守山の与党議員が反対した請願
11月1日、守山市民病院の請願が財政福祉委員会で審議がされ、(委員会に所属していないくても、議員は傍聴可能)、傍聴しました。委員会では、共産党のわしの恵子議員が産科の継続をもとめて、採択せよと意見をのべ、病院の縮小計画は守山の市民は望んでいない、守山区民の要望をどう考えているのかと質問をしました。これに対して、健康福祉局長は、名古屋市全体で、高度医療の実現、救急医療の実現のために病院の再編計画をすすめるとして、守山区民の願いには全く冷たい態度でした。守山区選出の与党議員2名は、公職者会で守山市民病院の縮小計画の見直しを要望しているが、回答をもらっていない、丁寧に回答をしてほしい、とか、市立病院は市民が安心してかかれる病院であるべきといっておきながら、産科の継続をもとめる請願と縮小計画の見直しを求める請願には反対をし、共産党のわしの議員以外、全員で不採択にしてしまいました。守山区の選出与党議員2名(会派は、民主党と公明党)は、公職者会では病院の縮小計画の見直しを要望しながら、議会(委員会)では、反対をするというのは、守山区民を欺く態度としかいいようがないのではないか。今回の請願署名は、この秋からとりくまれたばかりで、いきなり、不採択。ただし、災害時の拠点病院としての充実をもとめる項目と救急体制の充実を求める項目はさすがに、不採択にはできず、保留となりました。安心して地域で医療をうけたい、地元の市民病院で安心してお産をしたいという市民の願いがなぜかなわないのか、医師が不足している問題を解決する努力をしつつ、どうしたら地域で安心してお産ができるような体制をとれるのか、助産師さんによるお産は可能です。いざ、難しいお産に対応する医師と設備を確保することはできないのか、知恵と力をあつめて、市民病院をまもりましょう。守るということは、市民病院を利用しることも守ること。乳がん検診のマンモグラフィーの機器がある、市民病院で乳がん検診をうけましょう。
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コメント
わたしも傍聴しました。
請願署名を出したばかりなのに、数十分の審議で「不採択」されました。守山区民の切実な願いなのに、名古屋市の担当者は「お役所的」な答弁だけ。「計画したのだから文句いうナ」といわんばかりの切り捨てだと思いました。
8月2日の守山区役所での「説明できなかった会」で、「改めて説明会を行う」といったのに、切り捨ての事実だけを先行させていませんか。だとしたら、住民無視もいいところですよね。
さらに腑に落ちないのは、公職者会では「守山市民病院の縮小に反対」を表明しておきながら、住民の願いを議会では「不採択」にした議員です。
地元では「見直せ」といいながら、議会では「不採択」だって。どういうことなの。地元で説明してほしい。
「医療崩壊」は、大都市でもすすんでいるといいます。「名古屋医療圏は6000床の過剰」といいながら、「病床過疎区」の守山区から105床を取り上げるのは、「過疎区」をさらに過疎化するもので、納得できませんよね。
だいたい、名古屋医療圏で余っている病床なんて、本当にあるの? 医師が足りないから、あるいは看護師が足りないから、閉鎖に追い込まれた病棟はあるみたいだけどネ。
名古屋市議会の中で、「守山市民病院の縮小に反対」する議員さんを増やさなければ、ね。
投稿: ゆうたろう | 2007年11月10日 (土) 14時36分