守山市民病院整備の採択を!
8月23日名古屋市財政福祉委員会が行われ、その中で守山市民病院の整備をもとめる請願の審議がされました。結論は、正副委員長のところで請願を採決するのか、これまで通り保留の提案をするのか、一致ができず、別途この請願に関してあらためて委員会を開くということでの”保留”となりました。
市民病院の整備計画では、東市民病院と守山市民病院で東部医療センター(仮称)となり、守山市民病院は東市民病院のサテライト病院として、ベッド数が200床から95床にへり、慢性疾患患者の入院診療、末期がん患者医療、ペインクリニック(がんや顔面神経痛など痛みの治療)が行われます。この計画が実施されると長期に及ぶ入院、お産ができなくなります。小児科の入院も制限がされきます。(写真は市民病院の屋上と屋上からのながめ)
こんなことが実施されたら、守山区民の命と健康はまもれないと、市民病院を守る会ができて運動が3年以上とりくまれています。守る会では整備計画の見直しをする署名に最初とりくみ、その後、災害医療活動拠点病院として位置づけられている守山市民病院をそのまま、災害医療拠点病院として充実させてほしいという請願署名にとりくんできました。私は、今年1月から市民病院守る会の幹事になり、病院当局に医師を確保せよ、整備計画をみなおしせよといっしょに運動に加わってきました。災害拠点病院として充実せよという運動は、守山区の公職者の会、民生委員さんや区政協力委員協議会など、守山区の区民の総意としてすすめられてきました。
今年5月の財政福祉委員会では、請願(災害拠点病院として位置づけよ)は、市民病院整備計画を実施する中で、災害拠点病院として位置づけることができるかは、計画が実施中であるので、保留とするという結果でした。4たび保留となりました。今回は、新年度の新しい財政福祉委員により請願審査が行われました。共産党の山口議員が委員会でこの間、守山の市民の声を代弁して委員会審議をすすめてきましたが、今回は、あらためて、請願を採択せよと発言し、そのあと民主党の委員2名が続けて、採択せよと意見が出され、その後、委員会は午後1時前にトイレ休憩に入りました。その後、何のアナウンスもなく、2時間待たされ、開会された結論が、再度委員会で審議となりました。市民病院を守れという市民の運動が、請願採択されるかどうかというところまで追い込んできています。守山の公職者の会(市会議員、県会議員より構成)から市長あてに23日に災害拠点病院の要請と整備計画の見直しを含む要請書が出されたということも聞きました。私たちの運動が災害拠点病院への道をひらきつつあるということで、確信をもって運動をすすめていく必要があると思います。
共産党としては、医療情勢の変化、医師不足、産科小児科の不足の中で、守山区の市民病院は、産科の先生が3人、小児科の先生が3人いて充実した医療が行われているのをしっかりとみなさんにお知らせし、まもっていきましょうと訴え、人口がどんどん増えている守山区で安心して子育てができ、お年寄りがいざと言う時に病院にかかれるように、整備計画の見直しをあらためて名古屋市に要求していくべきと考えます。共産党が行った市民のみなさんへの市政アンケートでも62人の人のうち56人が市民病院縮小に反対し、充実を求める意見が出されていました(8月4日受付分220回答分まで)。守る会のみなさんとごいっしょに運動にとりくんでいきます。
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