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2007年7月11日 (水)

守山市民病院のお産を守れ!

711mousiire_1 名古屋市は、緩和ケア病棟整備を含む市立病院整備基本計画の説明会を8月2日に行うと、守山区民に広報なごや7月号で案内しています。これは、守山市民の意向や要望を全く無視しており、容認できません。また、病院管理課より発表された「守山市民病院の再整備スケジュール」には、2008年4月から産科入院(分娩)の廃止が明記されています。これは、市内で最も出生率が高く、若い世代が増えている中で、子育て環境を整備していく名古屋市の政策に全く反するものです。さらに、この7月には、守山市民病院において産科入院(分娩)の廃止を病院にて周知する計画があると聞きました。こうした中で、本日、共産党市議団として、市役所で市長あてに、守山市民病院のお産の廃止の撤回と、お産の廃止の案内をすることをやめるように、申し入れを行いました。

市民は守山市民病院のお産の廃止を誰も望んでおりません。市民の納得のいかない中で、あくまでも計画を推進する姿勢に抗議して、今回の申し入れを行いました。申し入れに対して、5つの病院の経営を維持するにはこの計画しかないということや、いまでも産科の医師3名で精一杯の状況で来年3月まで分娩機能を維持するのも大変。医師の確保が困難であることを病院管理課長は返答されました。医師不足の問題は、全国的な問題であり、国の診療報酬の変更や医師の研修医制度なども影響し、国が医療費を抑制してきた政策に根本原因があります。こうした国の医療政策の転換と医師を具体的に増やす対策が求められています。普通のお産ができて入院手術可能な病院を維持してほしいという守山の市民は全く受け入れられないような返答でした。国の医療費抑制政策の見直し、医師不足の抜本的な対策が必要です。

8月2日の病院の説明会は、守山区役所3階講堂で午後6時から8時まで開かれます。この説明会に、病院を縮小するな、お産を守れ、医師や看護師を確保してほしいなど、守山市民の願いを病院当局に届けましょう。

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2007年7月 9日 (月)

くらしと憲法をまもる政治にかえよう

708junko 708maiku 7月8日八田ひろこさんの宣伝カーが守山に入り、アクロス小幡前でみなさんと元気よく宣伝をしました。年金問題の解決、くらしを守るために増税にストップをかけるたしかな野党の日本共産党に大きなご支援をと訴えました。庶民増税ストップ、年金問題の解決を訴えるプラカードをかかげて大勢で宣伝すると、車を運転中の人も振り向いていかれました。朝の宣伝や電話をかけていると、大増税への怒りの声が寄せられます。

先日テレビで住宅ローン減税の話がありました。所得税には住宅ローン残高の1%が5年間控除されていました。今回所得税と住民税の税率の変更で、所得税が少なくなったので、住宅ローン控除の恩恵が減ってしまいます。住民税にはローン控除はないので、逆に負担がこの面でも増えることに。私もマンション購入時にはローン減税が10万円ほどありました。マンション購入時は給与所得は少ないので、こうしたローン減税は大変助かったものです。現在マンション購入してローンを組んでいる方は、この点からも負担が増えることになると思っていました。

インターネットで住宅ローン減税について調べましたら、今回の税源委譲で住宅ローン減税が減った分は、翌年度の市民税・県民税で調整、減額されるということがわかりました。この場合、平成18年度まで入居している方が対象でした。さらに、19年から20年に購入される方は、減税の率が0.6%(控除期間10年)、0.4%(控除期間11年から15年まで)になります。いずれにしろ、マンションを取得しローンを組んだかたは、その年に確定申告をきちんと行い、ローン控除をうけましょう。

大金持ちと大企業に減税をするやりかたをかえないと、くらしは守れません。6月に実施された大増税を中止し、年末に戻し税として国民に税金をもどせと共産党は提案しています。税金の使いかたをくらしのために使われるようにし、消費税の増税をやるとも、やらないともはっきり言わないで、選挙のあとに上げようとしている自民・公明・民主党の姿を見抜いていきましょう。共産党は消費税の増税に反対です。大企業の法人税の税率をもとにもどせば、4兆円の増収です。こうした提案をできるのは、大企業から献金をもらわない清潔な政党である共産党しかできません。大企業から献金をもらっている民主党には、このような政策はだせません。今度の選挙は、共産党を大きく躍進させてください。

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2007年7月 7日 (土)

6月定例の議会は終わって

P70fujigaoka 7月4日に6月定例議会が終了しました。議会に出された議案は14のうち1つ共産党は反対をしました。反対した議案は市の施設を営利企業に開放する財産条例です。そして、人事案件で、人事委員にこれまでの教育関係から産業界から委員を提案されて、反対をしました。一方で共産党が提案した「最低賃金に関する意見書」や「政府の責任で年金記録の調査を求める意見書」は、他党の反対で否決されました。今回の議会には、請願が12件、陳情が3件出され受理されました。これらの請願は7月から9月に委員会で審査が行われます。9月に次の議会が行われることになっています。議会はこれで閉会中ですが、委員会は開かれます。8月初めに各委員会では視察が計画されています。本会議が終わっても、議員は委員会の活動があるので、夏休みはお盆のころです。7月10日には環境生活問題特別委員会が開かれ、食の安全・安心、食中毒対策などの当局からの報告が予定されています。議員は、このような役割をになっています。都市消防委員会では、市営住宅の見直しや、大規模集客施設を設置する際の手続きや手数料について今回の委員会で当局から説明を受けました。また、長期未整備公園の見直しも提案があり、街づくりに関わっている重要な委員会だとつくづく感じました。やすい市営住宅、ひとりぐらしのおとしよりが入りやすい住宅をもっとたくさんつくっていかないといけない。高層のマンション開発はどんどんすすめられるが、市民の望む住宅を作る必要がある。公園も緑化率があげられていましたが、財政難ですすんでいかないが、人口が伸び悩んでへっていくから目標は達成しそうだというような記述がありました。行政区ごと、学区ごとにもっと公園整備をしていくことが市民の願う公園づくりだと思っています。瀬古の地域に公園が足らない。そんなことを考えながら、新米の委員は必死に参加してきました。P702nogiku (最初の写真は藤ヶ丘駅頭での宣伝、2枚目は、熱田区ののぎく保育園の後援会での集会、八田ひろこさんを紹介しました)

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