっぱいになってきました。午後は小学生たちが利用しているようです。苗代地域は公園がほとんどなくて、今回できた公園は地域のみなさんの力でつくられたものです。もっと利用しやすいように、お母さんたちの声を整理して届けようと思っています。508kouenyosegaki

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2008年5月 7日 (水)

”きと きと”

Unadukidam 連休は家族で富山方面に電車をのりついででかけリフレッシュしました。宇奈月温泉で温泉につかり、新緑と雪が残る山々を見ながらのトロッコ電車は少々寒かったのが難点でしたが、楽しいひと時でした。黒部峡谷にかかるダムは、いくつか見てきました。ダムから流れる水は砂が混じって濁っていました。砂防目的、利水目的のいろんなダムがあるわけですが、小さなダムから大きなダムと目的や役割いろいろあるのかと思いました。徳山ダムも一度みてこなくては。写真は宇奈月ダムです。Unaduki

富山のライトレールも乗ってきました。片道24分。富山から東岩瀬港にひかれた鉄道線路を利用して、低床で道路からほとんどそのままの高さで乗れる電車で観光客と競輪場の行く人たちでにぎわっていました。2両編成、約ゆれもなく、30人ぐらいのれ、快適なのりごこちでした。ライトレールとフイーダーバスという交通連絡もあり終点の岩瀬浜駅からバスが海岸沿いを走るようになっていました。  ”きときとバス”という名前のバスも走っていました。”きときと”はいきいきという意味の富山の方言? きときとになれた連休でした。Raitorail

 さあ 今日からまたがんばるぞ! 福田政権の支持率は2割を切った。共産党の政策をひろげなくては。

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2008年5月 3日 (土)

”憲法のこころが響く”

5月3日は憲法記念日。栄の愛知県英術劇場コンサートホールで憲法施行61周年を記念して市民のつどいが行われた。実家の母といっしょに参加しました。森英樹氏の講演では、改憲勢力がやや表にでていないようであるが、そうではなく、”そんなの関係ない”式に”憲法なんて関係ない”というかんじで福田政権が米軍の再編強化を推し進めている話がされました。福田首相は、小泉政権の時に憲法9条の小委員会の委員長をやっていたといことでした。わかりやすい話のあと、市民と名フイルそして外山雄三氏の指揮による合唱に聞き惚れました。うちのくれちゃんマンも6か月の練習を経て合唱に参加しました。300人からの大合唱とオーケストラの演奏は、すばらしかった。憲法のこころ、エネルギーを感じました。一番気に入った曲は”共に生きる町”。”共に生きる町はないんですか ”共に生きる町 小さくても美しい町”。ひとりひとりが大切にされる憲法のこころをいかしたまちをつくりたい。 感動しました。

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2008年5月 2日 (金)

名古屋市立守山区病院ですね

Hosannai 今日は、守山市民病院の病院長さんを訪ね、これからの市民病院の再編計画について話を伺ってきました。昨年から東市民病院より病院長に着任され、守山市民病院の再編計画スケジュールが決まっている中で、現場の医療体制の実情をお聞きしました。市立大学から市民病院への医師の派遣が不足しており、産科、小児科の医師が圧倒的に不足している実情を聞きました。今年から東部医療センター守山市民病院となり東市民病院と役割分担をして東部医療センターになったことが、玄関の外来診療科の医師の案内表示をみるとわかります。横山院長さんは、市立病院の利用者の資料をみせていただきましたが、外来は約9割、入院は86%が守山区内の住民であることなどをお聞きしました。今年工事を行い、緩和ケア病棟を来年6月から開始するということでした。すでに産科入院が今年4月から中止されていますが、分娩台は残されているので、産科の医師が確保されれば、産科分娩の復活は可能でした。医師は小児科でも3人の先生が3日に1回当直をされていますが、当直あけも外来診療があり、大変な労働条件で働いている状況をお聞きしました。1時間ほどいろいろなお話を伺いました。

Hosroad 市民病院の北の道路が工事中で5月末までに、双方向通ることができる予定のようです。市民病院の玄関まえまで、ぜひとも巡回バスが通れるようにして、利用しやすくしてほしいですね。5月12日に市役所で病院局と交通局、土木局と交渉が予定されています。

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2008年5月 1日 (木)

働くもののお祭りメーデー

P5010011 5月1日は労働者のおまつり メーデーです。白川公園で第79回愛知県中央メーデーが開かれた。昨年は雨でデモ行進がなかったが、今年はお天気でさわやかな皐月晴れで4000人の参加でした。開会の1時間前から会場入り口で、日本共産党の佐々木憲昭議員やせこさん、八田さん、小選挙区の予定候補、そして名古屋市議団でリレートークをしました。私は司会をつとめました。自公がガソリン税の暫定税率を復活させた暴挙に対し、許せないという怒りの声、お年寄りを差別する後期高齢者医療制度は廃止するしかないとそして自公政治に変わる新しい政治をみなさんが訴えました。集会には、労働組合から若い人たちが思い思いのプラカードをもって参加。”ガソリンをさげよ””時給1000円以上の最低賃金を””憲法をまもれ”などとシュプレヒコールをあげて私たちは、広小路通りから栄までデモ行進をしました。P5010005

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