文化の日の3日、東京江東区夢の島公園で開かれた赤旗まつりに千種・名東・守山区のみなさん9名ででかけました。愛知県の赤旗まつりは何度かいってますが、東京の赤旗まつりは、初めてで、不破さんや志位さんのなまの話をじっくり聞こうとわくわくしていきました。初日は、全国の物産店で、富山のます寿司と福井のさば寿司、新潟の笹団子を食べました。開放的な気分で、周防の猿回しを見て、本命の不破さんの話をいい席で聞こうと開会1時間30分前に行きました。幸い前のほうの席に座れました。
公園内にある東京スポーツ文化館はあふれるばかりの人で、会場のいすの間まで座っての満杯状態。不破さんの講演は“科学の目”講座3回目となる赤旗まつりの人気の呼び物で“いま世界がおもしろい”と題して、20世紀の歴史と今21世紀を迎えて、世界を4つのグループとしてみることができる話をされました。グローバルとか多極化といわれるが、世界で活発にいろんな国が発展をめざしているいぶきをかんじとることができました。世界の4つのグループは①資本主義国、ここでは米ソ対決がなくなり、アメリカに従わなくてもよくなり、植民地のない世界にどう資本主義国は対応していくのかという課題が課せられて動いている②社会主義を目指す国(中国、キューバ、ベトナム)で人口は14億、1番目の資本主義国9億にんの1.5倍③アジア・アフリカ・ラテンアメリカ(人口35億)は植民地から巨大な独立国になった国ぐにで非同盟、自主独立、世界平和を目指す流れが大きくなった④旧体制が崩壊した東欧・旧ソ連などでは、社会主義が失敗したら、資本主義にもどるというのではなく、ヨーロッパ連合へむかう、”西にむかう”グループと中国やロシアと協力する”東”に向うグループが出て、新しい動きがつくられているというみかたが話されました。
そして、世界が新しい動きをしている背景には、ソ連が崩壊したことによって、世界の活性化につながっている話は、なるほどと思いました。社会主義ではなかったソ連が崩壊したことを巨悪の根源がなくなり、日本共産党は歓迎したのですが、それまであった2つの覇権主義、アメリカとソ連で、一つがなくなれば、アメリカが我が物顔で世界を牛耳ることは逆にできなくなったという話は新しいみかただと納得しました。南米ベネズエラの東隣のガイアナという人口70万の国で科学的社会主義の党が議会で多数を得て政権をとったという話もありましたが、4つのグループは、相互に関係影響しながら、変化しているから、世界がおもしろいということでした。そんな話を聞くにつけて、アメリカも影響をうけているし、軍事力だけでは自分たちの思い通りにならないから、北朝鮮の核実験をめぐって、6ヶ国協議にむけてライス長官が中国韓国日本と外交に力をいれているのは、よくわかりました。そんな中でどんな外交が求められているのか、それは①世界の平和をめざす外交②侵略主義、覇権主義をとらないこと③軍事対応ではなく平和的な問題解決であると言う話でした。このようなすばらしい世界の見方について歴史とこれからについて、グローバルな話を広げていきたいなと思いました。不破さんは年齢を重ねて一線をしりぞかれましたが、理論的な話は、さすがだと思いました。これから赤旗の日刊紙やニュースもこの科学の目で世界を見て、そして日本での政治の流れをかえる2つの選挙にどうしても勝利し、日本社会が発展の方向にすすめたいと目の前が明るくなりました。
2日目(11月4日)は、女性後援会のあつまりがあり、さいとう愛子県議予定候補(千種区)が愛知の話をされるので、いっしょに参加しました。来年の東京都知事選予定候補の吉田万三さんがかけつけてごあいさつをされました。そして、愛知のテントで、八田ひろこさん、せこさん、佐々木憲昭議員、井上さとし議員が発言され、国会で今教育基本法改悪をめぐって、政府のやらせ発言の発覚で そんなことまでしてこの法案をとおそうとするのは許せないと国会で追求し、廃案にもちこむまでがんばる決意などが報告されました。一斉地方選挙の予定候補で祭り参加者はひとりひとり紹介がありました。元名古屋市職労の委員長の大黒さんもかけつけてごあいさつされ、大黒さんには夫の市長選挙でお世話になりましたので、私は今度は私ががんばりますと握手をしました。
お昼は、いわなの塩焼きを食べて、大人気の青空寄席で柳や小三治さんの落語に聞きほれました。全国物産店で牛ステーキの串焼きを食べて、お値打ちなかばんやジャケット(ピンク)、昆布巻き、黒豆、お酒に地ビールを買って、かばんに入りきらないお土産を買いました。赤旗まつりは1日で7万人の参加。お天気もよく、本当に来年の選挙で勝利するぞと元気に楽しめたおまつりでした。ありがとうございました。
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