きれいすぎて、たべものじゃないみたい!
若いお母さんたちと食の安全を考えようと後援会員さん宅で集まりました。ゼリーを使い毛糸を染める実験やジュースの糖度調べをしました。ゼリーがとけた色を見て、”きれいすぎて、食べものじゃないみたいね”とみんなびっくり。毛糸がきれいな色に染まりました。合成着色料の中には、発がん性やアレルギー性の疑いがあり、体に良くない着色料もあるので、表示を見て選んでください。糖度は糖度計を使って調べました。小さな乳酸菌飲料にもペットシュガー3本分のお砂糖が入っていたり、野菜ジュースにも野菜に含まれる果糖で糖度もジュース並みにあることもわかりました。スポーツドリンクはやや少なめでしたが、1本(500ml)あたり20gの糖分が含まれていました。大人は1日の適正糖分摂取量20~30g、子どもは15gです。飲みすぎないように注意しましょうとお話をしました。食の安全やアトピーの話もし、毎日交流できる場がほしいねとご意見をうかがいました。
<合成着色料で毛糸を染める実験> この実験は、家庭で簡単にできるので、夏休みの宿題でお子さんといっしょにやってみるといいですよ。
<用意するもの>
合成着色料使用のお菓子やつけもの、
白い毛糸(毛100%、アクリルは染まりにくいで
す)、食酢、丈夫なコップ、おなべ、はし
*合成着色料が使ってある食品の表示
赤〇〇号、黄〇〇号、青〇〇号
<実験のしかた>
毛糸はあらかじめおなべで煮て脱脂しておく。
コップにお菓子やつけものをきざんでいれて、毛糸
を加え、お酢少量を加えて、おなべで湯せんをする
(10分ぐらい)。
毛糸をとりだして、水洗いをする。
<結果>
合成着色料は毛糸が良く染まります。
天然着色料(クチナシ黄、紅花赤、野菜色素など)
はほとんど染まりません。
<合成着色料の安全性について>
合成着色料の中には、発がん性やアレルギー性の疑
いのある添加物もあります。できるだけ、合成着色
料の使われていない食品を選んで食べるようにしま
しょう。天然系の着色料の中にも、安全性の確認が
不十分なものも一部あります。めいきん生協では、
独自の添加物の使用基準をもって、安全性の確かな
添加物のみ使用した食品を扱っています。
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