高齢者医療の説明会場は人がいっぱい
8日に開かれた守山区の後期高齢者医療制度の説明会。区役所講堂は多くの参加で、用意された封筒の資料がなくなり、座れないで立ちながら説明を聞く人でいっぱい。ロビーの長イスも全部使って、区役所中のいすをもってきますからと言う説明。正確な参加人数は当局に聞かないとわかりませんが、封筒は400用意したらしいので、それ以上の参加でした。それだけ関心が高いことの現れ。当局の説明が40分ぐらい終わったところで、2月1日午後1時30分から、そして、志段味は地区会館で1月31日午前10時から行うというご案内を聞いて、立ち見の一部の人は帰る人もいました。
当局からなぜこの制度を行うのか、どんなしくみか、後期高齢者医療広域連合について、保険料についてなど説明がなされました。その後、質問は3名に限り、制度そのものについての意見は受け入れないという制限がつけられました。3人目の質問者が、どんな医療になるのか、診療が制限されるのではないかという質問には、明快な返答はありませんでした。説明の最初のところでは、高齢者人口が増えて、人口の今や1割が75歳以上、2025年には17%をしめるようになり、高齢化がすすみ、若い人が高齢者をささえきれなくなる。こうした中で高齢者にも負担をしていただかなくてはならないという説明がありました。高齢者のみなさんが、日本の社会をこれまでささえてつくりあげてきたわけです。高齢者のみなさんを尊敬し、感謝をし、老後は安心してくらしていけるような社会であるべきところです。それを、新たに負担をしてもらうのは、高齢者だけ差別して医療を行うのは、全くまちがいであると思います。この制度を決めたのは、小泉構造改革の時の自民・公明党。お年寄りいじめの医療制度はやめさせなくてはならない。選挙めあてで、凍結をいう自民・公明にだまされてはならない。共産党のつくった後期高齢者医療制度の1問1答のパンフレット(100円)が一番わかりやすい。(写真は1月6日守山革新懇の新春のつどいで)
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コメント
すごい大勢の人ですね。それだけ、みんな、不安を持っているんでしょうね。
もちろん、わたしもこの制度に反対です。高齢になれば、医療費が増えるのは当たり前のことです。それを、不利で不便になる、こんなこと許せません。
団塊の世代が高齢になるからといって、なぜ新制度にするんですか。団塊の世代は、在職中に、税金もたくさん払ったし、健康保険料もキチンと払ってきました。退職して、少ない年金で生活をはじめようとしているのに、「ウバ捨て」のような冷たい待遇なんて、絶対に許すことはできません。
国が、直接「住民説明会」を開いて、国民の意見を聞いたらいいのに・・・。
投稿: aiai | 2008年1月15日 (火) 21時27分