働きにきているのになんでお金払うの
障害者の授産施設のほほえみ作業所を訪ね、丹羽理事長さんや西川所長さんにお話を伺いました。ほほえみ作業所には自閉症や知的障害者の方が30名ほどで、1個10円の電球のソケットの部品の組み立てを行ったり、クッキーなどの菓子製造を行っていました。利用者には1ヶ月で2000円から7000円の給料を払っているが、障害者自立支援法の実施で作業所の利用料金の1割と給食費の全額負担が4月から実施され、毎月多い人は25000円の負担になっているということでした。「働きにきているのに、なんでお金を払わなければならないの」という疑問の声が上がっています。世帯分離や減免制度を活用してもらい、作業所の利用抑制をできるだけ少なくする努力がされていました。幸い退所する人は出ていないが、公的な補助が減り、グループホーム(4人の共同生活)の運営はかなりきびしいということでした。国が決めたこの法律は、本当に障害者のみなさんとそして施設を営む人たちのくらしをおびやかす内容になっています。全国の自治体では利用料の減免措置をとっているところは増えています。名古屋市は国の決めたことだからと、独自の減免措置をとっていません。障害者のみなさんが地域で安心してくらせるように、市政を変えたい。(ほほえみ作業所は新守山駅の東、ガスタンクの東にあります。)
作業所で働く利用者のみなさんへの給料・ボーナスを充実させるためにいわさきちひろのカレンダー(1400円)や物資販売がとりくまれています(11月24日まで)。協力していただける方は、メールください。
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