マニュアル不徹底で信用できない!
松河戸の産廃焼却場が建設され試運転中に消石灰が飛散する事故が起きたのが11月3日。事故の原因と対策を住民にきちんと説明してほしいと、二城、瀬古、白沢、志段味などの学区の区政協力委員長から要望がだされていました。名成産業は、それに対して、守山にはアクロス小幡文化小劇場だけの説明会ですまそうとし、12月4日説明会が開かれました。私も、急な説明会の知らせを知り、参加しました。事故原因と対策が報告されました。消石灰がタンクにどれだけ残っているか、目視による確認をおこたったこと、初期の満量警報を無視した、とか、全く消石灰の管理手順を守らないずさんな作業が明らかになりました。そして、その対策に緊急自動停止ランプをつけたり、緊急遮断装置をつけるとか、素人が聞いていて、凄い変更がなされることに、大きな不安を感じました。出席していた市民から、対策の詳細の資料をみせてほしいと要請しても、すぐに見せようとしない。そんな態度に、住民に本当におわびをし、誠実に対応しているようには見えませんでした。二城学区の区政の方が、事故がおきたら、すぐに区政のところにきて、おわびするのが当然じゃないか、地元で説明会を開いてほしいと強く要望されていました。まづ、名成産業は、各地域で説明会を開催してほしいという声にこたえて、なぜこの事故がおきたのか、そしてどう対策をとるのか、説明をまずすべき。行政(区)も間に入って、住民説明会を開催するように力をつくしてほしい。
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コメント
きょう、たまたま、この処理場の前の道を通ったんですヨ。
そのあとで、このブログを見たのです。この処理場の北には大きな工場があり、また南には(庄内川を挟みますが)ビール会社の大きな工場がありで、この処理場の小さいことが目立ちますね。搬入口と見られるスペースも、トラックがヤットすれ違える程度の小ささしか目に入りませんでした。
こんな小さな工場で、大きな事故が起きたら、どうするんでしょうか? 住民への被害は、絶対に許せません。試運転中に事故を起こすようでは、この先が思いやられますネ。こんな時、まじめな企業ならば、例えば一軒づつ誤って回るとかしますよ。もちろん、キチンとした説明は当たり前です。
この小さな工場で気になるのは、敷地いっぱいを工場に使っていて、緩衝帯がまったくないのです。緊急時の、消防などの活動のことは、どのように考えているのでしょう。
企業の姿勢と、地方行政のあり方が問われていると思います。
共産党は住民の気持ちにもあった正論を言っています。他の政党は、住民のために何を考えているのでしょう。
投稿: ひょうたん山 | 2007年12月 7日 (金) 18時01分