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2007年11月16日 (金)

松河戸の産廃焼却場の試運転で消石灰が飛散

1007syoukyakuzyougaikan 11月3日に春日井市松河戸にある産業廃棄物処理施設で試運転中に薬品タンクから消石灰が吹き出す事故が発生しました。消石灰は排ガスを中和させるためのもの。産廃建設をめぐっては、春日井と北区、守山区の住民のみなさんが、ダイオキシンの含んだちりが産廃焼却によって環境汚染をし、健康被害を受ける不安から産廃建設の差し止め訴訟がとりくまれています。いま建物がたち、試運転中ですが、産業廃棄物の処理業の許可をおろさせないように愛知県にむけた署名もとりくまれています。産廃建設をやめさせようという住民のみなさんの8年にも及ぶ粘り強い運動が続けられています。私は、守山のやめさせる会の方といっしょに焼却場をみてきました。これまで生協で仕事をしていたときに産廃焼却場をみてきましたが、廃棄物を保管するスペースがほとんどないと思いました。今回の事故原因を明らかにし、対策を明らかにする住民説明会を名成産業はすみやかに行うよう、要望してきました。ダイオキシン汚染をもたらす不安のある産廃焼却場は人口密集地につくるべきではない。1007sanpaihaikibutu

市は生活環境を守るためにダイオキシン測定の充実を  

住民のみなさんが、毎年黒松葉をとって年1回ダイオキシンの測定を続けている。検査費用は14万円。産廃をやめさせる会のみなさんは物資販売でカンパを集めてこの検査の費用をつくりだしてみえます。住民のみなさんの経済的な負担は重く、名古屋市の志段味にあるダイオキシン分析センターで検査を行ってほしいと要望がだされています。市は市民の環境を守るために、こうした市民の自主的な検査に援助をしていくべきと思います。産廃施設は春日井に建築されているから、愛知県が県民の健康をまもるたちばで産廃焼却場をあらためて適切な設置か、健康影響はどうか、対応がもとめられますが、名古屋市も市民の生活環境を守る立場で産廃焼却場問題にとりくむべきと考えます。

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コメント

 わたしは、松河戸につくられる「産業廃棄物処理場」には、かねがね問題があると思っていました。
 住民への、十分な説明ができない「欠陥工場」だったことが、今回の試運転での消石灰の飛散で、一つ照明されたといえます。名成産業は、試運転をただちに辞め、原因の究明を行い、住民にキチンと説明するべきではないでしょうか。
 近くの住民に不安を与えたままでの操業はもちろん、試運転もやめるべきです。
 名成産業さん、過ちをくり返さないでください。
 

投稿: ひょうたん山 | 2007年11月18日 (日) 21時11分

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