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2006年3月17日 (金)

地域密着の守山市民病院を!

316demaetalk2 3月16日、守山生涯学習センターで、守山市民病院に関しての名古屋市からの出前トークが開催されました。名古屋市は健康福祉局の病院管理課長さんら3名が出席し、昨年からの市民病院整備計画の検討状況と来年度予算で提案されているクオリテイライフ21城北についてと、市民病院の経営計画の説明がされました。市民病院の整備計画では、守山の市民病院は東市民病院のサテライト病院として位置づけ、ベッド数が現在の200床を95床にへらし、”緩和ケア医療、ペインクリニック”にし、入院をして手術することやお産もできないようにする内容です。これでは、守山の区民にとって不便な病院になってしまうということで、市民病院の縮小に反対し、災害拠点病院として引き続き充実維持させていくように市民病院を守る運動が粘り強く、3年間続けられてきました。病院守る会では、請願署名をあつめて、市議会に請願し、審議が継続中の状況で、昨年も名古屋市の出前トークで市民の要望をだしてきたところです。今年に入って、名古屋市の経営計画がだされ、患者さまによろこばれる病院をめざすという内容で、今回の出前トークで説明がありました。しかし、市民の要望が全く反映しない説明でした。健康福祉局の局長さんは、守山の区民の安心を保障していくという答弁とは反する内容でした。これまでの出前トークが何も取り入れられていない内容でした。市民病院の医師の欠員がいまだ補充されない一方で、500床におよぶクオリテイライフ21城北病院には230億も市民税をかけてつくるという説明に、そんなにベッドが埋まるのか、医師も確保できるのか、何だこの計画という反発の声が出されました。

P316demaejunko どうして、守山の区民の要求、手術も入院もでき、お産もできる、普通の総合病院を維持できないのか、ベッド数をへらさないでほしい。欠員もなく、いい先生を確保してほしい! 「小児科の先生はとてもいい先生で、こどもが風邪で入院したりすることがあるのに、入院できないと、本当に困る」という若いおかあさんの声を聞きました。守山は人口が増えているのにお産もできなくて、ちいさいおこさんが入院できない病院では、少子化にはどめがかからない。

私も、市民病院を守る会の幹事として、病院を守るためにがんばる決意です。本当に出前トークでは名古屋市の姿勢に怒りをもちました。これからの運動の戦略をみんなで考えよう。

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コメント

 守山区は、庄内川と矢田川に囲まれ、災害で交通が遮断されると「陸の孤島」となってしまいます。災害で救助が必要なときに、守山市民病院が縮小されていては機能が果たせません。
 守山区で唯一の総合病院を、縮小ではなく、出産もでき、入院もでき、災害にも対応できるように強化・充実させることを求めます。
 同じ名古屋市民なのに、かたや最新の総合病院で、もう一方は出産も入院も、救急医療もできない、まさに医療の格差ではないでしょうか。平等に扱ってもらいたいです。
 

投稿: ひょうたん山 | 2006年5月13日 (土) 18時15分

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